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2010年10月22日 (金)

これからの法学を語る

 くもり/はれ、という感じでしょうか。少し肌寒さもあります。

 なんだか勉強のペースがつかめなくて・・・、法学教室10月号(361号)を読みました。今月号の特集は、6人の東大教授による有斐閣法律講演会「これからの法学を語る」です。

 法学教室は、1980年10月に“月刊化”されて30周年になります。そこで、この2010年10月号は、創刊30周年記念号という感じでしょうか。

 創刊30周年記念となった本年の有斐閣法学講演会の模様を収録した「これからの法学を語る」では、6名の東大教授が、それぞれの分野における法学教室を概観したあと、これからの研究テーマや新しい課題についてお話しされています。

 公法である憲法を勉強しているわたしにとっては、石川健治先生や交告(こうけつ)尚史先生のお話は、もちろん興味をもって読みましたが、佐伯仁志先生(刑法)や大村敦史先生(民法)が、若い世代への期待、とくにそのお話しぶりが“一緒に学問の発展をめざそう!という呼びかけになっていることに感銘を受けました。こういうお話しを直に聴けば、学生の意識も高まるというものでしょう。

 また、山下友信先生(商法)が今後の商法の教育のあり方として、「金融商品取引法」という講義科目名を創設する意義を説かれていたことが参考になりました(52頁)。法学部カリキュラムが改正されるときには、このようなことも議論にのぼるのでしょうか。(わたしがその場にいないことを祈るばかりです・・・)。

 さらに30周年記念ということで、いまをときめく14名の先生方(若干、過去の人もいるか)による“『法学教室』と私”と題するエッセイが掲載されています。そこには、法学教室に出会った切っ掛け、そして多くの方は定期購読して、いまでも法学教室を愛読・再読されていることが、短いながらもウィットにとんだ文章で書かれています。わたしも学部生の頃から法学教室を購入し、ときに“買うだけ”であった月もあったように思いますが、理解できずとも背伸びしながら読んでいた日々を懐かしく思い出しました。

 やっぱり“いまをときめく”先生方は、きっちりと読んできたんだなぁ~、と法学教室の学界に与えた意義を再確認した10月号でした。

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