12人の怒れる男
快晴です。清々しい一日になりました。なにをするにもよい季節ですが、熊本では、この期間が非常に短いように思います。すぐに暑くなるので。
DVDを観るには季節は関係ないのですが、ちょっと空いた時間を使って、いまや陪審映画の古典になった「十二人の怒れる男」を観ました。
実はわたくし、この映画の存在は学部生の頃から知っていたのですが、実際に観たことはありませんでした。(「12人の優しい日本人」の方は何度か観た)。そこで100分弱なので、ちょっと観てみました。
内容は父親殺しの容疑を受けている少年が有罪か無罪かを陪審員が審議するというものです。それが陪審室の蒸し暑さも手伝って、白熱した議論が展開されます。そんなにアングリーにならなくても・・・という感じもしますが。
ある陪審員が述べる「偏見という眼鏡はものごとの真実を見失わせる」という言葉が陪審室に響き、推定無罪を貫く意義が感じられる作品です。
ところでこの映画を模写した(あるいはパロディー化した)作品として「12人の優しい日本人」があります。この作品は三谷幸喜さんの脚本というだけあって、真剣な議論のなかにもコメディタッチの部分があって、観あきることのない作品になっています。
ようやく1年生のなかにもこのブログの存在が認識されつつようなので、本日は1年生向きのDVDを紹介しました。
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