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2009年8月14日 (金)

ゼロの焦点

 晴れた暑い日です。

 お盆というのに原稿書きです。といっても来週からある事情ゆえに頻繁に実家に帰らなければならないのですが。

 本来は原稿書きのために研究室にいるのですが、どうも筆が(パソコンが)進まないので、松本清張『ゼロの焦点』(新潮文庫)を読んじゃいました。

 この本は平野謙さんの解説にもあるように、推理小説というよりは「一個の文学作品」として読まれるべきもののように感じました。

 平野さんは、本書における清張の着想の素晴らしさを、つぎのように評しています。

 「一口にいって、オキュパイト・ジャパンという未曾有の社会的混乱のなかからひとつの社会的悲劇を、一見平凡な一会社員の失踪という事件に具体化した作者の着眼がすぐれており、その着眼を歩一歩と現実化してゆくプロセスもまたすぐれている」(解説・480頁)。

 この本は、本年1月に読んだ『点と線』と並び称される名作です。久しぶりの清張作品を(堪能するというよういな心の余裕はありませんでしたが)楽しめました。

 ということで、また原稿用紙(ワード)に向かいます。

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