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2011年11月

2011年11月29日 (火)

これからのルート。

 温暖な一日になっています。

 最近、同じテーマの2つの文章に出会いました。ひとつは、京都大学名誉教授の奥田昌道先生の「法科大学院時代における法学研究者養成への道」法律時報83巻11号(2011)です。

 法学研究者は、いままでは、大学を卒業したあと、大学院修士課程 → 博士課程と進んでいく道が、一般的でした。ところが、奥田先生の文章には、法科大学院制度の発足とともに、こうした「研究大学院」(奥田先生の言葉)に進学する者は「実定法分野では激減もしくは皆無という状態」である、とあります。ただ同時に、奥田先生は、「これは法学部学生の中に法学研究者志望の学生がいなくなったことを示すものではあるまい」とも言います。そして、「法科大学院制度が発足しなければ従前通り研究大学院に進んだとみられる学生たちが、ことごとく法科大学院に進学したとみられ、この状況が今後も続くとすれば、これらの潜在的研究者志望者たちは、法科大学院修了後どのようなルートで研究者の道に入ることになるのだろうか」として、いくつかのパターンのメリット/デメリットを論じています。

 たしかに、いま“法学研究者養成の危機”が、にわかに唱えられているように思います。学界でも、よくこの意見を聞きます。そうするに、(研究)大学院生がいない、のです。奥田先生が述べられているように、〈法学部-法科大学院-研究大学院〉を有機的に結合させる方策が必要とされているときなのかもしれません。

 というようなことを思っていたら、今度は、神戸大学准教授・木下昌彦先生の「法科大学院の論点:法学研究者という道」法学セミナー682号(2011)に出会いました。木下先生は、この文章によると、法科大学院を修了した憲法学者さんのようです。しかも、法科大学院時代のリサーチペーパーという授業のテーマとして「なぜ著作権法が表現の自由を侵害すると言われているのか、また、侵害するとした場合、著作権法と表現の自由の対立をどのように調整するべきなのか」という問題に興味をもたれ、論文を執筆されたのが法学研究者になる切っ掛けだったとのこと。おぉ、興味関心が似ている・・・。

 もうすでに、法学研究者の新しいルートが、身近なところまできているなぁ~、と感じました。今後は、このルートが一般的になるのかはわかりませんが、法科大学院に進学し、実務的な見識をもつ人が研究者として学界にこられることは、わたしのような“旧制度”出身者にとっても、刺激的なことです。実務にとんと疎いわたくしなど、もう学界では居場所のない時代もくるのだろうか・・・。ちょっと恐怖心もあります。

 

2011年11月28日 (月)

長距離走。

 気温は高めですが、曇っています。

 来年2月19日(日)の第1回熊本城マラソンに“勢いで”エントリーしたものの、最近、ちょっと意気込み下降気味なので、きのうは気合いを入れて、20㎞走しました。

 自宅をスタートし、産業道路を北東(?。要するに日赤、県立大方向)へ。東バイパスをわたり国体道路に入り、(左)日赤、(右)県立大を超え~~~、ロアッソ勝利でわくKKWINGを・・・(まだまだ行きます)、最後は免許センターで折り返して、自宅まで。片道10㎞、往復20㎞の長距離走をしました。実はこれでもまだ少し足りなので、きのうは、パークドームの外周(660㍍ですが)を2周して、距離の調整までしました。

 いつもは外走りのときには7㎞ぐらいを、ジムではマシーンで5㎞ぐらい、月で100㎞ぐらいは走っていたのですが、20㎞走るのは、20年ぶりぐらい。マラソンとなると、まだある~~。

 という感じできのうは気合いが入ったのですが、帰宅後、アルコールもはいったので、体力的にはアップしたのかどうか・・・。

2011年11月26日 (土)

判例六法

 よく晴れた週末、勤務校では、推薦入試があったようです。ことしは試験メンバーではないので、様子はわかりません。推薦入試ということで、本年度の入試シーズン・スタート!というところでしょうか。

 そんななか(?)、有斐閣様から『判例六法 平成24年版』をいただきました。

 な『判例六法』を刊行されて5年目になると思います。勤務校でも優秀な学部生は、これを利用する人が増えてきました。本年もありがとうございます。

2011年11月24日 (木)

業務連絡!エッセイ更新!

 快晴とまではいかないけれど、晴!

 法学部HPの教員リレーエッセイが更新されています。こちらからどうぞ。

 大学のセンセイって、楽そうだなぁ~、と思っていたのに・・・

 大学のセンセイのお仕事は、①論文を書く、②講義をする、③大学運営の業務に携わる、④社会貢献する ・・・ という感じに分類できます。

 このうち、本当にお仕事といえるのは、①、②までで、③以降は、どうなんでしょう。大学や学部は、誰が運営してもドラマティックに変わることなどないようにも思います。また、「学識経験者」とかいって④もお引き受けしていますが、ご期待に添える学識を備えているのか、反省の日々です。

 本当は③や④など一顧だにしない、学者中の学者先生になりたいところですが・・・、小心者で世渡り上手になりたいわたしは、そのように崇高な心を、どうやら持ち合わせていないようで・・・。

 ということで、きょうもこれから県のお仕事で外出です。あぁ、いつ勉強するのやら。

2011年11月23日 (水)

研修@武雄温泉。

 夜明けとともに、雨が降り出しました。

P1020299 月・火と、県のお仕事の研修で、佐賀県武雄市に行きました。武雄といえば、「佐賀のがばいばあちゃん」のロケ地として有名(!)です。

 研修会場に近くに、近代日本建築の祖、辰野金吾さんが設計した国の重要文化財があります。(上)の写真は、楼門、(下)の写真は、新館です。

P1020294 新館のなかには、大正頃の温泉施設(湯船や休憩所)が残されています。

 さて、この辰野金吾という方。佐賀・唐津の出身で、東京駅の設計者でもあるとのこと。なんでも唐津からは3名の偉大な建築家が出ているそうです。

P1020301 研修会場は“京都屋”さん。レトロなバスと乗用車がお出迎えしてくれます。熊本県一行様は、ここではなく、武雄温泉駅近くのビジネスホテルに宿泊したため、温泉抜きの研修でした。

P1020304  研修では土地収用に関するお題を3題、解きました。といっても、実際に解いているのはわたしではなく、また、昨年に報告しているので熊本県の回答を報告することもなく・・・、わたしは、もっぱらおやつなどを食しつつ、各県の回答を聴いていました。

P1020306 夜も「意見交換会」がありました。そこでいただいたお酒、“宮の松”という有田のお酒でした。

 研修会に参加されている方は、弁護士さん、税理士さん、不動産鑑定士さんといったところが多いのですが、なかには出身校のLS先生もいて、近況などをお話ししました。

P1020310 さらに「深夜の意見交換会」もあり、京都屋さんにご紹介いただいた“ダイアモンド・ハーツ”に行きました。

 お店のなかの様子は、撮影してはけない、あるいは、撮影すべきではない、と思い、自粛しております。

 そうそう、強調しておくべき点として、自費での「意見交換」ございます。

P1020313 研修2日目は現地視察ということで、まずはじめに、九州新幹線西九州ルートのトンネル工事現場に行きました。場所は武雄市内にある俵坂トンネルの東工区と呼ばれているところです。“安全第一とは書かれていませんでしたが、ちゃんと「来客用」のヘルメットが用意されていました。ちょっと寒かったのですが、なかなか近づけない工事現場を見られて、興味深い見学でした。

P1020317_2 つぎに、佐賀といえば陶磁器ということで、有田にある“九州陶器文化館”におじゃましました。

 ちょうど、紅葉がはじまった、というところでしょうか。当日開催されていた「海をわたった陶磁器展」や陶器でできたからくり時計もよかったのですが、かんといっても「柴田夫妻コレクション」には圧倒されました。個人であれだけの江戸時代の有田磁器を集め、しかも、寄贈しているとは・・・。すごい!

P1020330 すごい、と言えばここ、ということで、研修見学の最後に、十四代酒井田柿右衛門さんの窯にも行きました。写真は、「柿右衛門の柿」です。初代がこの柿の色をだしたいと苦心した結果が、あの焼き物の色にうけ継がれているとのこと。さらに、

P1020326 窯も見せていただきました。この横にいくと、職人さんたちの作業場がありました。柿右衛門窯では、昔から「完全分業制」で、土を練る人、ろくろを回して成形する人、絵付けする人(その絵付けも、輪郭を描く人、色をぬる人)と、わけているそうです。その理由は、万が一、外に技を持ち出す人がいた場合でも、すべての技が盗まれないようにとの工夫のようです。ここのところ知識・情報といった無体物について考えているわたしとして、興味深いお話しでした。

P1020333 作業場のつぎに、ちょっとした資料館がありました。そういえば、柿右衛門には天草の陶石が使われていると聞いていたが・・・、やっぱりそうでした。おぉ、つながった~、と独り言つ。

 その後、販売所にも足を運びました。目が飛び出そうな金額でした。カードも使えます、と言われても・・・。

 てな感じで2日間の研修を終え、帰熊しました。

 

 

2011年11月20日 (日)

研究会@広島。

 晴れましたね。昨日は雨のなか、母校の研究会で報告するため、広島に出張しました。

P1020285 広島駅から会場まで、広電に乗りました。これは車内の光景です。

 “逆襲だぁ!とのこと。そういえば、ズームズーム・スタジアムになってから、少し“あか抜けました”か。元祖市民球団。市民には愛されている模様です。

 わたしは小さい頃、この「市民球団」の意味を誤解し、「市役所職員の球団」だと勘違いしていました。ナイト・ゲームが、東京などでは18:00プレイボールなのに、広島市民球場では18:20あたりがプレイボールなのも、仕事終わりで、球場に駆けつけるためだとばかり思っていました。本当は日没時間の関係で、と知ったのは、比較的大きくなってからです。

 とまぁ、どうでもいい話はこれくらいにして、研究会では「特許と憲法」というテーマで報告しました。内容は、特許によりわたしたちの行為の自由が制約される場面が多くなっている今日、特許も憲法学のステージに取り込んで考察すべきだ!、というものです。詳しい内容は、いずれ論文で。

P1020289_2  研究会のあと、広島の人だけで、ちょっと「密談」をしに行きました。密談場所は、広島市東千田にある広大・東千田キャンパスから電車通りを鷹野橋商店街(ボラボラでお馴染みの?)にむかう途中にある“北京亭”です。このお店は、いまでは(とうにか!)東広島市に移転してしまった広大本部が、まだ東千田にあった頃から(それよりずっと前から)ある老舗です。

P1020287_2 こんな感じのアットホームな中華料理がいただけます。写真は、肉団子とイカ団子と、ギョーザです。

 「密談」の内容は、密談なので、ここでは言えません。

2011年11月17日 (木)

話題3題。

 雲の隙間から、薄明かり。寒くなってきました。

 【1】 きのう、教授会のあと、ちょっとだけ(22時ぐらいまで)リフりました。

P1020277 ちょっとだけ“おビール”のあと、イタリア・ワインをいただきました。“コルヴォ・ノヴェッロ・シチリア”です。ひとくち含んだときには「ぬぬ...」という感じだったのですが、空気にふれさせている間に、美味しく開花しました。

 画像ではよく写っていませんが「’11」とあります。ヌーボーです。そういえば、本日午前0時にボージョレ・ヌーボーも解禁されましたね。

P1020278_2 つぎにいただいたのが、奈良県の久保本家酒造の名酒(であろう)“初霞”です。ラベルのような力強さのあるお酒なのでしょうが、わたしには、わりとスカッと、エレガントな味わいに感じられました。

 ところで、11月ともなると、みなさん、1年の疲れが蓄積されているようで・・・って、自分がそうなだけだ、ってことも。この時期に来年度の授業担当や時間割の話しがはじまるので、話題もそれに応じるように、来年度の話しなどでるのですが・・・、わたしはというと、まだ本年度を乗り切れるか、不安な毎日です。

 【2】 2つめの話題として、昨日、裁判員制度に対する「合憲判決」が最高裁大法廷で下されました。15名の裁判官、全員一致の判決です。「明文の規定がなくても、現在の憲法は国民の司法参加を許容しちえる。刑事裁判への国民参加と、適正な裁判の実現は相いれないものではない」とされました。

 朝日新聞は、この判断で、以降の裁判員制度に対する憲法判断について、「『合憲』の流れは揺るがないとみられる」と報道しています。

 【3】 さいごに、カンボジア国籍を取得した猫ひろしさんがインドネシアで開催されたマラソン・オリンピック代表選考を兼ねたレースに出場し、2時間37分39秒のタイムで完走したとのこと。これでも、カンボジア代表になれるかどうか、わからないようです。

 来年2月19日(日)の熊本城マラソンに「無謀にも」エントリーしているわたしは、この倍のタイムでも、帰って来れないだろうなぁ~、と思いながら、このニュースに接しました。

 そういえば、

P1020283_2 きのうは、なんだか高級酒(であろう)ウイスキーも、ちょっとだけ“なめ”ました。(本当にちょっとだけ)。どうです、この光り輝くボディー、荘厳な感じ・・・。

 

2011年11月13日 (日)

判例六法 Professional

 有斐閣様から、『判例六法 Professional 平成24年版』をいただきました。いまだにプロフェッショナルになりきれていないわたしのような者にまで、ありがとうございます。

2011年11月11日 (金)

原発社会からの離脱

 曇りから小雨。

 お仕事のあいまを縫って、宮台真司さんと飯田哲也さんの対談『原発社会からの離脱』(講談社現代新書、2011年)を読みました。

 宮台真司さんは、首都大学東京(← この校名にもだいぶ慣れました)の社会学の教授、飯田哲也さんは、もと「原子力ムラ」にいた自然エネルギー政策に関する専門家です。

 「原子力ムラ」における“空気の支配”が、敗戦末期の日本軍のようだという二人。ようやく将来のエネルギー政策について自由に検討するパラダイムができつつあるいま、週末の読書にお勧めです。

2011年11月 9日 (水)

告知!

 熊本大学合唱団の第66回定期演奏会が、12月3日(土)に、県立劇場のコンサートホールで開催されます。

 「pamphlet.pdf」をダウンロード

 さきほど、学生が折角、研究室まで来てくれたのに、当日、わたしは学会出張で、演奏会にはいけません。昨年も案内をうけたのに、娘の幼稚園のバザーで、いけませんでした。

 あまりにも悪いので、せめて、このブログで告知だけさせていただきます。

 みなさま、お時間がありましたら、是非、熊大合唱団の定期演奏会に、足を運んでください。よろしくお願いいたします。

 以上、告知でした。

 

2011年11月 6日 (日)

鹿大 vs.熊大 定期戦。

 雨です。学園祭最終日、花火もあるのに、どうなるでしょうか。

 今月中旬(のおわり)と来月はじめに研究報告するので、そこで勝負する(というほどでもないか)原稿を執筆しております。怒濤の数日だったため、ブログの更新も、ちょっと滞りぎみです。

P1020271 きのう、毎年恒例となっている、硬式野球部、vs.鹿児島大 定期戦がありました。懇親会の場所は、熊本・南坪井の“山本屋食堂”さんでした。

 「食堂」という名前からして、こぢんまり、としえいそうですが・・・

P1020274 ぜんぜん小さくありません。ちょっと暗がりでわかりにくいですが、画面で右に写っている電気のついている「旅館風」建物です。昨日のように100人規模の宴会も余裕です。

 ちなみに沿道に並んでいる黒服(スーツ)姿は、鹿児島大、熊本大の硬式野球部の面々です。OBさんが帰られるのをお見送りしています。

P1020269 きのういただいたのは、写真のようなお料理です。一見、とくに特徴のようなものはありませんが(高級フレンチであるとか、趣向が凝らされた和食であるとか)、ひとつひとつのお料理が、とても美味しかったと思います。ということは、1階にある「食堂部分」で出されているお料理も、美味しいのでは。

 と、懇親会会場のお話しはこれくらいにして、

 硬式野球部は、鹿児島大との間で、定期戦を行っています。その発祥は、ともに七高、五高であった、旧制高校時代に遡るようです。その後、少し途絶えた期間はあったようですが、40年ほど前に、当時の現役部員の発案で(いまだ、お元気です)復活されたとのこと。いまでは、現役部員の対戦のあと、ヤングOB、オールドOBと、計3試合が行われています。日付は、原則11月3日(晴の特異日)で、鹿児島・熊本と交互に開催しているとのこと。今年は、曜日の並びで11月5日にしたようです。ところが3日ではないので雨が心配され、現に、結構な降りだったようにも思うのですが、無事、3試合実施されたそうです。

 ともに国立大学、ぞれぞれのリーグ戦で勝ち抜くことは、なかなか難しいのですが、それでも、こうしてOBの方々のご支援をいただき、今日まで活動し続けることができています。“伝統”って、なんだかすごいですね。みなさん、後輩に向かって口々に、“野球を通して絆を得てほしい”とおっしゃっておられました。現役世代には、日頃の活動を見つめ直す、よい機会になったと思います。ありがたいことです。

 ということで、“印鑑部長”のわたくしも、懇親会だけは出席し、えらそうにご挨拶など、させていただきました。人生経験のないわたくしの言葉など、現役学生諸君に響くものはないのですが、それでも、まぁ、主催側の格好はついたかと(ということで、“印鑑部長”の役目ははたせたかと)思われます。

2011年11月 1日 (火)

THINKING O 第10号

 よく晴れました。11月になりました。

 きょうは、勤務校の開学記念日です。講義はなし、でも、教員は勤務日。今週末には学園祭もあるため、来週の火曜まで、わたしの講義はありません。

 でなわけで、研究 → 論文執筆 といきたいところです。

 でもそのまえに、「大澤真幸、渾身の原発論!」という帯に誘われて、『THINKING O 第10号』を読みました。本号では、大澤さんの2本の論文の他に、「3・11後の日本経済」と題する岩井克人さんとの対談も収録されています。本年は、どうしても、こうした読書が増えています。

 大澤さんの1本目の論文は、キリスト教を背景とした、震災論。「江夏の21球」まで出てきて奇想天外でした。

 2本目の「電力自由化とは何か?」は、八田達夫さんの電力自由化論を、わかりやすく解説したもの。これは、わたしにもわかりました。

 そして岩井さんとの対談。岩井・貨幣論を下敷きにした資本主義のとらえ方がよくわかりました。

 東西冷戦後、資本主義は、選ばれるべくして選ばれた、というところでしょう。それは「自由」と密接不可分な経済体制だけに、さもありなん、というところでしょうか。ただ、ここにきて、わたしたちは、“資本主義の危機”にも、直面しています。それに対する処方箋を示すことはわたしにはできませんが、岩井さんが示した「皮肉なことですが・・・資本主義からみれば夾雑物たる社会保障、社会福祉のネットワーク・・・こそが資本主義を救っていると考えます」(98頁)との見解、信をなしていると思います。

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