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2010年4月

2010年4月30日 (金)

訴訟

 よく晴れています。勤務校ではハッピー・マンデーによる講義時間不足を補うために、今日は金曜日なのに「月曜日」です。学生の頃ならこんなときにまで講義するなんて・・・と思っていたはずなのに、教員になったらケロッとして、4月30日に講義をするという“品のないこと”をしてしまう自分がいます。

 ところで講義は午後なので、講義準備を終え、DVDを観賞しました。観たのはこれです。

 父の浮気が原因で対立しあっている父と娘。両者はともに弁護士でもあります。この2人が大手自動車会社の欠陥隠しをめぐり、被害者側の弁護を引き受ける父と、自動車会社側の弁護士となる娘という形で、公私ともに対立します。そこに母親(妻)の死が絡んで・・・、という感じでお話が始まります。

 訴訟の方は一進一退(徐々に、自動車会社側が有利に)で進捗しますが、ある日、重大な欠陥を指摘した文書が隠蔽されているという疑惑が発生します。そして新たな展開が・・・。

 ・・・ばかりでお話が見えないかもしれませんが、それはほら、お約束ということで。

 お話の終盤では、自動車会社側のつきのような目論見も明らかになります。それは、全欠陥車を回収し修理するコストと、事故の確率、それによる訴訟費用と損害賠償額、これらを天秤に掛ければ、回収しない方がコスト的には低いという保険数理です。まさに「ジャスティス@ハーバード」です(←ちょっと、唐突でしたか)。この計算にお金では表せないなにか重要なものが欠落してはいないでしょうか。それとも、それとていずれかの方法で金額に表せるものなのでしょうか。

 最終盤で自動車会社側(それは所属するローファーム側でもある)から相手側に寝返る娘・弁護士。「正義のためよ、まさに父ゆずりね」というセリフが決まっていました。

 そろそろ新入生のなかにもこのブログを読んでくれる方が出てきた様子。(まだ)“正義感”に満ち溢れているであろうみなさんに、お薦めの一本です。

2010年4月28日 (水)

ちょっと早めの。

 晴れています。ただ、夜には雨になるようで。

P1000063 明日から連休になるということで、ちょっと早いですが、辞令をもらいました。そこは臨機応変に、ということなのでしょう。あまり風格ある紙ではありませんが、これでも公文書です。

 なんだかまだ実感はありませんが、それなりにならないといけまいぞ、とこれでも思っています。(思っているだけですが・・・)。

 ということで、いつもならサボっていたであろう第4水曜日の会議にこれから出席してこようと思います。

 

2010年4月27日 (火)

日本人なら知っておきたい皇室

 朝降っていた雨もあがり、日差しがあります。

 講義の合間を縫って、わたしも日本人なので、本棚にあったこの本を読みました。

 皇室ジャーナリスト・松崎敏弥さんの『日本人なら知っておきたい皇室』(河出書房新社、2006年)です。

 長年、皇室ジャーナリストを務めてきた著者の目から見た、日本の伝統・文化を受け継ぐ皇室の様子が描かれています。わたしからは遠い世界ですが、この本を読むと、なんだか皇族方も大変だなぁ~、と思いました。

 ところで本書には、「天皇陛下をはじめ皇族の方々は、『日本国民』ではないとされている」(15頁)という記述があります。だから、選挙権・被選挙権もない・・・という記述が続くのですが、ジャーナリストさんの間では、そういう理解なのでしょうね。法学界では、天皇・皇族も日本国民であるとされています(たとえば、芦部信喜=高橋和之補訂『憲法』86頁など)。わたしも講義で、皇族は皇統譜に記載されることで日本国民としての地位をえる、とお話しています。日本国民だけれども、その職務の特殊性からとくに政治的関係(象徴として役割は政治的に中立であってはじめて果たし得る)については制約されることもあり、その一つが選挙権・被選挙権だと考えています。

 また本書を読んで、皇族の成年年齢は18歳であると思い込んでいたわたしの理解に、勘違いがあったことに気づきました。皇室典範22条には「天皇、皇太子及び皇太孫の成年は、十八年とする」とあります。あっ、そうか!その他の皇族はやっぱり20歳で成年なんだ、ということです。現に、いまの皇太子さんも18歳当時は皇太子ではなかったので(昭和天皇ご存命のため)、20歳のときに成年式をしているとのこと。

 さいごに興味深い記述について。いまの皇太子さんがイギリス・オックスフォードに留学したときの体験をまとめた『テムズとともに-英国の二年間』という新書版のご本が「学習院教養新書」として出版されているのですが、これ「非売品」のようです(99頁)。ところが、この本、自宅の本棚にあります。うちは学習院関係のお家ではないのですが、これ、どうしたのでしょう?普通に売っていたのではないかなぁ~。

 おっと、これから大教室での講義です。

2010年4月24日 (土)

判例講義 憲法Ⅰ・Ⅱ

 佐藤幸治先生・土井真一先生という師弟コンビの編集による『判例講義 憲法Ⅰ・Ⅱ』(悠々社、2010年)を、髙井裕之先生、福島力洋先生、藤井樹也先生からいただきました。

 これだけで憲法の講義もできそうな、まさに「濃密な判例解説書」(出版社によるお手紙)であると拝察しました。

 ご厚情に感謝申し上げると同時に、学生にも随時、紹介していこうと思います。

2010年4月22日 (木)

泉里で歓迎会。

 雨、風の強い一日になりました。

P1000059

 昨日、勤務校では新任先生の歓迎会がありました。場所は水前寺公園内にある「料亭 泉里」(せんり)という日本料理屋さんでした。

 このところ歓送迎会といえば街中のホテルが多かったので、今回はちょっと趣向を凝らして畳の上での会合となりました。高級料亭風の佇まいをお伝えしたかったのですが、撮影者の技量が足りなくて申し訳ありません。

P1000061

 出てくる料理も本格的で、おいしくいただきました。手打ちそばなどを楽しんだ後、ご飯には“ひつまぶし”が出されました。“さすがは料亭”という内容のあるメニューでした。

P1000062 二次会は、同じく水前寺にあるショット・バー“M’s カフェ”に行きました。こちらも盛況でした。

 わたしはというと今回赴任された先生のなかに同郷の先生がいるので、「信濃の国、歌える?」とか、同郷人の県民性などのお話ができて、とても楽しい時間でした。

 それと、Y先生とH先生に、“S先生の魅力にNとOがノック・ダウン”と書けと言われました(ちなみにNもOもわたしではありません)。内輪ネタで済みません。

 日のダジャレ】 開店休業中のこのコーナーですが、昨日は、それなりにダジャレをいただきました。ただ、飲みすぎたせいで忘れてしましました。これからは、デジカメと一緒に紙と鉛筆も常備しないと・・・と思います。

2010年4月20日 (火)

韓国の工業化と半導体産業

 同僚の吉岡英美先生から、ご高著『韓国の工業化と半導体産業 世界市場におけるサムスン電子の発展』(有斐閣、2010年)をいただきました。この頃は博士の学位をとり博論を出版するというのが一般的になりましたが、それでもその過程を確実に歩まれていくのは大変なことだと思います。優秀な同僚先生とご一緒で来て光栄です。

 ここに記してご厚情に感謝申し上げます。

2010年4月19日 (月)

Justice@ハーバード

 雨が降り続いています。

 ハーバード大学政治哲学教授のマイケル・サンデルの実際の講義の様子が、日曜夜6時のNHK教育チャンネルで放送されています。タイトルは「ハーバード白熱講義」というもので、内容はサンデルが「Justice」について語るというものです。昨日はその第3回目で「“富”は誰ものか」の回でした。サンデルがビル・ゲイツやマイケル・ジョーダンを引き合いに出して、このような億万長者の収入に課税して貧困者を救うことは正義・公正に適うことか、について巧みな議論を展開していました。

 この放送をわたしは非常に興味をもって観ています。

 その第1の理由は、サンデルはわたしが大学院生の頃に少し勉強していたジョン・ロールズの好敵手で、彼がまさに「正義を語る」ところにあります。第3回までで、ジェレミー・ベンサム、ジョン・シュチュワート・ミルに代表さえる功利主義の見解、その弱点を突きつつリバタリアニズムを展開したロバート・ノージックの見解が分析されました。ノージックにすれば、国家による所得再分配政策は、まさに国家による窃盗と同じことなのでしょう。講義中にもこのことが扱われていました。おそらく今後はロールズも扱われることでしょう。そして人びとは「社会のかなで生きている(一定の共通目的のもとで生きている)」ことを理由に、ある程度の自由の制約は許されるというサンデルの見解(コミュニタリアニズム)も表明されていくのでしょう。なんだかワクワクします。

 それにもましてこの番組を興味深く見ている第2の理由は、まさにハーバード大学でのサンデルの講義が公開されていることにあります。つまりサンデルの講義の手法を見ることができるのです。彼は2階席まであるハーバードの教室で、各回の講義を、出席者と討論をしながら進めています。功利主義やリバタリアンの考え方についての最小限の知識を確認した後は、身近な設例をもちいて、学生に質問を投げかけ挙手を求め、その意見に賛成/反対の他の学生の意見を聞く、という形で「Justice」を講じて行きます。その姿は、まさにスター教授の様相を呈しています。NHKで放送される理由がわかります。

 最近は大学でもFD(ファカルティ・ディベロップメント)といい、教員どうしで講義の内容や方法について検討し、ときには講義参観などをしながら、教員の講義手法を高めていくという営みがなされています。とっても、まだまだ本格的ではありませんが。そういう視点からして、自分の講義をTVで公開するというサンデルは、本当に「大物」だと思います。「Justice」について興味をもつ方はもちろんですが、FDに関心のある先生方も、一見の価値ある番組だと思います。

 なおこの番組は上述したように、日曜夜6時にNHK教育で放送されています。同時刻に「まる子」と「サザエ」があるため、わたしはタイム・シフトして観るしかありません。おっと、いらない情報でした。次回の25日は第4回目で「この土地は誰のもの?」をテーマに講義がなされますが、いままでの3回分をお見逃しの方には、第1回を4月24日(土)午前1:15~、第2回を4月25日(日)午前1:05~、第3回を同日の午前2:04~、という具合に再放送がされるようです。番組の詳細を含めてNHKのHPでご確認ください。

 またこの講義は下記の本がもとになっていると思います。わたしはところどころ「つまみ読み」しかしていませんが、いずれ通読したいと思っています。

2010年4月17日 (土)

新入(院)生歓迎会

P1000047 昨日の晩、所属する大学院の新入生歓迎会がありました。場所は学内の生協施設ででした。

 大学院では学部とは違った自主的な勉強と独創的な研究が要請されるので、新入院生と在校生には心して頑張ってもらいたいと思います。

P1000048

 ところで会場となった生協施設には「フォリコ」(FORICO)という名前があります。この由来は、なっなっなんと「FOR 理工」のようです。

 本学には「南北問題」があります。南地区に校舎を構える理系学部は、最新の施設と高層建築物があります。かたや北地区にある文系学部といえば・・・、ようやく大震補強工事が終わった校舎が・・・。南は平成の建物、北は明治・大正・昭和の建物です。

 ということで南地区にあり「FOR 理工」とまで名づけられた生協施設に、昨日は北地区から殴りこみ・・・ではなく、おじゃました、という感じでしょうか。

2010年4月16日 (金)

判例とその読み方

 くもりです。まだ、少し寒し。

 新学期ということで初心に帰えるつもりで、中野次雄編『判例の読み方』(三訂版、有斐閣、2009年)を読みました。

 新入生の講義を担当しているので1年生に紹介でもしようと思い読んでみたら、水準の高い「判例の読み方」が展開されていました。もっと「入門的な本」だと思っていました。

 ただ最高裁判所調査官経験者の執筆陣によるこの本は、実務的視点から「判例の読み方」を理論的に記述されていて、わたしのような素人のような玄人には参考になる本だと思いました。

 たとえば、判例にはなぜ「事実上の拘束力」があるのか、という問題について、まず法的安定性を確保することは、拘束力の根拠ではないとします。そして、裁判官は「最高裁判所のするであろう判断」に拘束されている → このことは一見判例そのものに拘束されているかのようにみえるらめ、一般に「判例の拘束力」と呼ばれているにすぎない、とします(22~23頁)。要するに裁判官の職業的良心に由来するようです。本書は、判例に「事実上の拘束力」がある理由について、つぎのように締めくくります。

 「その根底には最高裁判所のするであろうような判断をせよという裁判官の職務上の義務があるわけで、それは明文はなくともやはり法的な地位に基づく義務だといわなければならない」(24頁)。

 また判例を読む際にはその事実関係に留意しなければならない、と判例を読む際の注意事項をつぎのように言います。

 「判例というのは、それぞれの事件の具体的事実との関連において個性を持っており、その個性がその判例の適用範囲を決定するのであるから、いやしくも判例を読むという以上は、事実を度外視するわけには行かないのである」(120頁)。

 講義では往々にして結論だけを紹介しがちなので、学生には復習として、講義で紹介された事実関係に留意して判例を読みなおしてもらうようアナウンスしようと思いました。

2010年4月15日 (木)

旬彩

 春なのに~(♪)、冷えています。朝は小雨でした。(ちなみに、出だしは柏原芳恵です)。

P1000044 昨日は、昨年度末に「二度目の定年」を迎えた「野球部」の大選手を囲んでの食事会がありました。場所は熊本・上乃裏通りにある「うまかや 旬彩」というお店でした。「ぐるなびの案内ページ」

 このブログでのたびたびお話しているように、勤務している学部には「野球部」があります(ちなみにわたしは野球ができるということで採用されました)。来るKG大との定期戦を目指して、毎週水曜日の昼休みに練習しています。昨日の会は、そのメンバーが節目となる年を迎えたということで「けじめの飲み会」という感じでしょうか。

P1000045

 “一番乗り~”と言いたいところですが、一番乗りは主賓でした。一度目の定年と延長後の定年を迎えても、若い者(相対的意味で)に交じってスポーツされる姿は、みんなの憧れの的というところでしょうか。わたしにはあの年になっても打ったり、走ったりできる自信はありません。

 二次会は「紅茶の美味しい喫茶店(♪)」(またまた柏原芳恵)ではなくコーヒー店を探したのですがうまく見つからなかったので、ライオンパーキング2Fの「エスキーナ コパ」でまったりしました。といっても、わたしは講義はじめの疲労が出て、最後の方は“半眠り”の状態でした・・・。

 今日は眠い目をこすりながらの出勤です。

2010年4月14日 (水)

講義一巡。

 晴れていますが、ちゃっぷい感じです。

 今日の1限目で、新学期の講義が一巡しました。今学期は、近所への出講も含めて9コマと実にハードな学期です。

 いまのところどの講義も満員御礼ですが、規律の緩い講義なので、5月の連休も過ぎれば・・・、ゆったりと講義できるでしょうか。まぁ、講義の内容でどれだけ学生の足を留めておけるかが勝負ということろでしょうか(その自身はありませんが・・・)。

 講義といっても、今週は履修指導とか「憲法とは」といった話が中心です。久しぶりの講義ということもあり、学生だった頃の思いを忘れてしまい、1回目だというのに時間いっぱいお話したりしてちょっと自己嫌悪気味ですが・・・(こうして学生との距離が年齢的にも感覚的にも離れて行くのでしょうか)、それでも「オモテ」の履修指導だけでなく「ウラ」の履修指導も少しできて、まぁ、無難な一週間でした。

 それにしても依然としてなんか演習系科目には重苦しさがあるんですよね~。重苦しいというより、ヨソヨソシイ、という感じ・・・。打ち解けられるでしょうか?

2010年4月13日 (火)

いちばんやさしい憲法入門

 先日、京都大学の初宿正典先生から、有斐閣アロマシリーズの『いちばんやさしい憲法入門』(第4版)をいただきました。わたしのようなものにまでご本をいただき、ありがたいことです。

 この本は身近な話題を素材に憲法入門できる秀逸の一品です。それに初宿先生をはじめ、高橋正俊先生、米沢広一先生、棟居快行先生という、当代の選りすぐりの夢のメンバーによるものなので、面白くないはずはありません。難しいものを敬遠しがちな新入生でも、憲法の勉強というより、日常的な読書として手にとってもらいたい本です。それを意識されてか、ところどころに新入生へのガイダンスとして「Mini Window」というコーナーが設けられています。

2010年4月11日 (日)

法学部30周年記念論文集

 きょうは曇っています。ちょと、小雨も。

 ところで、熊本大学法学会叢書から『法と政策をめぐる現代的変容』(成文堂、2010年)が出ています(←実は日付は3月20日・・・)。

 この本は副題にあるように「熊本大学法学部創立30周年記念」を記念する論文集です。法学部に所属している、または、いまは他部局(大学院など)ですが法学部の30年を支えて来られた先生方による、珠玉の論文が収録されています(但し、わたしのものは「塩漬け」になっていた論文なので、みなさんのと比べると、お恥ずかしいものですが・・・)。

 生協には1冊しかなかったので争奪戦になると思いますが(なんてね)、講義を受けている先生方がなにを考えているのかわかるので、ペラペラっとめくってみてください。決して「買って~」なんて言いませんから~(学生にとっては高価ですものね)。

2010年4月10日 (土)

派閥の幹部会!

 快晴!温暖!お仕事日和!(と思ってお仕事していたら、夕刻には曇りに)。

 ということで、講義が始まり自転車操業状態のわたしは、絶好の行楽日和のきょうも、出勤です。

 きのうの夜は、勤務校の派閥(経世会)の幹部会がありました。(業務連絡、業務連絡、きのうご出席いただいた方は、派閥の幹部です。でも、「餅代」は少なかったような・・・)。会合場所は、帯山4丁目の「五和子」。天草・漁師さんのお店です。

P1000042_2 わたしは2度目の来店ですが、まえのときと同じように、新鮮なお魚料理と、今回はやきとりもいただきました。お魚はもちろんですが、やきとりもおいしいお店でした。

 カウンターを除くと8名程度しか入れないお店なので、ご利用希望の方は、電話で予約することをお奨めします。昨日も途中で何人かのお客さんが、残念そうに別のお店に行かれていました。

 また、丁寧にお料理をされるので、すぐ何かいただきたい方は、予約時にとりあえずのP1000043 お料理を注文されておくこともお奨めします。

 ↑あれはそのためのメニューです(ただ、メニューは季節によって、また、魚の入荷状態などによっても違うと思うので、お気をつけください)。参考までに、きのうのお造りをご覧ください。

 それにしても昨日はお仕事のはなしは少なく、とても楽しい会合でした。きな臭さは少ししかなかった、と思う・・・。Y先生の「シブチン」ぶりとか・・・。

 またべつのY先生の「ダジャレ」に悩まされているので、ダジャレによるハラスメントを検討する「ダジャハラ」委員会設置の話とか・・・(今度から、ダジャレを受けたときは、このブログの「きょうのダジャレ」のコーナーで報告します。みなさんも、書き込みよろしく!。「髪ハラ」というのもあるようで・・・あっ、これはこれ以上言えません。漢字で書いたのはまずかったかなぁ~)。

 そうそう、派閥の勢力拡大のために、新入会員の勧誘もしないと・・・。ミニY先生なんでどうでしょう。楽しそうな方なので・・・。

 【※】昨日利用した「五和子」のブログをリンクします。「五和子」ブログ しまった、昨日は「かわはぎ」が入荷していたようです。

 

2010年4月 9日 (金)

朗報は学内便で。

 薄曇り。湿っていて、雨の予報もあり。

 明日締切の原稿を入稿し、メール・ボックスをみたら、朗報が届いていました。

P1000041

 「科研費」に当たったことを知らせる学内便です。大学内部でのいろいろなお知らせは、電子メールか、この学内便できます。多くの場合は会議のお知らせなどですが、ときに講義のプリント印刷をお願いするときにも使います。もちろん、切手はいりません。

 「科学研究補助金」(略して、科研費)、きょうび、この申請手続から解放されている大学人は少ないのでは。勤務校では必須です(でも、サンクションは・・・?)。毎年、夏休みが終わると、この申請文書を書きます。年中行事です。科研費に当たってなにが嬉しいっかって、この夏休みあけの苦悶から、数年間解放されることです。

 国の財政状況が危ういなか、わたしの研究にお金をつけていただいて、ありがたいことです。なぜわたしのものなのか分かりませんが、この補助金は国立大学が当たりやすいという風説があり、またここ数年は出し続けていたから、当たる確率が増えたのかもしれません。

 いずれにしても、これから数年、申請書類の苦悶から開放されること。これ、なによりの朗報でした。もっとも、ちゃんとした研究をして、成果を出す責任を負わされたわけで、書類からの解放を喜んでいる場合ではないのかもしれませんが・・・。

2010年4月 8日 (木)

講義開始!

 朝、冷え込みましたが、快晴です。

 きょうから本学でも新年度の講義が開始されました。わたしは「基礎演習Ⅱ」という2年生むけ演習科目が本年度のスタートでした。

 さっき授業が終わりました。初日ということで自己紹介とガイダンスのみ。本格的には次週からということに・・・。

 ところで今度「基礎演習Ⅱ」を受ける学生(2年生)は、憲法担当者の科目受け持ちの関係で、わたしの講義を受けていない(ということは、わたしのことを知らない)学生ということになります。そのなかでどうして「憲法」または「わたしの演習」を選んだのか、自己紹介で聞いてみました。まぁ、わたしのことを知らないということで、きっと希望順位の低い人ばかりかと思っていたら、ほとんどの人が第一志望ということで、気をよくして帰ってきました(もっとも、授業を受けていなかったのか奏功したのかもしれないのですが・・・)。何人かは先輩のわたしに対する評判を鵜呑みにして・・・、選んでしまったようでした(外ずらは、よいもので)。でも有難いことです。

 という感じで、本年度も本格的にスタートです。ただ、わたし実は演習(ゼミ)系科目、不得意なんですよね~。なんとなく上級生のゼミも、心から打ち解けあっているゼミではない感じがします。なんとなく、よそよそしい、というか~。教員のパーソナリティがよくないのでしょうね。なんとかしたいですね~。

2010年4月 7日 (水)

花冷え。

 くもりです。寒の戻りか、花冷えです。

 新学期になり、昨日はキョームの仕事で大忙しでした。またまたキョーム委員になり、光栄なことです(あはは・・・)。

 午前中には、教養科目の履修に関して新入生を対象にした個別相談会がありました。これは各学部で新入生向けに履修指導しているのですが、それでも履修や科目選択に不安を感じた新入生を対象として、個別にその相談に応じるという企画です。昨日と今日は一日中、明日からは昼休みだけ、教員が個別に相談にのります。昨日のそれも午前中は、一日目でもあり、盛況でした(・・・ふぅ)。わたしが学生の頃は、教員が履修のことを知っているはずがない(し、現に知らなかったと思う)と思っていましたが、この感覚は、昨今では許されないことなのでしょうね。

 昼食をはさんで午後は、3年生に編入してくる学生の、まえの学校(←昨今は、必ずしも大学でないところがミソ)で修得した単位を、本学の単位に読みかえる「既修得単位の認定」作業がありました。キョーム委員も3年目となると、この辺りはお手のもの・・・といきたかったのですが、なにしろ前回は1年前なので、すっかり忘れていました。勘を取り戻したとき、もう今年の作業は終了。また来年は、すっかり忘れていることでしょう・・・。

 その合間を縫うように、新ゼミ生や大学院生が研究室を訪れてくれたのですが、たいした話をすることもできず、申し訳ありませんでした。

 きょうはきょうで、なんやかやとありそうな・・・。

2010年4月 2日 (金)

超訳「資本論」第2巻

 薄曇りというところでしょうか。決して天気が悪いわけではありません。

 あ~あ、4月になっちゃいましたね~。大学関係者のほとんどは、憂鬱な気持ちでいることでしょう。今日は、これから委員会まであります。その前に、的場昭弘さんの『超訳「資本論」第2巻』(祥伝社新書、2009年を読みました)。

 マルクス『資本論』はご存知のように全3巻本です。そのうち実際にマルクスが刊行したのは第1巻のみ、残りの2冊は盟友のエンゲルスの編集によります。ただ、もう1世紀以上もこれらもマルクスの著作として読み継がれてきているので、第2・3巻も読まないと『資本論』の全貌を解明できないとのこと。わたしもいずれは・・・とは思っていますが、まずは「超訳」のお世話になっておこうと思います。(この「いずれは・・・」という望み、叶ったことありませんよね~)。

 本書には、資本主義・独占資本が過剰生産を生む経済システムであり、そのうち恐慌への恐怖が高まっていくこと。このとき新自由主義政策によれば、独占資本によるバブル創出で恐慌が一時的に凌がれるが、いずれこのバブルは崩壊するかもしれないこと。またケインズ経済学によれば、有効需要の創出により恐慌が先送りされるが、恐慌のマグマが蓄積されると大恐慌に至ること。こういったことの基にある考え方、思考枠組みが書かれていました。

 なんだか「資本の正体」が分かりそうなところまできたように思うのですが・・・、でも掴めそうで掴めないモドカシサを感じています。なんて、「資本の正体」が掴めそうなんて、おこがましいですよね。

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