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2009年1月19日 (月)

生誕100年の作家たち

 今日は、晴れの予報です。

 一昨日・昨日と大学入試センター試験が実施されました。わたしの担当した試験室では、大きな混乱(小さな混乱も)なく、無事に試験が実施できたように思います。受験生のみなさま、そして監督者の方も、お疲れ様でした。

 はじめて担当試験室の主任監督官を務めたので、いい得ぬ疲労感が残り、あまり勉強する気になれません。そこで、中央公論2009年2月号を読みました。これを買った目的は「生誕100年の作家たちを読み直す」という特集を読みたかったからです。

 1月4日のブログで今年は松本清張が生誕100年であることを書いたとき、そのとき太宰治も生誕100年で、ちょっとびっくりしたといいました。

 この特集では、その他に、中島敦、大岡昇平、植谷雄高が生誕100年であることを上げ、5人をめぐる特集がされていました。

 この特集の冒頭では、高橋源一郎さん、加藤典洋さん、関川夏央さんによる「20世紀の落とし子たちの文学」という座談会が掲載されています。その中で同じ年生まれの作家、「学年が一緒」の作家、という視点で書いてきたものを分析するということがあまりなされてこなかったとこが指摘されています。大変、興味深い指摘だと思います。わたしが松本清張と太宰治が「同じ年」であったと思っていなかったことも、不思議ではないようです。そもそもこれまであまりそういう視点で、文学評論されてきなかったようです。高橋さんが「『学年が一緒』というのは同じ時期に同じものを見て、同じものを読んで、同じものから影響を受けている。それが30年後、40年後にいろいろな形で表れてくる」(193頁)といっています。そういうものかなぁ~、と思いました。

 そういえば、勤務校の同僚先生の中には、同じ年の方が多いのですよね~。同じ時期に同じものを見て、同じものを読んで、同じものから影響を受けても、それが40年後にはいろいろな形で表れてくるのですね~(深い意味はありません)。みなさん立派な方ばかりなので、わたしが1歩も2歩も成長が遅れているという感じです。

 生誕100年の作家たちの特集を読んだあと、どうしても気になったので、もうひとつの(むしろ目立っている方の)特集も読んでしまいました。その特集とは、ズバリ「大学の絶望」!。せっかく入試監督が終わったのに、あんまり「絶望」、「崩壊」といわんといて!、という感じです。ふぅ~。

 (なお、引用中の漢数字の部分は算用数字に改めました)。

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