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2011年11月 1日 (火)

THINKING O 第10号

 よく晴れました。11月になりました。

 きょうは、勤務校の開学記念日です。講義はなし、でも、教員は勤務日。今週末には学園祭もあるため、来週の火曜まで、わたしの講義はありません。

 でなわけで、研究 → 論文執筆 といきたいところです。

 でもそのまえに、「大澤真幸、渾身の原発論!」という帯に誘われて、『THINKING O 第10号』を読みました。本号では、大澤さんの2本の論文の他に、「3・11後の日本経済」と題する岩井克人さんとの対談も収録されています。本年は、どうしても、こうした読書が増えています。

 大澤さんの1本目の論文は、キリスト教を背景とした、震災論。「江夏の21球」まで出てきて奇想天外でした。

 2本目の「電力自由化とは何か?」は、八田達夫さんの電力自由化論を、わかりやすく解説したもの。これは、わたしにもわかりました。

 そして岩井さんとの対談。岩井・貨幣論を下敷きにした資本主義のとらえ方がよくわかりました。

 東西冷戦後、資本主義は、選ばれるべくして選ばれた、というところでしょう。それは「自由」と密接不可分な経済体制だけに、さもありなん、というところでしょうか。ただ、ここにきて、わたしたちは、“資本主義の危機”にも、直面しています。それに対する処方箋を示すことはわたしにはできませんが、岩井さんが示した「皮肉なことですが・・・資本主義からみれば夾雑物たる社会保障、社会福祉のネットワーク・・・こそが資本主義を救っていると考えます」(98頁)との見解、信をなしていると思います。

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