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2013年10月 5日 (土)

ポケット六法 平成26年版

 有斐閣様から『ポケット六法』の平成26年版をいただきました。ありがとうございます。

 「六法」というと“厳つい”イメージですが、見事にイメチェンされています。「ポケ六」という愛称といいデザインといい、ついに法学界も「変わらなきゃ」というところでしょうか。

 はなしは有斐閣つながりということで、『書斎の窓』(いつもパラパラさせていただいております)、見返しの野田進先生の連載、今月号(2013年10月号)は“大学教員の労働時間”をテーマとするものでした。考古学者のジョーンズ先生(「インディー・ジョーンズ」)が講義そっちのけで冒険旅行に出掛けてしまう場面からはじまる今回のエッセイも、いつもと同じく楽しませてもらいました。

 野田先生がおっしゃるように、わたしたちの労働時間は、「裁量労働方式」の下に置かれているので、自分の労働時間を自らがコントロールできる状況になっています。これで法令上の辻褄は合っているのですが・・・。超過勤務を命令されることはないのですが、研究、教育、それに諸業務と、なかなか大変です。

 くわえて、野田先生は、つぎのように指摘されています。「こうした裁量労働の方式は、長時間の研究を労働時間として評価しないことに根拠を与えるだけであり、そこには大学教員の研究時間を確保しようという発想はみられない。」

 たしかに、勤務時間、超過勤務を管理しながら研究されている方は、いないと思われます。とにかく、締切日目指して・・・という感じではないでしょうか(わたしだけ~?)。その同じ段落に、つぎのようにもあります。

 「研究助成を考えるに当たっては、研究資金ばかりでなく、研究時間にも目を向けていただきたい。」

 おぉ・・・、ホント、そうですよね。昨今、大学からもらう研究費が減額されつつあり、その反動か?、科研費、科研費・・・という傾向にありますが、研究するには、お金だけでなく、時間も必要(文系にとっては「お金より時間が大事!」と言えるかも )。研究費の減額傾向に呼応して(?)業務量が増える傾向にある昨今の大学業界で、お金はあげられないけど時間はありますよ~、という職場が今後は魅力をもつかもしれませんね。

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