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2010年4月30日 (金)

訴訟

 よく晴れています。勤務校ではハッピー・マンデーによる講義時間不足を補うために、今日は金曜日なのに「月曜日」です。学生の頃ならこんなときにまで講義するなんて・・・と思っていたはずなのに、教員になったらケロッとして、4月30日に講義をするという“品のないこと”をしてしまう自分がいます。

 ところで講義は午後なので、講義準備を終え、DVDを観賞しました。観たのはこれです。

 父の浮気が原因で対立しあっている父と娘。両者はともに弁護士でもあります。この2人が大手自動車会社の欠陥隠しをめぐり、被害者側の弁護を引き受ける父と、自動車会社側の弁護士となる娘という形で、公私ともに対立します。そこに母親(妻)の死が絡んで・・・、という感じでお話が始まります。

 訴訟の方は一進一退(徐々に、自動車会社側が有利に)で進捗しますが、ある日、重大な欠陥を指摘した文書が隠蔽されているという疑惑が発生します。そして新たな展開が・・・。

 ・・・ばかりでお話が見えないかもしれませんが、それはほら、お約束ということで。

 お話の終盤では、自動車会社側のつきのような目論見も明らかになります。それは、全欠陥車を回収し修理するコストと、事故の確率、それによる訴訟費用と損害賠償額、これらを天秤に掛ければ、回収しない方がコスト的には低いという保険数理です。まさに「ジャスティス@ハーバード」です(←ちょっと、唐突でしたか)。この計算にお金では表せないなにか重要なものが欠落してはいないでしょうか。それとも、それとていずれかの方法で金額に表せるものなのでしょうか。

 最終盤で自動車会社側(それは所属するローファーム側でもある)から相手側に寝返る娘・弁護士。「正義のためよ、まさに父ゆずりね」というセリフが決まっていました。

 そろそろ新入生のなかにもこのブログを読んでくれる方が出てきた様子。(まだ)“正義感”に満ち溢れているであろうみなさんに、お薦めの一本です。

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