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2013年2月

2013年2月25日 (月)

63,000円なり!

 sun 。入試日和!

Dsc_0523 本日、わが勤務校でも入試です。いつもなら受験生に最善を尽くしてもらえるよう全力で・・・というところですが、本年度は、学部内の別のお仕事との関係で、慣例に従い、センター試験をふくめて、入試の監督業務からは外してもらっています。

 ということで、監督業務のないわたしは、まもなく刊行される論文の最終校正やら、書きかけの原稿の推敲やら、その他の雑務やら・・・という感じで過ごしています。

 それと、先日以来「工事中」だった、歯の治療を完了しました。最終的には“グラディア”とかいう素材の歯をかぶせて、63,000円なり!保険外治療のようです(実は、2本目・・・トホホ・・・)。でも、これだと元の歯と同じ色で、外目にはわかりません。やっぱり“大学教員も歯が命”でしょう(?)から。

2013年2月23日 (土)

1票に思う。

 sun。みなさんは、大丈夫でしょうか。わたしは、目にきているように思います。

 先日、学部長選挙があったことはこのブログでもお話ししました。その全投票結果が、先日、報告されました。

 ここの学部長選挙は、各教員が1人2票ずつ投票する(定数1なのに、なんか変ですが、これ、めずらしくはないと思います。いくつか知っていますので)第一次選挙があります。わたしは、これを「予備選挙」と呼んでいます。そのあと、予備選挙で上位3名になった先生を候補者とする第二次選挙があります。わたしはこれを「本選挙」と呼んでいます。本選挙で過半数を獲得した人が当選者です。

 ところで、この予備選挙で、わたしに1票はいっていました。この1票について思ったことが今日のテーマです。

 1票ということで、まず思うことは、“これ、本人では?”ということです。自分自身にいれることは選挙なら当たり前のことですから・・・。でも、学部長選挙となると、事情は大きく違うところ。多くの人は“なりたくない”でしょうから。

 また、まだわたしが院生だった頃の指導教官とのはなしで、こういうのを思い出しました。“自分に1票も入っていないのは寂しい。でも、自分でいれると、その1票が命取りになることがある”。わたし、このお言葉も、肝に銘じています。なんせ被選挙権者がすくないので、危ないんですよね・・・。

 ということで、0票だと寂しいし、1票だと“あいつは自分でいれた”といわれそうだということで、2~3票あたりが、お手頃、でしょうか。でも、ほんとうは、0・1・2・3、どれも同じですけどね。

 今回は、1票いただきました。やっぱり、チョコ0個より、1個の方が、ず~~っと、嬉しいですよね~~。ありがたいことです。この数が、2、3あたりでとまるよう、目立たぬように、騒がないように、学問に徹しようと思います。

 

2013年2月21日 (木)

選挙のあと“リフる”。

 sun 。花粉等、ご自愛ください。

Dsc_0516 きのう、学部長選挙があり、そのあと“リフ”。最近、リフレッシュ・ルームに隣接する自習室の利用者が多いので、教育効果が減退しないよう(学生の目を気にせずにハメを外せるよう)に、「教員準備室」の奥に引っ込んで「リフ」っています。それにしても、カロリー高そうな感じです。

 ところで、きのう、学部長選挙があり、現職再選birthday(ん、なんかマークがおかしいか?)。その後、副部長も再指名され、現体制続行です。長期安定政権継続、というところでしょうか。わたしのような下々が学部の運営どうこうということもないので、せめて、おかけするご迷惑を少なくするよう、日常業務に邁進する所存です(って、お前の所信表明はどうでもよい)。

Dsc_0520_2 昨晩は、去りゆく先生からいただいた、カナダのアイスワインもいただきました。(わたしが空けたのではありません。空いているのを撮影したのです)。これからの2年、法学部は、いろいろな局面で、ある意味“崖っぷち”をむかえると思います。ということで、やはり、わたしはご迷惑をおかけいないよう、できるだけひっそりと生きていこうと思います。

 「2月は逃げる」とはよくいったもので、きょう、これから県庁さん、あすは最終金曜日ということで、いつものお仕事と、もう「月末」のようです。春cherryblossomにむかって、コンディションをあええいきたいところ・・・

2013年2月19日 (火)

追コン@村一番。

 raincloud

Dsc_0514  昨晩、ゼミで“追コン”しました。会場は、熊本市花畑町の“村一番”さん。3、4年生が一緒というのは、久しぶりでした。

 そこでの3年生のひとこと「4年生が輝いてみえる」。ほんと、その通りです。各自、進路をみつけ、単位に悩み、そして、いまここに。これから進路をきめ、卒業にむけ単位を調整していく3年生にとっては、4年生は「大きくみえた」ことでしょう。なんだか、社会にでる」って、すごいですよね~。小学校以来の「学校生活」が終わるなんて・・・。「学校から出たことのない」わたしにとっても、毎年この時期になると、4年生はすごいなぁ~、と思います。

 卒業しても、このブログが続いている限り、わたしはここにいるとうことです。卒業生が訪ねて来てくれるというのは、教員にとってはなによりも嬉しいことなので、時間があったら、是非、母校を訪問してほしいところです。また、少しでも卒業生がここで学生生活を送っていたことを誇りに思えるような大学にしていかなければ、とも思いました。

2013年2月18日 (月)

吉本隆明という「共同幻想」。

 あさから、rain です。きのう、マラソンを走った方、お疲れさまでした。男女とも、昨年の優勝者が連覇。そして、あの川内さんも、熊日30キロ部門で、どうどうの優勝とのこと。

 ところで、抽選で外れたわたしは、この週末、呉智英さんの『吉本隆明という「共同幻想」』(筑摩書房、2012年)を読みました。

 「よくわからんが、とにかくすごい」ということで、学生紛争時代に多くの読者を獲得していた吉本隆明さんですが、その主著のひとつに、『共同幻想』(1968年)があります。

 これは、国家、法、家族といったものが、個人と世界との関わりのなかから立ち現れる「幻想」である、と論じたものです。この本の表題をもじって、吉本隆明が“とにかくすごい”とされてきたのが「共同幻想」なのだ、と喝破したのが本書です。たしかに吉本本の難解さは、飛び抜けています(わたしなど、あまりにも難しすぎて、最後まで読めた本、ありません。お恥ずかしいことに)。これを“なんだかすごい”とするのは「幻想」・・・、かもしれません。

 また、この本の興味深いところは、著者の大学1年のときに視点で書かれていることです。当時(著者は1965年大学入学)の大学生は、吉本隆明ぐらい読んでいるのが普通で、大学入学まで読んでいなかった著者は、友人・先輩から、吉本も読んでいないのか、と「マウンティング」(マウンティングとは、猿の群れの中で上位者が下位者に自分の優越性を誇示確認するために交尾類似行為をとること、との説明があります)され、必至で読んだとのこと。当時、大学生といえば、やはりすごかったのですね。わたしなど、大学1年のときには、きっと吉本隆明という名前も知らなかったと思います。

 ともあれ、“大衆不可侵、啓蒙不定”という吉本の教義がいかにもおかしい、というのが本書のモチーフです。また、自らのことを知識人ではないとする吉本にも、自らのことを知識人の端くれ(謙遜であろう)とする著者からすると、胡散臭いものを感じたのかもしれません。吉本隆明が知識人でないとすると、一体だれが・・・ということになりますものね。

 たしかに、自分のことを知識人なんていう人、あまりいないと思います。でも、知識人に、市井の人を啓発する役割が負わされているのも事実だと思います。それだけ、知識人に負わされている責務は重い、というところでしょうか。

 かくいうわたしも、大学人ということで、やはり「知識人」の端くれ、ということなのでしょうか。そうだとすると、知識人になりきれきれていない自分を、歯がゆくも思います。それでも、一定のベクトルをもつ知識を切り売りすることを生業としている者として、もう少し自覚的に生きていかなければならないところでしょう。

2013年2月16日 (土)

ドウォーキン先生逝去。

 sun

Dsc_0517 今朝の新聞で、米国出身の法哲学者、ロナルド・ドウォーキン先生が亡くなったことを知りました。81歳とのこと。研究室にあるドウォーキン本を並べてみました。

 「平等な尊重と配慮をうける権利」と称する独自の平等論は、英米法哲学だけでなく、わが国の法哲学学界、憲法学界にも大きな影響を与えました。

 かくいうわたしも、“ロールズの正義論とドウォーキンの権利論をやります”といって修士課程に入学し、博士課程に進んだ後も・・・、ロールズしかできませんでした(それも、不十分)。

Dsc_0518 また、助手に採用されたあとも、学振まで申請して研究しようとしたのに、最初の勤務校に採用されたのをいいことに、そのままに・・・

 いまは少し違うテーマで“飯を食って”いますが、研究生活の最後は、意外とはじめに戻るという話しも聞くので、捲土重来があったなら、英米規範哲学と憲法理論を架橋する研究に従事したいと思います。

2013年2月15日 (金)

思想家先生の最終講義。

 あさのrainはあがり、薄日もあります。

 年度末、定期試験がおわると、本年度で定年退職される先生の“最終講義”が、大学内の各部局で実施されます。法学部でも、またことし、“30年先生”(在職30年を超える先生)とお別れするということで、きょう、その先生の最終講義がありました。

 政治思想を専門とする先生の、最終講義の演題は「危機の時代を考える - 石牟礼・虚子・子規」。法学部だけでなく“本学を代表する名物教授”の名のとおり、広大な教養に裏づけをもつ“思想史の旅”を拝聴しました。

 わたしが赴任してから、可能な限り、こうした最終講義を聴講してきました。そこでいつも感じることは、“30年先生”方は、ほんとうによく勉強されている、ということです。また、学際的研究にも着手されている方が多いのですが、いずれも、確固としたディシプリンをもった上での学際融合を目指されています。わずかでもこうした先生方のお話しを聴く機会に会えて、僥倖を感じました。

 こうした先生方が築き上げてきた「法学部」を大切にしようと思います。

 【超~重要、業務連絡】 法学部ウェブ・ページの「学生リレーエッセイ」のコーナーに、わがゼミ生のエッセイが掲載されています。このエッセイ、わたしがお願いして昨年の秋に書いてもらったのですが、ウェブ担当者の先生がどうもお忙しかったらしく、ようやく掲載してもれました(このままいって真夏に掲載されたらどうしよう、と思っていたところでした)。

 熊本大学法学部ウェブ・ページ

2013年2月12日 (火)

チョコっとはやい。

 rain でございます。

Dsc_0508 昨晩、娘からチョコをもらいました。離れて暮らす二人のおじいちゃんに送るために、休日を利用してはやめに作った模様。わたしも、そのおこぼれに与れた、ということです。

 昔はわたしの在籍する小学校(中学校だったかもしれない)では“チョコ禁止令”なるものが出ていたこともありますが、最近の学校(およびPTA)はどうなのでしょうか?もらえない人が可愛そうとかいう理由だったように思うのですが、そんなの「あたりまえ~、あたりまえ~・・・」ではないのでしょうか。でも、そもそもおやつの持ち込みは禁止でしょうか。それも「あたりまえ~、あたりまえ~・・・」ですね。

2013年2月10日 (日)

隣人考。

 日曜日、sun。勤務校は定期試験のまっただなかなので、学生には連休感はないでしょうか。あすは「ハタビ」とはいえ定期試験は実施さえるので、とくに今日は追い込み時か。

 ところで、最近、隣国との間で種々の問題がありますね。政治のこと、外交のことはよくわかりませんが(あまり興味もありませんが)、大学としては学生を送ったり、受け入れたりしているので、そういうレベルに影響ないことを願います。もっとも、わたしも含めてですが、ノンポリが増えている昨今、隣国の学生と胸襟を開いて、すこしは政治について語るぐらいの方がいいのかもしれませんが。

 それはそうと、きょうのブログのタイトルは「隣人考」。場面は2つです。

 まず、自宅は集合住宅なので、たくさんの隣人がいます。ただ、隣人はすべて大学関係者(とその家族)という環境です。集合住宅とはいえ、わたしのところは、集合住宅につきものの「集団作業」(草取りなど)ないので、隣人のお顔はなんとなくわかりますが、「親しい」という感じでもあっりません。また、意外と大学であうことはありません。こういう環境で、たまに全学会議で見かけたりすると、かえって恥ずかしいですね~。お互いに大変なのね、って感じで。

 ということで「隣人」といえば、わたしとしては、研究室のお隣さん、というイメージです。研究室の両隣は、いずれもエライ人です。とくに片方は、あまりにもエラすぎて、そこにはあまりおられません。研究室の建物は立てつけが悪いせいか、かつてはお隣さんの話も聞こえるぐらいでしたが、あるとき壁に施された「防音塗装」(経費節減ゆえ片方ずつ)以降、気になるような感じではなくなりました。かつては電話のお話などまで聞こえたのですが。そうそう、電話といえば、赴任当時はまえの先生宛の電話もあり、よく高級クラブのご婦人系の方からの電話もありました(余談でした)。それと、お隣さんではありませんが、廊下をはさんだお部屋からは、よくお料理(鍋系が多い)のいい香りが漂っています。標準装備されているガスコンロを有効利用されている模様です。

 これがわたしの生活環境と勉強環境です。隣国との問題を報じるTVをみて思いついたテーマを徒然なるままに認めてみました。

 

2013年2月 7日 (木)

ピンチ!!!

 薄く、cloud

 朝刊に「国公立大学2次試験出願状況」(6日15時現在)がのっていました。わが社は・・・とみたら・・・

 大ピンチ!!!

 同業他社さんをみると、わが社と同じような標準的法学部は、桃太郎さんにしろ、百万石さんにしろ(名称はちょっと違うが)、前期は1倍台。また、コシヒカリさんは0.8倍減、同業グループで優良校の落花生さん(ここも名称はちょっと違う)は1.3倍減と(桃太郎さんも1.0倍減)、どこも苦しい様子。

 全国最低倍率かと思いきや、クラークさんと同倍率。有力校も大変・・・と思っていたら、あのT大さんですら1.1倍減・・・ときています。

 まだ確定値ではないとはいえ、ここからそう離れているわけでもなく。なんだか、この業界の地盤沈下、厳しいですね。

 この業界が厳しいのは全国的傾向、そしてすくなからずLS制度の影響があるものと思われます。でも、もともと法曹養成だけがわが社や業界の存在意義ではなく、そして、これからも必要とされる業界であり続けなければならないはず。わが社だけに原因があるのではないでしょうが、でも、外的要因だけに原因をもとめても先行き不案内ではないでしょうか。

 数字だけみれば、定員はこのままでいいのか、前期/後期の定員配分は、などの検討が喫緊の課題のように思います。それにくわえて、やはり県内で、そしてQ州で選ばれるためにやるべきことがあるように思います。なんといってもわが社は「地方中核大学」(自称)ですから。

 でも、それらはエライ人が考えること。わたしのような平教員は、とりあえず来てくれた学生を丁寧に教育すること、やはり大切です。来期の講義、ゼミの構想を練り、また、学生に刺激を与えられそうな研究をすること。これは心してかからないと、将来えらい目にあいそうな気がします。

2013年2月 6日 (水)

新世代法政策学研究19号

 昼までは比較的暖かだったように思うのですが、夕刻からめっきり冷え込んでいます(身も心も)。

Dsc_0505 北大G-COEの紀要誌『新世代法政策学研究』の第19号をいただきました。じっくりと勉強していきたいところなのですが・・・

 きょうのわたし、まず歯医者さんに行きました。定期的に通っているのですが、きょうは先日とれてしまった「詰め物」もなんとかしてもらおうと思いまして。

 その後、大学院研究科長の選挙などをはさみつつ、修士論文審査をへて、教養教育に関する全学委員会が2つ。今回は、最後まで我慢することができました(途中で、心が悪くなりそうでしたが・・・)。

 ところで、歯医者さん、「詰め物」のしたはやっぱり虫歯だったようで、すぐには帰してはもらえませんでした。比較的大規模「工事」をしました。その工事の途中、「痛かったら・・・」と切り出され、きっと「手を挙げてください・・・」とでも言われるのかなぁ、と予想していたら・・・「眉をしかめてください」って、そりゃ~、人間の自然な動きですよね~。麻酔が効いていたようで、眉をしかめずに済みました。

 てな感じで、本日も終わってしまいそうです。

2013年2月 4日 (月)

節分、そして、立春。

 あさのrainもあがって、cloud

Dsc_0500 きのうは、節分。わが家でも落花生(あとからの回収・掃除が容易)をまきました。無病息災、家内安全が、なにごとにも一番です。

 娘も学校の図工で鬼を制作した模様。最近の子どもは、いわゆる赤鬼青鬼ではない様子。たしかに、鬼そのものは、空想上のものでしょうから。

 それにしても、2月の足は速い。もう4日ですものね。目に見える成果が欲しいところです。

Dsc_0501 娘の(というか母親の)知り合いとのお付き合いで、恵方巻はセブン・ミール(ついでにおでんも)。恵方(ことしは南南東)をむいて、無言で食べる。こうした風習は、すでに全国区なのでしょうか。

2013年2月 2日 (土)

元同僚を囲んで@おおた商店。

 cloud 大学院の入試なので(?)くもり。

Dsc_0478  きのう、殊勝にもわが社LSに非常勤にきてもらっている元同僚先生らと共に、熊本市本山にある“おおた商店”さんにいきました。場所は、熊本駅白川口からでて、白川渡ってすぐのことろにあります。出張からかえるたびに、燦然と輝くこの看板を目に、いつか行きたい、いつか行きたい、と思っていたら、ついに願が叶いました。

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こんな感じで運ばれてくる新鮮なホルモンを・・・

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こんな感じで七輪で焼いていただきます。とにかくbeerbeerbeerとビールがすすむ君でした。

Dsc_0493 そのあと、雨のなか、タクシーで慶徳高校ちかくまで移動して、金・土・日しか開いていないという “トルタコス”さんに行きました。内蔵をいただいたので、辛いもので、一応、消毒しておこうというのが、来店の趣旨です。

Dsc_0494 まずは、メキシコ・ビールのテカタをいただきました。メキシコといえば、コロナしか知らなかったので、初体験です。苦み、炭酸は控えめの、少し甘さを感じる飲みやすいビールでした。

 このビールとともに、エンチラータとパスタ(辛い辛いといってもレベル2とのことですが)です。 レベル8まであるとのこと、どんな感じでしょうか。cryingcrying

Dsc_0496 Dsc_0497_2

2013年2月 1日 (金)

法科大学院の統廃合。

 いやはや月のはじめから、rain ですね。

 法学部の資料室で新着雑誌をつらつらみていたら、今月号の法学セミナーが目につきました。もう入稿し校正中の論文でふれた「ピンクレディー de ダイエット事件」を弁護士さんの目からみた解説や、昨年12月に下された2つの国公法違反事件についての蟻川先生の見解とともに、そこには「法科大学院の統廃合を巡る議論」と題する三澤英嗣弁護士の意見が掲載されていました。

 法学セミナーで連載されてきた「法科大学院の論点」の最終回として(そのこと自体がなんとなく意味深ですが)書かれたこの見解は、「法科大学院の統廃合路線は、既定路線」であるとして、法学系大学教員を刺激するには十分なものです。

 しかも、小泉政権下の構造改革・規制緩和・市場競争の渦中でつくられた法科大学院制度は、そもそもはじめから、競争性を内包するものであったとしています。その通りであるだけに、グ~の根も出ません。

 また、自主的に撤退する大学院が少ない現状において、これからは、マーケットによる淘汰ではなく、たとえば、設置基準の新設や司法試験受験資格剥奪というような、ドラスティックな方法まで、その可能性が示唆されています。修了しても司法試験受験資格が得られない「法科大学院」(?)が存立できるはずはありません。

 さらに最後にこうあります。「現在の法科大学院の統廃合問題は、実は、法科大学院設置申請した大学関係者が、その申請の時点で、果たしてそういう趣旨のものと正確に理解していたのかが、今、厳しく問われていると言える。各法科大学院の教員たちは、その設置時において、どれほどの覚悟をしていたのか。」と。

 非常~に厳し~~!

 法科大学院問題は、一部の超~優良企業を除いては、法学系部局の喫緊の課題でしょう。法学部としても対岸の火事とばかりはいっていられないと思います。火の粉どころか、もう軒先に火が回っている感じです。いやはや、本当にどうなっていくのでしょう。ちゃんと、着地できるのでしょうか。

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