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2009年4月12日 (日)

サマヨイザクラ

 今日も晴れそうです。学務(とくに教養教育の履修相談)に追われた怒涛の1週間が終わり、来週からは本格的に前学期の講義がスタートします。

 週末は研究会のためにQ大に行きました。破産管財人の選任に異議あるときに「出訴の途」がないことについて争われた2006年の決定、政府による軍隊派遣について議会の承認が必要とした2008年の決定、という、いずれもドイツ憲法に関する2つの裁判例についての報告を聞きました。

 福岡までの車中は、郷田マモラさんの『サマヨイザクラ 上・下』(双葉社)を読んで過ごしました。

 副題に「裁判員制度の光と闇」とあるこの漫画は、本年5月21日(わたしの誕生日)からはじまる「裁判員制度」をモチーフとした「社会派」漫画です。

 3名を殺害した被告人の「個人の悪」にそれを招いた周囲の人の「集団の悪」(いじめ)を対置して人間の深層心理を解き明かそうとしたこの作品は、裁判員制度の解説以上の内容的深みをもつ作品に仕上がっています。

 とくに裁判員による審議が終わり判決が言い渡されようとしていた、まさにその時からはじまるストーリー展開に圧倒されます。

 わたしの本棚には他に、きらさん(原作・酒井直行さん)による『裁いてみましょ。』(集英社)という漫画本もあるのですが、暇を持て余したら「漫画で法学」してみることも、一興でしょう。

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