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2010年4月 2日 (金)

超訳「資本論」第2巻

 薄曇りというところでしょうか。決して天気が悪いわけではありません。

 あ~あ、4月になっちゃいましたね~。大学関係者のほとんどは、憂鬱な気持ちでいることでしょう。今日は、これから委員会まであります。その前に、的場昭弘さんの『超訳「資本論」第2巻』(祥伝社新書、2009年を読みました)。

 マルクス『資本論』はご存知のように全3巻本です。そのうち実際にマルクスが刊行したのは第1巻のみ、残りの2冊は盟友のエンゲルスの編集によります。ただ、もう1世紀以上もこれらもマルクスの著作として読み継がれてきているので、第2・3巻も読まないと『資本論』の全貌を解明できないとのこと。わたしもいずれは・・・とは思っていますが、まずは「超訳」のお世話になっておこうと思います。(この「いずれは・・・」という望み、叶ったことありませんよね~)。

 本書には、資本主義・独占資本が過剰生産を生む経済システムであり、そのうち恐慌への恐怖が高まっていくこと。このとき新自由主義政策によれば、独占資本によるバブル創出で恐慌が一時的に凌がれるが、いずれこのバブルは崩壊するかもしれないこと。またケインズ経済学によれば、有効需要の創出により恐慌が先送りされるが、恐慌のマグマが蓄積されると大恐慌に至ること。こういったことの基にある考え方、思考枠組みが書かれていました。

 なんだか「資本の正体」が分かりそうなところまできたように思うのですが・・・、でも掴めそうで掴めないモドカシサを感じています。なんて、「資本の正体」が掴めそうなんて、おこがましいですよね。

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