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わたしの著書

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2011年4月

2011年4月30日 (土)

阿蘇ドライブ。

P1010466 はれそうです。そして初夏のよう。

 きのう、ぶらぶらと阿蘇に行きました。でも、来月お泊まり予定のこのホテルは素通りです。連休というのに相変わらず無計画のわが家。

P1010469_2 ガイドブックで有名な阿蘇・JR市の川駅(これは無人駅)のすぐ裏(というより、このお店の駐車場の裏が市の川駅)にある“あそ路”でランチしました。国道57号線沿いにあるので、すぐわかります。

P1010473_3  いただいたのは“たかなめし定食”です。高菜めしに、だご汁とホルモンの煮込み(← この香りが店内に漂っています)と総菜がつきます。ちょっと写っている高菜などはおかわり自由です。地元の方も来られるというまさに「元祖の味」です。

 この他、乗馬したりなんやかやして、

P1010476_3  温泉入って帰りました。これもまたガイドブックで有名な“火の山温泉 どんどこ湯”です。これも57号線沿い、アーデンホテル阿蘇の一角にあります。やや緑がかった濁り湯が、いろんなことに効きそうです。

 

2011年4月27日 (水)

ん、まぁとにかく飲み会@健軍。

 雨が強く降ったり、止んだりしています。

P1010445  昨晩、健軍まで飲みに行きました。H(エイチ、エッチではない)本先生いきつけの“参代”というお店に連れて行ってもらいました。お店の前にあるのはH本先生の愛車です。

 どういう切っ掛けでこうなったのか忘れてしまいましたが、まぁ、別にいいか。ということで、LSの将来について、ウダウダとお話ししました。毒少なめ。

P1010448  「飲み」の〆は、ラーメンで、ということで“中々”というお店のネギとんこつをいただきました。わたくし、ネギ好きなんですよね~。

2011年4月26日 (火)

歓迎会@五郎八 離れ。

 風は強く吹いていますが、初夏のようです。

P1010423 昨晩は県のお仕事の関係の歓迎会がありました。新しい担当課長さんや事務局員さんが人事異動できたのです。

 会場は熊本・花畑町の第一銀杏ビル5階にある“五郎八 離れ”でした。名前からして居酒屋さんかと思いきや、結構、高級店でした。

P1010427 慣例に従って、まずは刺し盛りなどで乾杯。きのうは午前中に大学で講義(といっても、1年生ゼミのリクレーション)をした(監督した)あと、昼食抜きで県のお仕事だったので、ちょっとビールが胃袋にしみました。

P1010429_2  そして、つぎは「がんばれ東北!ということで、東北のお酒をいただきました。

 まずは、山形県天童市にある出羽桜酒造の“泉十段”をいただきました。吟醸酒特有のスッキリさっぱり系のお酒でした。

 一升がすぐになくなってしまったので・・・

P1010434 「がんばれ東北!」第2弾として、“浦霞”をいただきました。浦霞酒造は、宮城県塩竈市にあるお酒やさんです。

 精米歩合が65%のこのお酒は、お米のおいしさが味わえるお酒でした。15・16度の辛口純米酒です。

 お酒をいただきながら、われわれにできる支援は東北酒を飲むことだ!と意気揚々の宴でした。

P1010440  さいごに「熊本もがんばれ!ということで、“泰斗”を、ちびちびと、いただきました。これは熊本・山鹿市の千代の園酒造のお酒です。

 昨晩もなんだかんだとよく飲んだように思います。なんといっても新任課長さんがはじけていました。歓迎される方が嬉しそうだと「よい会だった」ということでしょう。ね、そうですよね。

2011年4月25日 (月)

今週の野球部。

 きょうは、晴れるでしょう。

 熊本四大学野球は第2節にはいり、第1節でそれぞれ連勝し2勝をあげているわが熊大と優勝候補の前評判が高い崇城大さんとが対戦しました。

 そして土曜は快勝しました。あっぱれ!昨日は1-2で惜敗してしまい、両校とも3勝1敗で優勝の行方は最終節に。

 来週の30日・1日に藤崎台球場で優勝と九州大会出場(これで優勝すると神宮大会)出場をかけた学園大さんとの試合があります。30日は12:30から、1日は10:00から。

 まだ一度も観戦していない印鑑部長のわたしとしては、いずれかの試合には観戦に行こうと思っています。目の前のお仕事も片づきはじめたので、いよいよ観戦にいける予感です。

 ところで、東京の方の大学では講義を自主休講しスタンドで出席をとる先生もおられるようです。そういう文化、ここにはまだありませんよね~。

 【本日の豆知識】 きのうは統一地方選挙の「後半戦」でした。熊本県下でも熊本市議会議員選挙をはじめとして、いくつかの首長選挙、市町村議会議員選挙の投開票が実施されました。そのうちのひとつ、水上村議会議員選挙では、“ちょっとしたハプニング”が。10の定数の残り2議席について、3人の候補者の得票が同数になったのです。こういう場合どうするかというと、公職選挙法95条2項には、つぎのようにあります。

 「当選人を定めるに当り得票数が同じであるときは、選挙会において、選挙長がくじで定める。」

 この手続に従い、3人はまず仮トンを、ではなく本くじをひく順番を決める予備抽選を届出順に行い、その順番に従って本くじをひいて2人の当選を決めたそうです。ルールとはいえ、くじで落選は、やはり悔しいでしょうね。この候補者を支持していた方々も、やはり落胆したでしょう。

 大学入試なら同点でみんな合格・・・というところでしょうが。選挙の場合にはそうはいきませんものね。

 【補遺】 野球は2勝すると勝ち点1を獲得し、1勝1敗の場合には3戦目もあるということで、崇城大さんとは25日(月)にも試合がありました。結果は0-2で、またまた惜敗。これで3勝2敗(勝ち点1)となり、現在2位です。2位まで九州大会に出場できるので、やはりこんどの学園大さんとの試合が重要になります。(27日記)。

2011年4月24日 (日)

知的財産法政策学研究33号

 あめ、降っています。(もう、あがりました)。

P1010420 北大G-CEOプログラムの紀要誌『知的財産法政策学研究』の33号をいただきました。

 今回のものには、昨年の夏、ご招待を受けて北海道に行ったときのわたしの講演録が収録されています。(「論説」のカテゴリですが、「講演録」カテゴリがないためのようです。ちょっと得した気分)。これで科研費報告書の業績欄に書けるものができました。ありがとうございました。

 ウダウダ生活しているためか週末まで登校しないとつぎの週を乗り切れなくなっています。まだまだ自転車操業状態から抜け出せません。ただ拙著の校正は校了したので、連休明けからは、メリハリのある生活をしたいものです。

 

2011年4月21日 (木)

歓送迎会。

 晴れています。お隣の高校の元気な声が響き渡っています。

P1010416 昨日、4月から法学部・LSに来られた方と4月いっぱいで退職される方の合同・歓送迎会がありました。全日空ホテル・ニュースカイが会場でした。写真はフロントにあった新幹線全線開通を祝う“新幹線ケーキ”です。

 飲食の場とはいえたまにしかお会いできない先生と、お仕事をまじえたお話し(といまの苦労話し、愚痴・・・)などしました。

P1010417_2  二次会は、熊本・新市街・西銀座通りにあるレストラン&バー“トミーズ”に行きました。必ずしもお行儀のよいお客さんではないと思われるのですが、マスターさんは笑顔でくれました。写真は撮り忘れたら・・・と保険に撮っておいたトイレのなかになる“Tommy's 看板”です。

 きのうはいつになくリーセントな会話・・・だったのですが、学部HPへの学生のアクセス(その存在さえ知らない学生も・・・)が少ないとの話しと、ある先生の「SとMって、どっちがどっち・・・」との疑問が融合して、じゃあ、HPの教員紹介(いまは、教授と准教授・講師とにわけられていて味気ない・・・)をSとMでわけようとなり、誰がSで誰がMか、との議論になりました(複数のカミングアウトあり)。でも、人間の内面は複雑かつ微妙なので截然と区別するのは難しいなぁ~、と思っていたやさき、別の先生(けっしてだらしなくない。いつも綺きれいにしている)による【本日の一言】

 「SかMかなんて、けっきょく、ためしてみないとわからないですよ!」

 一同納得した一言でした。

P1010418  そしていつものようにあねさん(← このあねさん色、ご本人の評価も周りの評価もイマイチなんですよね~。でもメタリックは難しい)を中心に三次会に。場所は、花畑町(はなばたちょう)にある“”という居酒屋さんです。ここでは・・・どんなお話ししましたっけ・・・(それは忘却の彼方にあります)。

 ということで、これから3限の講義に行きます。

 

 

2011年4月20日 (水)

あっぱれ!と、渇!

 昨日は冷え込みましたが、今日は回復しそうです。

 先週末の16日から熊本四大学野球春季リーグ戦が開幕しました。そこにわたしが印鑑部長を立派に務めている熊大硬式野球部も出場しています。

 そして、なんと、16日の開幕戦、17日の第2戦と、あの九州東海大学さん(いまは東海大学九州)に2連勝し、勝ち点1をあげました!九州東海大学さん(わたしたちは“キュートー”と呼ばせてもらっています)は、ものすごく強いチームで、わたしが現役のときにも、対戦するとわかっただけで帰り支度をするぐらいでした。そこに2連勝するなんて、立派です。あっぱれ!

 にもかかわらず・・・、わたしは週末、いろいろあって観戦していません。2連勝の結果は昨日、わたしの講義を受講している野球部生から聞きました。初戦は学長先生も観戦していたとのこと・・・、予算獲得のチャンスだったのに・・・。科研費の報告書なんて書いている場合ではなかったのです。これ、渇!ですよね・・・。

 それと、この件を学生から聞いて、すぐ熊日で記事を読もうとしたら、16日の初戦は写真入りで報道されていましたが、勝ち点を獲得した17日の試合は・・・、なんと報道されていません!東京六大学野球は結果が報道されているのに!これって、渇!ではないでしょうか?

 つぎの週末は崇城大学さんとです。今シーズンは、崇城さんが強いようです。なんとか都合をつけて・・・(言葉を濁す・・・)。

2011年4月18日 (月)

日本国憲法論

 京都大学名誉教授の(というか、法学界におられる方なら誰でもご存じの)佐藤幸治先生から『日本国憲法論』(成文堂、2011)をいただきました。いただいたご本の帯にあるように「佐藤憲法学の集大成!」、心して勉強させていただきます。

 わたしも佐藤先生からご本をいただけるようになり感慨ひとしおです。ありがとうございました。

2011年4月17日 (日)

龍神橋食堂

 薄曇り、というところでしょうか。

P1010412 日曜日だというのに、来週の講義準備(というより、明日の大学院M&Dの講義準備)のため、そして科研費報告書作成のために登校です。給料も科研費ももらうだけ・・・というわけにはいきませんものね。

 ということで、お昼は、龍(竜?)神橋にある“龍神橋食堂”に行きました。あれは渡鹿5丁目あたりか?この食堂、毎日通勤のときに通るのですが、利用し始めたのは最近のことです。

P1010411  今日いただいたのは“やきめし”(580円)です。低価格で味・ボリュームとも満足のいくメニューがたくさんあります。これからも利用させていただきます。

 ところで、この食堂の上、というか裏、というかに“龍神荘”という下宿らしきものがあるのですが、まだ営業しておられるのでしょうか?

2011年4月16日 (土)

院生新歓@FORICO。

 なにをするにもよい季節になりました、とはよく言いますが、勉強するにもよい季節なのでしょか?なぁ、暖かいよいうのは、よいことでしょう。

P1010403 昨晩は大学院の新入生歓迎会が“For 理工”(こう書いてはいけませんね、FORIKO)でありました。FORIKOというのは、南北にわかれた勤務校敷地の南側(理系側)にある生協です。なんだか、勤務校は北側(文系側)でえた授業料や生協の売り上げといった収益を南側(理系側)で消費する“南北問題”があるようです。

 という話しはおいといて(置いておいて)、わたしは、大学院のそれも修士課程での勉強が一番苦しかったと思います。細かいことを思い出したくないほどキツかったような・・・(遠い目・・・)。毎日大学にいって、うなりながら(実際にはうなってはいませんが)研究論文を読んで暮らしていました。当時はどの論文を読んでも実に素晴らしいものだと感じていました。英文のものなど、それだけでありがたがって読んでいました(アメリカ人が書いているのだから英文なのは当たり前なのですが)。読んだものはもったいないから全部論文に利用しようと思ったりして・・・・、結局、いっぱい吸収したように思いますが、自分の頭で考える時間は少なかったような・・・。まぁ、修士課程って、そんな感じではないでしょうか・・・(って、もっぱらわたしの拙い経験ですが)。

 いま思えば、公表されている論文も、実は玉石混淆なのですよね~(こういう場合、自分のものはもちろん、棚にあがっていますが)。それでも、あの日々があったから今の自分がいる、と言い聞かせて、苦しかったあの日々を美化するようにしています。

P1010408 でなことを、ある先生に差し入れていただいた“こなき純米”というお酒をいただきながら考えました。これは鳥取・境港のお酒で、熊本では1店舗でしか手に入らないようです(「ある先生」談。所属している大学院の組織が複雑で、実はこの「ある先生」、不遜にもなんの先生が知りません)。珍しいお酒を持ってきていただいたということで、良い先生であることには間違いありませんが。

2011年4月14日 (木)

ケースブック憲法

 神戸大学の淺野博宣先生から、高橋和之先生編の『ケースブック憲法』(有斐閣、2011年)をいただきました。

 各LSでご活躍の先生方によるLS憲法教材の“決定版”だと思います。格調高い装丁といい、高水準な内容といい、このテキストでのLS講義を受けてみたいと思いました。

 それにしても参考文献の一つ一つにもコメントが付されていて、LSテキストの最高峰だと思います。

 貴重なご本をいただき、ありがとうございました。

2011年4月12日 (火)

講義、はじまりました。

 快晴!ですが、講義があります。

 そう、今週からわたしが担当する前期の講義もついに始まってしまいました。お仕事があることは幸せなこととはいえ・・・、あぁ、またもや自転車操業。そして、もうすぐ発行予定の拙著の最終校正も「できれば今週中にでも・・・」といわれました。

 毎日、目まぐるしく過ぎていきます。なんて、ブログを書いている閑があったら、つぎの時間の講義準備をしなければ。

2011年4月10日 (日)

研究会に行きました。

 よく晴れています。昨日は研究会のためQ大に行きました。

P1010401 出身校でも勤務校でもないところが主催している研究会に出席すると「アウェー感」を感じます。そこでわたしと同じように「アウェー感」を感じながらも頑張っている福岡市箱崎の国道3号線沿いにある“味千”で郷愁(といっても古里ではない)にひたってから会場にむかいました(勝手な思いこみか)。

 研究会の内容は省略して・・・(って、おい!)、憲法31条を刑事手続だけでなく国政全般に対する適正(公正)手続を規定していると唱える重厚な報告と、日仏の個人情報保護制度に関する比較研究を聴きました。

P1010402  研究会修了後、目を合わせることができないほどの大先生に誘われて、天神ビルにあるビアホールにいきました。熊本のある大学に縁のあるこの先生の、その当時のご苦労話しを聞き、やっぱり学長というのは大変だなぁ~、とつくづく思いました。先生曰く、「まさにアドミニストレーションとは雑事である」とのこと。

 この研究会に出席するようになり3年たちました。思いもよらずお誘いをうけ、熊本時代のお話しでこの大きな先生ともお近づきになれ、この研究会に対する“アウェー感”も少し薄らいだように思います。

 【昨日の教訓】 さくらやみずほで福岡にむかう場合、博多でぼ~ぅっとするなかれ。そこは終点ではない。いつものクセで余裕でいたら、博多について、終点ではないと気づきました。周りの乗客がぜんぜん降りるふうではなかったのをなんとなく不信には思っていたのですが、その意味がそのときわかりました。彼らは降りないのです。

2011年4月 8日 (金)

行政法執行システムの法理論

 関西学院大学の曽和俊文先生から『行政法執行システムの法理論』(有斐閣、2011年)をいただきました。

 わたしのような者にまでご配慮いただきありがとうございます。勉強せねばなりません。

2011年4月 7日 (木)

「新歓」お花見。

 晴!温暖!。勤務校は♪「桜の花びら散る頃に~・・・」になりました。

P1010384  ということで、きのう、法学部とLSに赴任された2人の先生を交えて、お花見しました。場所は、立田山貯水地前の“さくらの場所”で。

 高台なので桜の向こうに熊本市街地がみられます。

P1010387_2 で、まずはビールのあと、ハイジ先生にいただいたスパークリングを。ハイジ先生のふるさと長野・松本の四賀ワイナリーの“リギュー・スパーク”。シャルドネのいお味のスパークリングでした。

 そうそう、ハイジ先生はかわいいお子さん2人といらしていました。子ども目線の鋭いツッコミにたじろぎながらも、おじさん・おねえさん(!)先生たちも楽しい時間を過ごしました。

P1010390 つぎは赤ということで、スペインの赤ワインをいただきました。“アライア”の2006年です。テエサ・デ・ルビアンスが製造元とのこと。どなたが差し入れてくれたのでしょう。飲みやすく、お肉にもあう赤でした。

 BBQをいただきながら学部の将来のこと・・・ではなくよる年波への対処法などを話していると・・・

P1010400 あたりはこんな感じになったので・・・一旦お開きということで・・・大学にもどってお酒のみを再開しました。

 大学内のお酒のみ場所は、学生の自習室の横にあります(それも壁はガラスばりって、なぜ?)。で、飲み始めようとしたら、自習していた4年生女子がいて・・・って、ぜんぜんめげずに飲みましたが。 さいごはこの4年生も加わって、って、もっぱら飲んでいたのは教員(のうちのO先生〔わたしではない〕)で、学生さんは慎ましくお茶でしたが。

 てなかんじで、夜もふけ、お開きに。きのうはあねさんの車で送ってもらうという僥倖も経験しました。あねさんへの連絡が遅れ、車できていたようです。そのことが功を奏し、12時少し過ぎにはお家に帰れました。

 そういえば・・・

P1010395 きのうは、“久保田の萬寿”をいただく、というまことにラッキーなことがありました。これはO先生(わたしではない)が指導した院生さんのお土産とのこと。まろやかさといい、なめらかさといい、至福の一杯でした。

2011年4月 4日 (月)

入学式と入部式。

 はれ!桜満開!

P1010365_2 ということで、勤務校で入学式と入部式がありました。入学式というのは大学全体の式典、入部式というのは部活に入るのではなく、学部に入る式ということで「入部式」です。

 わたくしこの大学に勤務して4回目の春ですが、はずかしながら、はじめて入部式に出席しました。ただ式典自体は、あっ、という間に終わり、ブログに書くような面白い出来事もありませんでした。

 おっと、最後になりましたが、新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

2011年4月 1日 (金)

可否同数のときの議長の決裁。

P1010355 新学期!はれ!勤務校の桜もほぼ満開になりました。

 新学期に相応しいわけではない話題ですが、きのう、参議院でいわゆる子ども手当の「つなぎ法案」が可決され、衆議院での議決とあわせて成立しました。ただ、参議院での表決では、可否同数だったようです。このように本会議での表決が可否同数になった場合には、憲法57条2項により「議長の決するところによる」ことになります。TV各社はこぞって西岡議長が「可とします」と発言した部分を放送していました。

 わたしはこの映像をみたとき、おぉ・・・?、と思いました。なぜかというと、このような場合には「否」に決裁するのが慣例だと理解していたからです。そこで、手っ取り早くみつかった大山礼子先生の『日本の国会』(岩波書店、2011年)をみてみたら、つぎのようにありました。

 「本会議の表決は・・・可否同数の場合は議長が決裁権を行使するが、〔委員会〕委員長の決裁権が比較的自由に行使されているのに対し、消極に行使する(否決する)ことが慣例となっている」(69頁)。

 やっぱり・・・と思いながら、佐藤幸治先生の『憲法〔第3版〕』(青林書院、1995年)(← まもなく改訂さえるとの情報あり)で確認してみると、「決裁権は消極的・現状維持的に行使するのが例とされていた」(165頁)とあります。もっとも「されていた」ということで、つづきを読んでみると、

 「第七五回国会の参議院において議長の決裁権で政治資金規正法(改正法)が成立したことがある」(同頁)。

 とあります。どうやらそれまでは本会議で可否同数の場合には、議長の決裁権は「消極的・現状維持的」すなわち「否決する」方向で行使されていたのに対し、第75回国会(1975年河野謙三参議院議長)の決裁権行使から風向きが安定しなくなったようです。きのうの「つなぎ法案」の決裁が1975年以降可否同数になったはじめての例だと思われるので、今後の動向が注目されます。

 ところで、はなしは急に飛ぶようですが、わたしはこういうときに「法の支配」という概念を思い出します。「法の支配」(← これを明確に解き明かしている憲法講義はないと思います。わたしも「むにゃ、むにゃ」と誤魔化していますが)とななにか。これは「人の支配」ではない、つまり、「法の支配」というときの「法」が法律や憲法ではない(このような人為法、人為的なものによる支配ではない)ことは確かです。それでは「法の支配」でいう「法」とはなにか。これは難問です。「法の支配」の目的といわれれば、国家権力を抑制して人権を保護することでしょうから、目的は明確です。この目的を達成するために、憲法は権力分立という構造をうちに持っています。この権力分立構造により、各国家機関の権力は謙抑的に行使せざるをえなくなっています。憲法が権力分立構造をもったことにより国家権力は消極的・謙抑的に行使せざるをえない、この国家権力に謙抑性をもたらしているもの、それこそが「法の支配」でいう「法」だと(いまは)考えています。

 このように考えれば、法律の制定は国家権力の積極的行使でしょうから、国会の表決で可否同数の場合には議長は決裁権を消極的に行使する(否決する)というのが慣例である、ということも「法の支配」のコロラリーとして説明できるように思います。

 難しいですよね~。わたしもうまく説明できません。これ、うまく万人を説得できるように説明した人はいまだいない、と思います。ただ、法学は「言葉の学問」です。あたまのなかにあることを言葉で(たくみなレトリックを駆使して)書き記せてこそ、法学は進歩していきます。“書いたもの勝負なのです”。(まぁ、書きすぎもよくないようですが)。

 と、なんだかどこに着地すればよいのかわからないブログになってしまいましたので、強引に、ということで本年度の目標も“1本は論文を書くこと”としようと思います。

 といいながらも、新学期そうそう、午後は会議・会合のたぐいで埋まっています。さきが思いやられます。

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