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2009年3月28日 (土)

華氏451

 曇り。天気は下り坂か。

 フランソワ・トリュフォー監督作のSF「華氏451」を観ました。

 設定は「書物は人を不幸にする。書物は人を反社会的にする」とされ、書物が禁止された未来社会。この映画は、書物所持が違法行為とされたこの社会で、書物焼却に従事するファイアーマンが、書物を読むことの意義に芽生えていく物語です。

 きっかけは通勤電車のなか。教師見習に扮したブックピープルが、あるファイアーマンにこういいます。「あなたは燃やす本を読んだことがある?」。その言葉以来、彼女のこと、そして何よりも本を読むことが気になったファイアーマン。ある伝記を読むことで「本の背後には人間がいる」と感じた主人公が、職を辞して、ブックピープルの住む村まで逃げます。

 物語のクライマックスは、ブックピープルの住む村の様子です。そこの住人は本なのです。彼らが一人一冊の本を暗記している。人が本である図書館。人類の知的遺産が、ここで伝承されている。本編112分の充実した映画でした。

 ところで題名の「華氏451」は、本のページに火がついて燃え上がる温度のようです。

 映像終了後では、無断複製は著作権法違反であるとの注意画面が現れます。ただ、本を頭のなかに複製することまで、法律で禁止できませんよね。

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