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2010年2月 6日 (土)

超訳『資本論』

 はれ!暖かいよ。

 不起訴とか引退とかいろいろあった一週間でした。そんななか、的場昭弘『超訳「資本論」』(祥伝社新書、2008年)を読みました。

 大学院のときの先生が、アメリカでは三大社会科学者として、マルクス、ウェーバー、フロイトがあげられると言っていました。前二者は納得いくのですが、フロイト(?)と思ったことを記憶しています。きっとフロイト放った影響は、社会科学にとっても、大きかったのでしょう。なんとなく最近では、眉唾物のようでもあるようですが・・・。

 ところで、ウェーバーやフロイトは少し読んだことがあります。たとえば、『プロ・リン』、『職業としての学問』や『精神分析学』、『夢判断』などは大学生のときに読みました。ただマルクスだけは、その重要性を意識しながらも、なんとなく遠ざけてきました。そのときの自分に必要なかったのでしょう(レポートを書いた記憶もありませんし・・・)。

 そういうわけで、わたしのマルクス知識、マルクス理解は、中等教育で止まっています。これでは恥ずかしいと思い、とはいっても『資本論』を初めから読むのは・・・と思ったので、とりあえず本棚にあったこの本を手にしました。

 著者の的場さんは、今の時代だからこそ、『資本論』が読まれるべきだといいます。でも、いきなり『資本論』というのも酷なので(よくわかります)、その入門的解説書をつくったとのこと。ありがたいことです。本書には、『資本論』第1巻の主に後半部分のエッセンスが解説されています。また、章・節は『資本論』のものに対応しているので、つぎに実際に『資本論』を読むときにも役に立ちそうです。『超訳「資本論」』は3分冊で『資本論』を解説しています。

 的場さんは「はじがき」で「この本をきっかけにして、人類への温かい贈り物である『資本論』を読まれる方が増えることを切に祈る次第です」と記しています。的場さんにここまでいわせた『資本論』を、近いうちに読んでみたいと思います。

 マルクスのことを知らないなんて、ほんと社会科学者としては恥ずかしいですよね。

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