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2011年3月25日 (金)

第144回芥川賞。

 くもりです。きょうは勤務校の卒業式です。が、わたしは午後から県のお仕事で「卒部式」(大学全体の式のあと、所属学部で卒業証書が授与される式)に出られません。ゼミ生にはすでに謝罪済みですが、ここにあらためて謝罪の意を表します。

 ということで、なんだか中途半端な時間と気持ちになったので、文藝春秋3月号に掲載された第144回芥川賞を受賞した2作品を読みました。

 受賞した作品は、朝吹真理子さんの「きことわ」と、西村賢太さんの「苦役列車」です。前者は、前評判のとおり、鋭い感性を巧みな表現を駆使して文面に表した卓越した文章表現を楽しめる作品でした。また後者も、前評判のとおりの“ろくでもない主人公”の自堕落な物語でした。とはいえ、後者のものは、なぜか共感できるところもある、不思議な力があるように思いました。

P1010264 ところで今回の芥川賞候補には、小谷野敦さんの『母子寮前』も候補にあがっていました。このことが一部方面では話題になっていたようです。わたしは小谷野さんのものは『もてない男』(ちくま新書)ぐらいしか読んだことはありませんが、週刊読書人に「『芥川賞』について」というインタビューが特集されていて、これを読むと、“芥川賞”といえば、やっぱりある種の“権威”だと思うのですが、その権威にむかって歯に衣着せぬ意見をいえる。この一点だけをとっても、素晴らしいことだと思います。

 わたしなど、つね日頃から長いものは巻かれるように生きているので・・・。ということで、お勤めに出ようと思います。

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