無料ブログはココログ

わたしの著書

  • 憲法Ⅰ 総論・統治機構論
  • 憲法Ⅱ 基本権論
  • 著作権と憲法理論
  • ロールズの憲法哲学

« 病院の食事。 | トップページ | もう2月。 »

2011年1月30日 (日)

同和と銀行

 どんよりと曇り。日本海側ではまた大雪の様子。ザック・ジャパンのアジアカップ優勝おめでとうございます。

 ということで、きょうは、森功『同和と銀行:三菱東京UFJ〝汚れ役〟の黒い回顧録』(講談社+α文庫、2010年)を読みました。

 とくになんらかの意図があったのではにのですが、本棚にあったので、なんだか気になって読んでみました。

 福祉施設の理事長という顔をもつ反面で、アングラ社会への銀行の迂回融資や転貸しの窓口となっていた元暴力団組長と銀行側の取引担当者の関係を描いたノンフィクションです。最終的には銀行側は、この元暴力団組長さん関連で80億円の不良債権をかかえることになるのですが、銀行もこの元組長さんを「事業パートナー」として、バブル景気のなかで利潤をあげてきた。こういう“持ちつ持たれつ”の関係がどのように成り立っていたのかについて、取引銀行の担当者のインタビューをまじえつつルポされています。

 こういう関係においては、違法すれすれの取引もし、また莫大な利益もあげていうのですが、警察も国税庁も、また監督官庁の大蔵省(金融庁)もアンタッチャブル。でもそれには、暴力的脅威だけではない理由があることが描かれていました。

 こういう面白い本ばかりでなく、本当は勉強しなければいけないのだけれど・・・

« 病院の食事。 | トップページ | もう2月。 »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/499918/38664286

この記事へのトラックバック一覧です: 同和と銀行:

« 病院の食事。 | トップページ | もう2月。 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30