無料ブログはココログ

わたしの著書

  • 憲法Ⅰ 総論・統治機構論
  • 憲法Ⅱ 基本権論
  • 著作権と憲法理論
  • ロールズの憲法哲学

« 死刑存否について。 | トップページ | 外でのお仕事。 »

2013年10月24日 (木)

立憲主義と日本国憲法

 rain

 つぎの筆債務にとり掛かるまえに、高橋和之先生の『立憲主義と日本国憲法』(有斐閣、2013年)を通読しました。

 本書では、従来の憲法学が〈政策の決定-法律の執行〉関係と捉えていた〈国会-内閣〉関係を、内閣が担うのは統治活動の本体であり、国会の役割はそのコントロールであると転換してみせた「高橋憲法学」のエッセンスが凝縮された憲法論が展開されています。また、いわゆる「中間審査」(本書では「通常審査」と呼ばれている)をベースに、それを厳格化あるいは緩和する理由を考える司法審査基準論も、本書の特徴といえると思います。学界の重鎮にしてなお新理論の展開を模索する意欲的な書物でした。

 と、畏れながら、感想を述べさせていただきました。

 わたしたちの仕事は〈インプット-アウトプット〉関係で成り立っています。このうち、〈インプット〉の方は、ときに実に楽しいものです。目から鱗が落ちる感覚を、何度も感じたことがあります。「つぎはあれを読んでみたい」、「そのつぎはこれ・・・」と、随分と本棚も賑わってきました。ところが・・・、仕事は〈アウトプット〉したもので評価されます。これが、何とも苦しい作業です。これさえなければ、実に楽な仕事なのに・・・。

 あぁ、そろそろ、つぎの筆債務にとり掛からないと、年末に苦しいことになりそうです。

« 死刑存否について。 | トップページ | 外でのお仕事。 »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/499918/53706494

この記事へのトラックバック一覧です: 立憲主義と日本国憲法:

« 死刑存否について。 | トップページ | 外でのお仕事。 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31