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2009年11月 6日 (金)

レビストロース

 少し雲がありますが、まぁ、晴れでしょう。

 昨日(5日)の新聞で報じられ、今日(6日)の朝日新聞には、橋爪大三郎さんの追悼文が寄せられていますが、フランスの文化人類学者クロード・レビストロースさんが亡くなりました。100歳とのこと。

 レビストロースといえば「構造主義」です(といっても、わたしも『悲しき熱帯』や『構造人類学』といった彼の著書を読んで知っているのではなく、大学院時代に橋爪さんが書いたものを読んで、知っているだけですが・・・)。人類の社会や文化の基底には不変の「構造」が隠れているというのが「構造主義」の考え方です。

 大学院時代に知った、未開社会の婚姻形態を調べるなかで、すべての社会は近親相姦を避けるために女性を交換するさまざまな規則を設けている、それが社会発展、部族維持の礎になっている、というレビストロースの研究は、とても興味深いものでした。

 この訃報に接し、文化人類学、神話研究の発展に大きく功績したフランス思想の巨人の死を悼むと同時に、かつてはこのような思想家の研究にふれ、哲学書をかじるような時間があったのだ、と在りし日の自らの生活を懐かしく思いました。

 いまは雑事に追われて勉強できない、という言い訳をするわたしの生活。なさけない限りです。そいうえば、今月末には年度末に退職される先生方を送るための献呈論文集(業界では「退職記念号」と呼んでいます)の締切があります。そろそろ本格的に執筆しないと「本当の締切」(!)にも間に合いそうもありません。うわぁ。

 追記:レビストロース氏の逝去については、7日付けの朝日新聞でも、川田順造さんの談話とともに報じられています。

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