無料ブログはココログ

わたしの著書

  • 憲法Ⅰ 総論・統治機構論
  • 憲法Ⅱ 基本権論
  • 著作権と憲法理論
  • ロールズの憲法哲学

« 新兵器投入! | トップページ | 国民の義務。 »

2011年3月 7日 (月)

アメリカ独立戦争(上)(下)

 くもり、のち、はれ、という感じでしょうか。

 週末はのっぴきならない事情により実家に帰省していました。その鉄路で、友清理士『アメリカ独立戦争(上)(下)』(学研M文庫、2001年)を読みました。この本、新刊では手に入らないようで、いぜんアマゾン・マケプレで購入しました。

 読み応えのあるアメリカ独立戦争記でした。独立戦争をイギリス、アメリカの双方の視点からこれだけ克明に描いた和書はないのではないでしょうか。新国家が生まれようとしている過程を、ことさら熱情的に描くのではなく、史実にできるだけ忠実に描いていく筆力もすごいと思います。とくに当時の英国政界の様子など、政治史としても価値ある文献なのではないでしょうか。

 またとかく戦争というと“国家総動員”となりそうな気がするところ(日本人だけか?)、英・米双方にはそれぞれ戦争遂行反対派もかなり存在し(英:独立容認派、米:独立反対派)、議会などでそれなりの影響力をもっていたところなど、民主主義の進んだ両国の片鱗がうかがえます。

 ところどころに約20年間の独立戦争の各年の戦略図や各陣営の戦力配置図なども挿入されていて、軍記物ずきの方の目にも耐えうる内容だと思います。よい読書をしたと思います。

 【追伸】 なんだか騒がしいと思ったら、きょうは合格発表だったもよう。合格された方、おめでとうございます。ただ残念な結果だった方も、まだ後期入試があります。わたしは後期入試で合格し入学してきたよい学生を複数知っています。五高日記は受験生を最後まで応援します!

« 新兵器投入! | トップページ | 国民の義務。 »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/499918/39137150

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ独立戦争(上)(下):

« 新兵器投入! | トップページ | 国民の義務。 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30