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2012年6月 2日 (土)

パブリシティの権利

 本日も曇りですcloud。梅雨、近しか。

 本年度は、「パブリシティと表現の自由」を研究しようと思っています。そこで、いまは、先行業績を乱読中です。その一環として読んできた、豊田彰先生の『パブリシティの権利』(日本評論社、2000)を読み終わりました。

 わが国での裁判実務上、はじめてパブリシティの権利を扱ったとされるのは、昭和51年の東京地裁判決「マーク・レスター事件」とされています。その後、さまざまな紆余曲折をへて、本年(平成24年)2月2日に、最高裁第1小法廷は、「ピンクレディー de ダイエット事件」で、はじめて最高裁としてパブリシティ権を認定しました。そこで最高裁は、パブリシティ権を、つぎのように定義しています。

 人の氏名、肖像等に備わる、商品の販売等を促進する顧客吸引力を排他的に利用する権利。

 これを「人格権に由来する権利の一内容」を考えているところに、わたしにとっては若干の疑義があり、そのことを含めて、当該権利と表現の自由の関係を憲法論として捉えてみようと思っています。

 が、いまのわたしの日常生活は、研究モードではありません。なんて弱音を吐いてはいけませんよね~。研究もお仕事、それも重要なお仕事ですものね。

 そういえば、法学部のアドミッション・ポリシー(入学者〔受験者?〕にもとめる心構え?)の冒頭には「地方中核大学の法学部」とあります。最近のある会議で知りました(いや、もっと前にも聞いたような・・・)。この「地方中核大学」って、なんだか意味深長ではありませんか?「中核大学」というほどは研究大学ではなく・・・と謙遜したと思えば、もっぱら教育重視の「地方大学」でもありませんよ、という・・・。わが大学の現在の「立ち位置」がうまく示せているようで・・・。

 ということで「地方大学」ではあるが「中核大学」で禄を食む者として、きのうの「社会貢献」もそうですが、なんといっても研究業績をあげないと・・・とは思っています・・・が・・・。まぁ、ボチボチなんとかしていこうと思います。

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