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2008年2月20日 (水)

知的財産と創造性

 曇り。今日の教授会は長かった。会議等で時間が分断されると、なかなか勉強が進みません。ということで、今日も、読書を。

 今日は、宮武久佳『知的財産と創造性』(みすず書房、2007年)を読みました。

 著作物の創作者の利益と著作物の利用者の便宜をどう折り合いをつけていくのか。非常に難しい課題だと思います。本書は、専門的になりすぎることなく、また、ハウツー物に堕することもなく、著作権制度について、若干、利用者側の視点から描いた書物です。

 いわゆるデジタル万引きや図書館から借り出した本の複製を「私的使用」(著作権法30条)に該当するとしている点など、若干、疑問点がないではありませんが(このあたりが「あとがきにかえて」で作者が専門家から指摘されたという「微妙な問題を断言してしまうと誤解を招きやすい」という部分かもしれませんが)、それでも、実務的な視点から法制度を論評する水準の高い著作だと感じました。

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