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2008年1月14日 (月)

食育のススメ

 日は照っていますが、まぁ、曇りというところでしょうか。

 本日は、成人の日ですね。今年成人式を迎えるのは1987年生まれの人、135万人のようです。随分と減っているのでしょうね。大学業界に身を置くものとして、少子化問題は、他人事ではありません。

 ことろで、今日は、黒岩比佐子『食育のススメ』(文春新書、2007年)を読みました。

 この本の帯にあった「食は人の基本、夫婦の基本。」という言葉に触発されて、つい購入し読みました。ただ、大変面白い本でした。

 近年でこそ「食育」という言葉がもてはやされ、平成17年6月には「食育基本法」が制定され、本年1月に発売された『広辞苑』の第6版では初めて「食育」という言葉が収録されたようですが、それまでは、確かに「食育」という教育の領域(?)の重要性は、あまり説かれていなかったと思います。

 ところが明治30年代には「食育」に関する大ベストセラーが新聞小説という形体で、多くの庶民に読まれていたそうです。それは村井弦斎の『食道楽』という本ですが『食育のススメ』は当時の食育に関する啓蒙本であるこの『食道楽』を紹介するものです。

 この『食道楽』は「美味しい料理を食べる幸せ、未知の味を知ったときの喜び」が書かれているばかりでなく、「文中に具体的なレシピが紹介され」「料理の蘊蓄、食物が身体に与える影響、料理の素材や道具の知識、生活全般の知恵など、読みながら自然に多くのことを学べ」(「あとがき」)るようなので、時間を見つけて読みたいと思います。

 『食道楽』のエッセンスは、黒岩さんの『食育のススメ』でもよくわかります。この本を読むと村井弦斎の『食道楽』を読みたくなります。紹介本としては、非常によく書けている本ではないでしょうか(僭越ながら)。

 わたしも娘の教育方針として、知育より、徳育より、体育より、食育を掲げたいと思いました。

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