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2011年2月24日 (木)

Nudge

 よく晴れています。温暖な一日です。

 講義などの拘束がなく、洋モノを読んだり、自著の校正をしたりして、まったりと過ごしています。ということで、ブログ・ネタもありませんので、きょうは久々のカテゴリで。

 Thaler & Sunstein, Nudge (2008) を紹介します。最近、わたしの本棚にくわわったものです。

 リチャード・H・セイラー(1945~ )はアメリカの行動経済学者。キャス・R・サンスタイン(1954~ )は、わが国では憲法学者として名が通っていると思います。まぁ、American Legal Scholar はなんでもできますから。

 本書では、人びとの意識を利用して、人びとの行動を right directions へむけることについて、述べられています。

 たとえば、小便器にハエのシールを貼り飛び散りを防いだり、児童がジャンクフードばかり食べないようにカフェテリアのレイアウトをかえサラダに誘導する、というたぐいのものです。

 こうすれば、われわれの「選択の自由」を制限せずに正しき行動へ導ける、というのでしょう。

 興味深い本だと思います。読み手により、いろいろな読み方があると思いますが、わたしはパラパラっとみて、わたしたちの「自己決定」ってなんなんだろう~、と感じました。人格的に自律した個人が合理的な理性にもとづいて・・・、なんて、観念論でしょうか。

 わたしたちの選択もアーキテクチャに影響されているということでしょう。きょうのお昼はセブンで購入しました。わたしが選んだおそばも、自分の意思で決定したものとはいえ、セブンの商品配置に大きく影響されたということですか。正しい方向に導かれたならよかったといえるのですが・・・。

 【きょうのひと言】 あすは全国的に大学入試です。

P1010155 五高日記は受験生を応援しています。こんな感じで、サクラ咲くといいですね・・・。って、ちょっと季節的にソメイヨシノではないまがい物ですが、そこはご勘弁を。

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