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2012年9月28日 (金)

芸能ビジネスを創った男

 秋晴れ!というところでしょう。

 本日から勤務校でも後期開始です。幸い、わたしは月からなので、10月に入ってからですが、9月中に後期がはじまるのは、もうこの業界ではデフォルトとなっています。

 ここ数日、いまの研究テーマのヒントを得ようと、野地秩嘉さんの『芸能ビジネスを創った男』(新潮社、2006年)を読みました。

 本書の副題は「渡辺プロとその時代」。ということで、渡辺プロダクションの盛衰を追いつつ、現代の芸能プロダクションのビジネスモデルがどのように成立していったのか、その過程を分析したものです。本書では、芸能ビジネスを労働集約型から権利ビジネスにした、という点に、渡辺プロ社長の渡邊晋さんの功績をみています。それは、こういうことです。

 以前の芸能ビジネスは、所属タレントの出演料に多くを依存するものでした。プロダクションとしての収入は、タレントの出演料の一部をえる、というものだったようです。

 渡辺プロは、レコードや番組を自社制作することで、そこで生成される権利を管理したり番組制作費を得る、という構造に、芸能ビジネスを変えたということです。出演者だけでなく、番組(コンテンツ)もプロデュースする、こうして、芸能ビジネスの権利ビジネス化が進められていったとのこと。

 わたくし、いま、パブリシティーの権利について考えているのですが、こうしたプロデュースにより生成されたタレントのもつ「イメージ」を管理する権利として、パブリシティー権は考えたらよいのではないか、と感じています。まぁ、ブログでは限界があるので、ここではこれくらいにします。

 ということで、本日は最終金曜日。いつもの最終金曜日と同じく、本日も、午後から外出です。あすはQ大さんで研究会、来週は、いよいよ後期授業ということで・・・ふぅ。

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