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2009年7月

2009年7月28日 (火)

阿部謹也自伝

 くもっています。蒸し暑い日です。

 昨日の大学院の演習をもって、前学期の講義がようやくすべて終了しました。あとは8月早々にある定期試験の実施と採点です。

 というわけで、読みかけていた『阿部謹也自伝』(新潮社、2005年)を最後まで読みました。

 わたくし、結構、自伝本を読むのが好きで、頃合いを見計らって過去にも数冊、自伝本を読みました。阿部謹也さんは、ヨーロッパ中世研究の第一人者、『ハーメルンの笛吹男』や「世間」研究で知られた西洋史家です。

 本書でもドイツ留学中に『ハーメルンの笛吹男』に出会ったことや、後にどのような考えで「世間」研究にむかったのかが、述べられています。

 また阿部さんは、一橋大学で学長まで勤めた人です。国立大学に勤務しているわたしにとって、大学内部の出来事や文部省(現・文科省)と大学の交渉の過程を読みやすく描いているこの本は、大変、興味深い本でした。

 その中の一節を引用します。これは「教養とは何か」という小見出しの下に書かれた一節です。

 「教師はいうまでもなく、自分が教えている教科が誰にとっても絶対に必要なものだと思っている。教師は大学院で勉強した時から、そう思い込んでいるのである。ところが現在大学生は同世代人口の五割近くを占めている。それほどの数の学生達が、大学教師になったエリート達と同様な価値観を持っているはすがない。彼らは大学で教えられている教科がどのような価値をもっているのかを知らす、少なくとも自分とは関係がないと思っているのである。大学における教養教育はまずこのような学生を知ることから始めなければならないのである。そして彼らの一人一人が自分を発見し、社会の中における自分の位置が解るまで指導しなければならないのである。大学の構造が今では戦前と全く違ってしまっているのに、教師は今も自分が学んだ学問が誰にとっても価値があるものだと思いこみ、それを理解しない学生を馬鹿にしているのである」(240頁)。

 本文は改行のあと「大学はこのような状態の中で確実に死にかけている。・・・」と続きます。わたしは自分が教えている教科が「誰にとっても絶対に必要なものだ」などという自信は持っていません。が、阿部さんのこの文章から、いろいろ考えることもありました。

 それにしても、阿部さんが学長なら、一面で頼りになるかもしれませんが、反面で、耳も痛いことでしょうね。阿部さんが学長時代に『「教養」とは何か』(講談社現代新書)を書かれ、教官から総スカンを食らったのも、わからないではありません。「教養教育」って、難しいですものね。

2009年7月27日 (月)

大雨とか。

 くもはまだありますが、晴れています。暑い一日です。

 週末は大雨でした。みさなま、お変わりありませんか。そんななか、金曜日には、同僚先生たちと、阪神百貨店屋上の「ファミリー・ビアガーデン」に行きました。

 ファミリー・ビアガーデン

 定期試験期間中ということもあり、「7割落としてやる(笑)」という新任の先生もいて、悲喜こもごもでした。本当に7割落としたら、夜道には注意しないといけませんね。ところで、ファミリー・ビアガーデンということで、われわれは「何一家」でしょうか?脱法集団ではないですよね。

 土日はお家で子守をして過ごしました。ときおり強く雨が降りましたが、生活に影響があるようなことはありませんでした。そういえば、まだ梅雨も明けていないようです。まもなく8月というのに・・・。

2009年7月24日 (金)

アメリカ最高裁とレーンキスト・コート

 雨が降ったり、止んだりしています。

 先日、関東学院大学の吉田仁美先生からご本をいただきました。画像がなくて申し訳ありませんが、いただいたご本は、宮川成雄(編)『アメリカ最高裁とレーンキスト・コート』(早稲田大学比較法研究所叢書36、成文堂、2009年)です。

 アメリカ憲法研究家として全国的に名の通った執筆陣によるもので、アメリカ憲法を少し勉強しているわたしにとって、大変参考になるものでした。ありがとうございました。

2009年7月23日 (木)

ブログで補講 憲法Ⅱ

 きょうは晴れです。

 昨日の「憲法Ⅱ」の最終講義が休講になってしまったので、この場をお借りして、「補講」をしようと思います。もちろん定期試験には関係ありませんが、あと1回で憲法の統治機構論の全範囲を講義し終わると思っていた矢先の、大雨洪水警報だったので、達成感を得るために簡単にですが「補講」をと思いました。

 以下、長々と「補講」していますが、定期試験の最終科目であろうS先生の「政治過程論」が終わった後、当日は徹夜で挑んでいることでしょうから、一眠りして、そのあと時間があったら、この「補講」を読んでください。

 このブログをみていただいている受講生の方、お友達にもブログで「補講」していることを、できれば伝えてください。

 Ⅰ 地方公共団体の条例制定権と法律の関係

 配布済プリントの94~95頁にかけて、最終課題としてこの問題があります。この問題については、徳島市公安条例事件(最大判昭50年9月10日刑集29巻8号439頁、百選Ⅱ235事件)を参考にして考えてください。この判例を読むと、つぎのことがわかると思います。

 (1)ある行為を法律と条例という二法規で規制している場合、

 ①法律が条例の適用について明文で規定している場合はそれによる。【例】売春防止法附則4項は、売春規制条例の失効を定めている。

 法律に規定なき場合、

 ②法律と同一目的で同一事項を条例は規制できない。(法律なき場合でも、それが当該事項を規制しないという国会の意思表示である場合にも同様)。これを国法(法律)先占論といいます。

 ということは、法律とは異なる目的、対象なら、条例による規制が許される場合もある。但し、その場合でも、条例による規制の必要性、正当性は問われなければならない。

 ③法律と同一目的、同一対象(事項)ではない条例は、つぎの二類型に分類されている。

 ○「上乗せ条例」(法律と同一の対象を別目的でより重く規制する条例)

 ○「横出し条例」(法律と同一目的で法律が対象としていない事項を規制する条例)

 これらの性質をもつ条例の適法性は?

 ④国法先占論の見直し。条例が法令と明確に抵触する場合以外、地方公共団体の地域性、自主性を尊重し、条例による規制を認める方向へ(教科書269頁にある規制限度法律、最低限度法律)という考え方も、ここから生まれている。

 (2)この枠組みで徳島市公安条例事件をみると、

 ①道交法と公安条例の規制目的

 ○道交法77条1項4号→道路交通秩序の維持

 ○公安条例→地方公共の安寧と秩序の維持

 道路交通秩序の維持は公共の安寧秩序の維持の一部に含まれと考えられるので、公安条例の規制目的に道交法の目的が包摂されていると考えられます。したがって、本件公安条例は「上乗せ条例」の一種だと思われます。

 ②本件「上乗せ条例」の適法性

 「上乗せ条例」の典型例とされている公害規制条例で考えると、環境保全、生活環境維持という事柄の性質上、地方の状況、実情に合わせた規制が許されるものと思われます。このことを想定し、公害規制条例の多くは、法律中に条例での規制も許容する旨の規定があります。【例】水質汚濁防止法29条、騒音規制法27条、悪臭防止法24条など。

 道交法には上記のような規定がありません。

 ここで問題になるのは、集団行動の態様について、地方の状況に合わせた規制をする必要性があるのか、という点です。この条例で規制される行為が表現の自由という重要な基本権に関するものだと考えるなら、法律(道交法)による規制をもってすべてであると考えるべきだとも思われます。

 ③最大判の見解(百選Ⅱ235事件から引用しました)

 「道交法と条例が、重複して集団行進等に対する道路交通秩序維持のための規制を行っている場合でも『両者の内容に矛盾抵触するところがなく、条例における重複規制がそれ自体としての特別の意義と効果を有し、かつ、その合理性が肯定される場合には、道路交通法による規制は、このような条例による規制を否定、排除する趣旨ではなく、条例の規制の及ばない範囲においてのみ適用される趣旨のものと解するのが相当であり、したがって、右条例をもって道路交通法に違反するものとすることはできない。』」

 最高裁の見解が適切がどうか、みなさん考えてみてください。

 Ⅱ 発展課題(そんなの、あったか?)として提示していた国税専門官試験の(3)について

 これは投票の結果に長および議会の決定を法的に拘束する住民投票条例の憲法適合性を問う問題でした。この問題については、海上ヘリポート基地の移籍について住民投票を行ったことに関する那覇地裁平成12年5月9日判決(判時1746号122頁、百選Ⅱ224事件)を参考にして考えてください。

 ①この住民投票条例は、市長のヘリポート受け入れ可否の判断について、「有効投票の賛否のいずれか過半数の意思を尊重するものとする」と規定していました。ところが、条件付きのものも含めて「反対」が多数を占めたが、市長は「賛成」(ヘリポート受け入れ)を表明し、辞職しています。

 ②【Q1】市長は本件住民投票の結果に法的に拘束されるでしょうか。

 ③那覇地裁の判断 那覇地裁は大要つぎのようにいい、市長の判断は本件住民投票の結果に法的には拘束されないとしています。

 「・・・市長がヘリポート基地の建設に関係する事務の執行に当たり、右有効投票の賛否のいずれか過半数の意思に反する判断をした場合の措置等については何ら規定していない。そして、仮に、住民投票の結果に法的拘束力を肯定すると、間接民主制によって市政を執行しようとする現行法の制度原理と整合しない」。

 ということで、まず条例の規定が住民投票の結果を「尊重する」となっていること、その結果として、投票結果に反する判断をしたさいの措置に関す規定がないこと、またもし結果に法的拘束力を認めると間接民主制を採用する現行法制度と整合しないことをあげて、本件条例に市長の判断は法的には拘束されない、との判決を下しています。

 では、ここから発展して、

 ④【Q2】長の決定を法的に拘束する条例を制定できるでしょうか。

 地方自治法138条の2は、地方公共団体の執行機関に当該地方公共団体の事務を「自らの判断と責任において、誠実に管理し及び執行する義務を負う」と規定しています。この法律の規定を下位法であるところの条例で覆すことはできないと考えられるので、地自法138条の2により、地方公共団体の長の決定を法的に拘束する条例は制定できないと思われます。

 また那覇地判もいうように、現行法制度が間接民主制を採用していることとの平仄を合わせるためにも、長の判断を法的に拘束する条例は制定できないと思われます。

 ⑤【Q3】議会の決定を法的に拘束する条例は制定できるか。

 これも那覇地判を参考にすれば、間接民主制と整合性あるよう条例制定されるべきでしょうから、議会を法的に拘束する条例も制定できない、となりそうです。

 ところがここには悩ましい問題が残っていると、わたしは感じています。【Q3】のような問いについての解答は上記でよいと思いますが、【Q3】は地方議会の決定を地方議会の決定である条例で法的に拘束する・・・という問題ですから、いわゆる自己拘束の有効性の問題も絡んでいると思います。これ以降は憲法論というわけでもないでしょうから、「補講」としては、このような視点もあることに言及するに止めておきます。

 Ⅲ 憲法Ⅱ(統治機構)全体を通して

 この講義、初回から抽象的概念のオンパレードで、かつ、担当者の講義下手もあって、難解で眠たい講義であったと思います。そこでここで一体この講義で言いたかったことはなにかを、ごく簡単にお話ししておきたいと思います。

 この講義でお話ししたかったことは、日本国憲法の統治に関する規定を、法の支配の要請(表れ)という視点から読み解くことです。法の支配を積極的に定義することは困難ですが、それでも、それが目指していることは、有り体にいえば国家行為に謙抑性をもたせること、これだといえると思います。このことは講義で何度も、何度も繰り返しました。

 国家行為に謙抑性をもたせるために憲法がとる仕組み(憲法の基本原理)として、大きな枠組みとしては権力分立があること、また国会と内閣の間に議院内閣制を採用し両者の間に「政治方針一致の原則」をもたらそうとしていること、またミクロ的視点では司法権について、「法律上の争訟」性、付随的違憲審査制の採用など(この他にも国会や内閣などのところでも、これらの権限を制限しようとする法理論を縷々、講じました)、これらはすべて、国家機関の行為に謙抑性をもたせる仕組みという視点から分析可能であると述べてきました。さらに統治権については、中央政府と地方政府にその主体を分割し、地方政府にも自治権を与えていること、これも権力分立の要請であるといいました。

 なぜ国家行為は謙抑的でなければならないのか。この点については、そのことによって、結果として国民の基本権が守られるとお話ししました。この視点は日本国憲法下における政府の役割をあまりにも消極的に捉えていると言われるかもしれません。ただ、まずは日本国憲法がなによりも国家権力を制限しようとした近代立憲主義の系譜に属するものであることを明らかにすることが、この講義の目的であると考えて、「教科書に沿って」このことを講じてきました。

 わたしとしては、この[Ⅲ]で述べた視点から憲法条文を理解し、憲法理論を展開するという「感覚」が朧気ながらもつかめたなら、その学生には優秀な単位を付与したいと思っています。わたしの「眠たい講義」にちゃんと出席されていた方なら、この「感覚」は頭のなかには備わったと考えています。現に、研究室を訪れ話をしてくれる学生のなかには、個別の問題についての知識には欠けるものの、憲法構造を全体的に俯瞰して意見を述べてくれる学生も多くいます。

 ところが、定期試験による単位付与は、そうはいきません。ここが教員としてちょっと辛いところです。というわけで、本日からはじまる定期試験期間。憲法Ⅱの対策は、8月にはいった頃からでしょうか(笑)。憲法Ⅱを受講してくれたみなさまの、各科目定期試験のご健闘を心よりお祈り申し上げます。

2009年7月22日 (水)

えっ、休講!

 雨など降っていません(かつて降っていましたが・・・)。

 本日の1限は、またまた大雨洪水警報発令のため、休講になってしまいました。定期試験前最後の講義だったので、試験のことも含めて盛りだくさんの内容(?)を用意していたのに・・・。ちょっと、晴れてるって!。日食もみられたって!

 気象警報に完全に連動させた休講措置を見直す必要があるのではないでしょうか(おお、いつも無内容のこのブログにしては、まともな意味ある提言では!)。

 ところで「憲法Ⅱ」受講生のみなさん。Web CT に「定期試験について」という文書を掲示しました。試験勉強の参考になればいいですが・・・。(以上は、業務連絡でした)。

2009年7月21日 (火)

憲法Ⅱのレジュメ

 雨が強く降っています。衆議院が解散されました。

 さて受講生のご要望にお応えして「憲法Ⅱ(統治機構)」の講義で配布したレジュメを Web CT で配信しております。

 このシステムをあまり利用したことがないので、レジュメをそこから入手できた方は、是非、ご一報ください。

 以上、業務連絡でした。

2009年7月20日 (月)

母校での研究会へ。

 本日は雨のようです。Cimg2197

 先週末には母校で行われた研究会に出席しました。このインター・カレッジの研究会は今回で221回とのこと。わたしが入学する前から、そして修了した後も、続いている由緒ある研究会です。

 現在の勤務校に移ってから距離的なこともあり、この研究会への出席が久しぶりになってしまいました。今回は恒例の暑気払いコンパもあるとの連絡もうけ、ちょっと「恨み節」のひとつでもと思い(しー、しー、それは言ってはいけません。内輪ネタで済みません。)、鉄路で日帰りしました。

Cimg2198  この研究会に出席するときは、鷹野橋商店街入り口にある「ボラボラ」という喫茶店でパスタの昼食をとることを常にしております。それもいつも、フレンチソースのミックスに決めています。在学中も修了後も、これ以外、食べたことがありません。なんとなくここまで来ると、意固地になって、フレンチ・ミックスを注文してしまいます。

 研究会では2人の報告を聴きました。研究会での勉強の内容は省略します(なにしにいたのでしょう~)。

Cimg2200  夜は駅新幹線口から牛田の坂を登ったところにある、イタリアン「アル・ピッツォ」に行きました。

 このお店は名前の通り、ピッツァがおいしいところでした。高台にあるだけに、広島市内を一望できてよい眺めだったのですが、この佇まいから窺い知れるように、テラスでの食事は蚊との闘いでもありました。とくに赤や白のアルコールが体内に大量に注入されていただけに・・・。体内ではロゼになるのでしょうか(そんなはずはない)。

 懇親会のあとは、のぞみ→有明を乗り継いでの「午前さま」でした。これも仕事のうち、仕事のうち・・・。

2009年7月15日 (水)

Justice in Robes

 青空も見えますが、厚い雲もあります。

 新カテゴリ「英米の法理学、米国憲法」をはじめます。これは、わたしの「積ん読」本を紹介するカテゴリです。ネタがないときに、ブログを更新するための、いわば「送りバント」のようなカテゴリにしようと思います。

 第1回目は、Ronald Dworkin, Justice in Robes, 2006. です。

 著者のロナルド・ドゥオーキンは、ニューヨーク大学ロースクールの法哲学の教授です。本書は法命題のなかに道徳的規準が含まれているとする彼の見解に対してなされた批判的見解への応答論文を再録したものです。

 とくにリチャード・ポズナー裁判官のプラグマティズムの手法を用いた法分析を反論し、ポズナー自身も道徳理論に回帰しているという第2章、第3章など、読み応えのある論文が収録されています。

 また1992年に亡くなったH.L.A.ハートの遺稿(The Concept of Law, 2d ed., 1994 の補遺)への応答論文(第6章)は、重要な論文だと思います。ドゥオーキンの法政策的にリベラルな立場の基盤をつくっている legality 概念の淵源が探究できる論文です。

 さらに最終第9章はジョン・ロールズの法哲学をもとに、これは本書全体を通して言えることですが、裁判官の言説のなかの正義を探究しています。

 ここ30年間、法哲学論争の常に中心に位置してきたドゥオーキン。本書では、法実証主義を痛烈に批判する彼の見解が鋭敏に表明されています。

2009年7月14日 (火)

授業の撮影。

 よく晴れた、暑い一日です。

 日曜日の都議選敗北を受けて、麻生総理大臣は、衆議院の解散を決意したようです。どうも8月30日が総選挙投票日になりそうですが、当日は日テレで24時間テレビを予定しているようで、大わらわとのこと。

 昨日の月曜日には臓器移植法改正案(A案)が参議院で可決され、成立しました。「脳死を人の死」とするこの法律の是非は、いかがでしょうか。また、その後、衆議院では内閣不信任案が、参議院では問責決議案が提出され、本日その審議・議決(衆議院では否決、参議院では可決の予定)の後、国会は野党側の審議拒否により、空転するようです。もう総選挙モードというところでしょうか。

 そんな政治の喧噪のなか、本日のわたしの授業では、勤務校のHP用に掲載するために、授業風景の撮影が行われます。昨日、担当の先生が研究室に来て、「映してもよい格好をしてこい」とのこと。わたしの授業映像が採用されれば、10月以降の熊本(法)のHPで、授業風景が動画で観られるはずです。でも、ボツの場合もあります。

 という感じで、これから緊張の中、講授業にむかいます。

2009年7月13日 (月)

週末のわたし。

 晴れです。今日は30度を超えます。

 週末、土曜日にはゼミ生とコンパしました。同じ店内で別グループが合コン中(それもあきらかに男子が少ない)だったので、そっちも気になりながらの「教育コンパ」でした。わたしのゼミの学生はみな、気のいい学生なので、希望の職業につけるといいなぁ、と思います。

 ところで最近の若者はカシス系の飲料を好むようです。そこでわたしも20年ぶりぐらいにカシスソーダを飲んでみました。ん~、つぎに飲むのも20年後でいい、と思いました。

 日曜日は熊本学園大学の先生方と野球の試合をしました。

Cimg2192  結果はスコア・ボードにあるとおり、またまた勝ってしまいました。

 熊大(法)と学園大さんとの間では、学園大が熊本商科大学であった頃から数えて50年間、野球の対抗戦をしています。毎年春秋(もう夏ですので夏秋か)の2回対抗戦をしているので、この秋には100回目の節目の試合を迎えます。この間には学会で結構有名な先生も、野球に勤しんでいたとのこと。伝統って、すごいですね。

Cimg2194  今回は「努力賞」をいただきました。「努力賞」というと、努力が足りなかったときにもらう賞のでしょうか~?(たぶん、努力した人への賞だと思います)。

 賞品はマイ箸でした。大黒屋さんから購入したようです。時代劇に出てきそうなお店ですね。

2009年7月11日 (土)

放送法を読みとく

 あめの朝になりました。

 昨日、鈴木秀美先生他編著の『放送法を読みとく』(商事法務、2009年)をいただきました。

 現行放送法制度および放送をとりまくわが国の状況がコンパクトにまとめられている良書だと思いました。

 編者の鈴木先生は、わたしの博士論文の審査委員をしていただくなど、大変お世話になった先生です。また、分担執筆者のなかには、わたしがよく知るお友達もいます。

 研究費削減の折、ご本をいただけることはありがたいことです。

2009年7月10日 (金)

生と死の倫理学

 どんよりと曇っています。

 はやいもので7月も中旬になり、定期試験が気になる頃となりました。みなさまにはお変わりなく、お過ごしのことと存じます。

 試験問題を考えてみようとは思ったものの、なんとなく体からみなぎる覇気が感じられなかったので、読みかけの本を読みました。

 本日の本は研究室にあった、篠原駿一郎・波多江忠彦編著の『生と死の倫理学:よく生きるためのバイオエイックス入門』(ナカニシヤ出版、2002年)です。

 研究室の本なのでカバーの様子は知らなかったのですが、このような表紙なのですね。

 先日、臓器移植法改正案が衆議院を通過したのを切っ掛けに、すこし生命倫理のことを考えてみたいと思い、本棚に手を伸ばしました。その後、参議院でも改正案の修正案が提出され、審議されました(まだ、採決には至っていません)。

 この本には、臓器移植や「死の定義」の問題だけでなく、不妊治療、人工妊娠中絶、出生前診断など、いわゆる「生の問題」も含めて論じられています。

 とくに、現状ではすでに「人体部品の各種利用(リサイクル医療)」というのが進んでおり、米国のクライオライフ社では、たとえば心臓弁なら1つ6950ドル、アキレス腱1つ2500ドルで販売されているという「臓器移植とバイオエシックス」(山口意友さん執筆)という論文が興味深かったです。

 山口さんはこのような「人体部品のリサイクル医療」を「医学的カリバニズム」(カリバニズムは「人肉食」のこと)という衝撃的なタームを用いて分析しています。

 大学から大学院のころ、加藤尚武さんのものなどを中心に生命倫理について考えたことを思い出しながら、なつかしく本書を読了しました。

2009年7月 9日 (木)

泥武士

 曇ったり、晴れたりの一日でした。

 先週で木曜日の講義は終わらせてしまったので、今日はオフです。オフということで、娘を幼稚園に送った後、妻と買い物に行きました。

 ランチは熊本市水道町・上の裏通りにある「泥武士」に行きました。

Cimg2179 Cimg2180

 「泥武士」という店名から受けるイメージと違い、オーガニックを基調とした素材選びと雰囲気のいい店内が特徴のお店でした。

 画像のプレートにレタスのサラダ、ご飯とみそ汁、コーヒーがつきます。

 わたしが学食やお弁当を食べているとき、妻はママ友と一緒に、こういうお店でランチしているようです。

2009年7月 8日 (水)

ガタカ

 どんよりと曇っています。

 久しぶりに午後がフリーな水曜日でした。フリーということで、昼食後、DVD観賞しました。観たのはアンドリュー・ニコル脚本・監督の「ガタカ」です。

 遺伝子検査で生まれて数秒後には推定寿命がわかってしまう社会。そこは遺伝子操作をして生まれてくることが「普通の出産方法」である社会です。

 主人公は両親の信念のもと、遺伝子操作をせずに生まれ出てきたビンセントです。遺伝子操作をしなかった結果、彼には心臓疾患の可能性と短い寿命という運命が、遺伝子検査の結果判明します。そのことに落胆した両親は、2人目のときには、遺伝子操作をします。

 さて主人公は、宇宙飛行士になる夢をもちます。彼は、その夢を叶えるために、ガタカに入社したいと考えます。ところがガタカの入社には、厳しい遺伝子チェックがあります。そこで彼のとった手段は・・・。ここからはDVD等でご覧ください。

 ちなみにタイトルの「ガタカ」(GATTACA)とは、遺伝子の本体であるDNAを構成する4つの塩基(アデニン、グアニン、シトシン、チミン)の頭文字をとったものです(う~ん、なつかしい)。

 生まれてすぐの遺伝子検査で心臓疾患と短命が運命づけられていた主人公ですが、その後の努力でこの運命まで見方に引き寄せます。彼の印象的な言葉をここで。

 「この世は不可能なことばかりではない。欠点ばかり探すから、本当のことが見えないのだ。可能性はあるんだ」。

 近未来SFサスペンスである「ガタカ」。108分なので、あっ、という間に見終わりました。

2009年7月 6日 (月)

法と経済学会。

 くもりです。(でも日中は晴れました)。

 先週末は勤務校で開催された「法と経済学会」にまぎれていました。

Cimg2174  前日(金曜日)に行われていたと思われる「七夕祭」と一緒に看板を撮りました。

 土曜日・日曜日と2日間にわたって行われた学会。わたしは途中さぼりながら、6本の報告を聞きました。

 学会では、医療事故と専門家の責任、公務員改革、弁護士費用などについて、経済学的知見を生かした分析が行われていました。そこでは、経済学の純理論を生かした分析からアンケート調査を生かした実証研究まで、幅広い研究手法が採られていました。久しぶりに有意義な週末でした。

Cimg2171  この学会には、大学院時代の後輩も来熊していたので、報告がはじまる前の時間を利用して、軽く熊本観光(といっても、お城しか行きませんでしたが)しました。学会は五高記念館を利用して行われていたので、空調施設の関係であまり晴れると大変では、と思っていましたが、薄曇りという「天気には恵まれた」学会だったと思います。

Cimg2177  ついでに夜のご飯の様子を。「菅乃屋」という熊本では知られた馬肉料理店に行きました(今回は上通り店に)。コースのひとつとして出される「馬肉のステーキ」です。

 7月に入り体調のすぐれない日々が続いていたのですが、ウマを食べたので、これで一気に回復へと向かうことでしょう。

2009年7月 3日 (金)

阿蘇へ、そして阿蘇小町へ。

 くもり、のち、小雨。

 明日から勤務校で「法と経済学会」が開催されます。それに出席しようと大学院の後輩が来熊しました。

Cimg2165_2  とりあえず熊本っぽいところへということで、阿蘇に行きました。ただ霧っていて、大観峰からは、阿蘇五岳がのぞめませんでした。画像は大観峰にはいった、という証拠です。

 昼時ではなかったので、そのあとこじゃれたカフェーを探しにドライブし、国道57号線沿いにある「阿蘇小町」に入りました。

Cimg2167 Cimg2166

 この看板とこの建物、阿蘇に行ったことのある方なら、「ああ、あそこか」という感じで見覚えのあるカフェーです。

 この後輩、前任校のわたしの後任の先生でもあるので、前任校にまつわる懐かしいお話(美しい話ばかりではありません)をしました。

 「阿蘇小町」でいただいたのは、これ。

Cimg2168  阿蘇まで来たので「ジャージーなもの」をということで、ワッフル&アイスを。アイスクリームにはジャージー牛乳が使用されているようで、さっぱりしたなかにも味わい深いミルク感を感じることができました。

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