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2009年4月22日 (水)

休講とか。

 清々しい朝です。本日の1限目を休講にしたので、より清々しい朝になりました。休講なのに「お仕事」カテで、申し訳ありません。

 ということで、先日の講義中にしそこなった本の紹介を“ほんのすこし”(ダジャレになってる?)。

 これは講義中にも紹介しました。田原総一朗さんの『日本の戦争』(小学館、2000年)です。すでに文庫版も発売されているようです。

 講義中にもお話ししたように、当初より敗戦が予想されていた太平洋戦争になぜわが国が突入してしまったのかを問うた本です。このことには諸説あるようですが、本書は、軍部も官僚体制であることに着目して、無謀な戦争への突入を、権限と予算の拡大を求める「軍部の官僚体質」にその原因があるとしています。

 この分析が正しいのかわかりませんが、目から鱗が取れる思いをしました。

 ついでに、ポツダム宣言の受諾は「決して無条件降伏ではなかった」という言説があります(教科書にもこの表現があります。108頁)。この件の意義、背景については、大澤正道『戦後が戦後でなくなるとき』(中央公論社、1995年)を読んでみてください。

 さいごに紹介するのは、古森義久さんの『国連幻想』(産経新聞社、2004年)です。この本は表題のとおり、国連に対する日本の信頼が実は幻想に過ぎないほど、それは無力で奇怪な機構であることが述べられています。

 来るゴールデン・ウィーク前後は「憲法の季節」でもあるので、ひとつふたつ、憲法に関する本を読んでみるのはいかがでしょうか。

 ところで、わたし「講壇禁欲」を旨としているのですが、所得税、社会保険料のあまりの多さに、ときに党派性ある見解を述べてしまうことがあります。受講生のみなさん、どうかわたしの発言を絶対視せず(すでにしていないと思いますが…)、つねに批判的態度で講義に臨んでください。「わたしの見解にも誤りがあります」(と、わたしが言う)。んんん・・・。

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