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2014年2月

2014年2月27日 (木)

最終講義の告知。

 本学、法曹養成研究科教授・石橋洋先生の最終講義の告知です。

 日時:2014年2月28日(金)

    15時30分~17時00分まで

 場所:熊本大学黒髪北地区文・法棟A2教室

 詳細はこちらから。

 石橋先生は、LSの労働法担当の先生です。学部生には馴染み薄いかもしれませんが、先人のお話はいつのときにも生きる糧になるものです。ふるってご参加ください。

 (といいながら、わたしは、あす所要で外出しなければなりません。残念です)。

 

 

 

2014年2月24日 (月)

はじめてのマルクス

 はれ!このまま、春を迎えるのか。

 この週末、鎌倉孝夫氏と佐藤優氏の師弟対談『はじめてのマルクス』(金曜日、2013年)を読みました。

 現在の資本主義を象徴する概念「労働力の商品化」を駆使。本来的には不可能なのに、資本は労働力を「物」のように扱っているという分析からはじまります。また、非正規労働の常態化により労働力の再生産ができずにいる現在の資本主義は資本主義の末期であると説き、このままだと搾取するものさえなくなるので、資本主義は終焉するとしています。では、どうするのか。本書の処方箋は、労働価値説の復権にもとづき、労働者が労働・生産活動の主体となれる社会主義の実現しかないとしています。

 であるのかどうかはわかりませんが、いくつかの点について、思わず膝を打ちました。

 まず、東西冷戦期の資本主義の下での福祉政策は、社会主義革命の予防であった、という見方。往時は、資本が一定の譲歩をせざるを得なかったけれども、社会主義体制の崩壊で革命の脅威がなくなったので、現在のような新自由主義的資本主義が跋扈するようになったとしています。

 また、(これは、わたしもいま書いているもののなかで意識的に使い分けましたが)、マルクス経済学とマルクス主義経済学を区別している点。マルクスは経済学を科学しようとしたと思いますが、マルクス主義経済学は、マルクスの衣鉢を継ぐのではなく、イデオロギーを唱えることに終始しているとしています。

 さらに、マルクスをかなり正確に読んでいると思われる宇野(弘蔵)派経済学の影響は、意外とエリート層につよいとしています。その文脈でのことですが、つぎの部分は印象に残りました。「大学時代に教った知的水準の高い理論は、社会人になってからのものの見方にも無意識のレベルでかなり影響を与えます」(122)。

 わたしも、大学で九州を、そして、日本を背負うであろう学生に接しています。わずか4年で、より直接的には8単位分で、憲法学のすべてを会得させられるわけではありませんが、それでも、九州、日本を支えるであろう学生に「無意識のレベル」で影響を与えてしまうとすると、きっちりとした憲法理論を説かねばまりません。

 そのためには、まずはわたしが「知的水準の高い憲法学者」にならなければならないわけですが・・・。

2014年2月20日 (木)

学内での研究会に想う。

 はれ!

 きのう、教授会で、重要案件が満場一致の拍手で、承認されました。

 そのあと、「21世紀総合科学研究会」に参加しました。これは、部局を異にする研究者の報告を聞き、他領域の研究に対するリスペクトを高めたあと、ワインをいただきながら「わいわい」やる、という会のようです。きのうは、わが社のホープが報告ということで、万難を排して(なんて、結構、暇ですが)馳せ参じました。

 さすがはわが社のホープ。民訴の本質の解明を見据えた上での個別研究テーマを検討しているというお話が聴けました。フロアーからの質問にも堂々と対応していて、立派だなぁ~、と感じました。

 ところで、他領域の先生方に混じって、相当数のわが社の者も聴衆にいました(のうちの一人が、わたし)。こうして、同僚先生の前で話すのって、ある意味、嫌ですよね~。どうしても、実力を値踏みされている感覚に陥るものです。

 でも、心ある方は、報告者の力量どうのこうのではなく、聴いた話をまずは自分の関心にひき付けて、で自分のフィールドではどう考えるのだろう、という目で報告を聴いているはず。フロアーは、思っているほど賢くはないものなので。

 それでも、こういう場では、フロアー優位、有利(そう割り切るべき)。無責任に直覚だけで発言することが多い。そして、的が外れていればいるほど回答し難いもの。

 まぁ、論文も書かず、研究報告もせず、「やいのやいの」だけ言う方がおられるなかで、若い人が研究報告をしている。つぎのわが社の「研究会」でも、若い人の報告が聴けるとのこと。わたしも見習わないといけません。

 となんだかメッセージ性のある内容になっていますが、きのうの壮大な名称の研究会は、和気あいあいとする感じがあって、一種、「熊大の良心」のようなものを感じました。わが社の研究会も、あのようにありたいものです。

2014年2月16日 (日)

熊本城マラソン。

 suncloud

Dsc_0007 無事、完走できました。記録は、4時間23分01秒、ネットタイムで4時間18分14秒でした。一昨年の第1回大会のネットタイムは4時間38分28秒だったので、2年前の自分を20分、超えることができました(昨年の第2回大会は抽選漏れで欠場)。

 30キロ過ぎから、左足首、左ひざ等に違和感、痛みを感じつつでしたが、後半、粘ることができました。タイムは一般的には平凡なものでしょうが、わたしとしては、なんだか満足感あるトライでした。

 それと、後半、心が折れそうな38キロあたりで、前方から「市長頑張れ!」というではありませんか。えっ、幸山市長は前を走っているのか、と思い、頑張りました。勝手に市長を抜き、「勝った・・・」と思っています。

 ところで、市長の行政手腕の評価はわたしにはできませんが、それでも、このようにフルマラソンに自ら参加するという「心意気」のようなものは、素晴らしいと思います。うちの学長も、硬式野球部(わたしが「印鑑部長」を務めている)の試合に、たまに応援にきてくれます。学長としての手腕は、これもわたしには評価できませんが、こういう心意気のものは、嬉しいところです。

 それと、川尻はいい!酒蔵とかあって古い町並みを楽しめるのですが、なんといっても、応援が心に響きました。川尻を通った時は、勇気をもらいました。川尻は15キロあたりだと思うので、願わくば、心の折れそうな後半だったらどんなによかっただろうなぁ・・・と思いました。

 完走後、免疫低下状態にあり、なんだか風邪ひきそうな雰囲気があります。美味しいものを食べて、養生しようと思います。

2014年2月15日 (土)

知財専門ではないので。

 またまた、日本列島、各地で大雪とのこと。お見舞い、申し上げます。

 ところで、この頃になると、毎年、わが社での研究生志望という方から、連絡をもらいます。それは、直接であったり、本社の国際課等を通してのこともあります。「国際課」とあるように、その多くが留学希望者です。昨今の大学は「グローバル化」(この表記の意味、あまりわかりませんが)が要請され、在学生の留学を奨励すると共に、外国からの留学生のうけ入れも要請されています。わが社も「地方中核大学」(自称)を自認しているので、わたしも、その要請に応えないわけにもいかないのですが・・・

 でも、よく、知的財産権について学びたい、と希望する学生からの留学希望をうけます。ほぼ、毎年。でも、わたし、知財の専門家ではありません(憲法について、どの程度の専門家であるのかという点についても、本当は怪しいのですが)。たしかに、最近、知財の研究会や学会に寄せてもらっています。でも、それは、あくまでも知財を憲法学の視点から分析すると・・・というお話をさせてもらっているわけで、知財の専門家では、ない、わけで・・・

 わが社には、知財の研究者はいません(その意味で「地方中核大学」たりえるのか、という疑問もあるのですが、それは、措くとして)。ということで、ウェブ・ページをみるとできそうなのは、こいつか・・・となるのでしょうが。それでも、知的財産権を研究して、将来は・・・といわれたら、お断りするしかありません。わたしには、指導できませんもの(知財の学位、ありませんもの)。そういうわけ、わが社に知財の専門家がいれくれたら、相当数の留学生をうけ入れることができたと思われます。

Dsc_0003 はなしはかわって、わが社で2番目に早い春(わたし調べ)です。日本列島は広いものです(もっとも、九州でも山沿いは、熊本でも阿蘇地方は、積雪ありですが)。

 

2014年2月14日 (金)

出走の受付。

 さむ、寒~~い。

Dsc_0023 あさって、日曜日に行われる、熊本城マラソン2014の受付に行ってきました。辛島公園の特設会場です。ボランティアの方でしょうか、寒いところ、お世話になりました。当日はもっと暖かい予想ですが、それも最高気温のこと。その頃にはゴールしているはずなので、走り始めは寒いのでしょうね。

Dsc_0035 そういえば、ゼッケンは7677でした。この「6」オシイ!

 それにしても、一昨年の完走を評価してもらってのことか、なかなか良い番号だったと思います。今年の目標は“打倒、市長!”というところでしょうか。

Dsc_0031 ということで、帰りに景気づけ(?)、上通りの“カレーのチャンピオン”さんで、金沢カレーをいただいてきました。

 

2014年2月11日 (火)

いまさらながら(2)。

Dsc_0009 風は冷たいとはいえ、晴れ。

 わが社で一番早い春の訪れ(わたし調べ)です。これ、一応、桜だと思うのですが・・・、品種はわかりません。

 ところで、実は先日から、「つぶやき」はじめました。

 https://twitter.com/nobuharuobinata 

 いまなさなのですが・・・。まだまだ慣れなくて、誤操作等・・・。フォロワー、募集中です。ムヤミに「フォロー返し」しませんので、ご安心を。

 それにしても、わが社の学生らしき「つぶやき」、面白いものがたくさん。「お気に入り」に貯めています。同僚先生関係のもの(わたしも含まれる)が主ですが。

 最近、一番面白かったのは、あるゼミ希望者のことを『進撃の巨人』の調査兵団に例えていたものです。こういうと、わかってしまうか?リツイートしたかったが・・・自粛しました。

 これからも、わが社の学生には、わたしが覗いているかもしれないことに萎縮せず、大いに「つぶやいて」ほしいと思います。すべてを覗くことなど、無理ですから。

 

2014年2月10日 (月)

いまさらながら(1)。

 くもり/雨。週末は、各地で大雪でしたね。

Dsc_0004 ところで、いまさらですが、タブレット、購入しました。スマホの買い替えに出向いたら、こっちまで・・・。ということで、これを撮影したスマホも新機種になっているのだが。まるで、アクアを買いにいったら、プリウスになってしまったときの気分。

 なにはともあれ、これで勉強にも、遊びにも、「幅」ができれば、と思います。

 【訃報】

Dsc_0006 きょうの朝日新聞に、アメリカの政治学者ロバート・ダールさんの死亡記事がありました。 98歳とのこと。ダールさんには『ポリアーキ』や『デモクラシーとは何か』などの著書があり、アメリカ憲法、立憲主義にも造詣が深い政治学者でした。

 謹んで、ご冥福をお祈りします。

2014年2月 8日 (土)

追コン@並木坂ガーデン。

 雨/曇り。都心でも積雪見込みとのこと。

Dsc_1134 昨晩、ゼミの「追コン」をしました。“並木坂ガーデン”さんにお世話になりました。 3、4年生とも、定期試験が終わり、安堵のひと時か。

 わたしも、最近いただいた百選の原稿料(の一部)を拠出しました。

 参加してくれた4年生は、就職先も得て、もう卒業式を待つだけの身。3年生の羨望の的です。正直、よく公務員に採用されたよなぁ~、と感じる学生も、あそこで勉強した、○○は便利、等の「予想だにしない」発言も聞け、わが社の学生の質の良さを改めて感じました。いまは「コーザ」で忙しい3年生も、次は3年生の番なので、各自のペースで頑張ってほしいところです。わたしも、微力ながら、お役に立てれば、と思います。

Dsc_1132 ということで、今月、わたしは来週に迫ったマラソン出走のために「断酒」していたのですが、昨晩は、一時、解禁!まぁ、断酒といっても科学的なものではなく、願掛けみたいなものなので・・・

 ソチ・オリンピックが開幕しました。

 

2014年2月 5日 (水)

リハビリ。

 sun たけど、さぶ~。

 バイト先の採点、成績評価、勤務校での定期試験監督、そして、修論審査とその報告書作成も終わり、一応、春休みになりました。

 春休みといっても、この業界人にとっては、「書き入れ時」。長期休業中こそ、研究に、来学期の講義準備にと、本業まっしぐら、というところでしょうか。でも、最近、学務に雑務にどっぷり浸かってしまっていたので、まずは、リハビリ。試運転中、とう感じです。

 ところで、実家から電話があり、実家近くの大学のLSが募集停止の議論中とのこと。

 ニュースはここから。

 わたしの移籍先が減ってしまった・・・と、冗談はさておき、国立でももう1校の閉店情報を得ているだけに、いよいよ厳しい感じになっているようです。

 なんだか、この業界、いいはなしはないですね~。ただ、わが社に関しては、本日、おめでたいビックニュースをキャッチしました。ただ、報道協定中なので、まだ言えません。あぁ、はやく言いたい・・・。

2014年2月 2日 (日)

修論。

 くもり、あたたかい。

Dsc_1142 毎年恒例となった、修論審査が佳境にはいっています。本年のわたしの担当は、主査1、副査3ということで、4本。先週、副査2が終わっているので、あと、主査1、副査1。

 修士号といえば、かつてなら研究者の仲間入りの学位だったのですが(現に、法学者先生の相当数は、いまでも修士さん)、いまでは、なかなかそうもいかないようで。

 それでも、他分野の論文を読むことはそれなりに勉強になり、また、ときに力作もあります。

 ということで、あと、もう少し読みます。

2014年2月 1日 (土)

客人、来熊。

 sun、但し、夕刻よりsprinkle予報。

Dsc_1128 きのうは、1月の最終金曜日ということで、午後は、いつもの審議会でした。ただ、最後、抜け出して、客人の来熊を「お・も・て・な・し」(もう、古いか)。

 三年坂の、まさに、居酒屋“三年坂”さんに。お座敷の、ザ・居酒屋さん。

Dsc_1103 「客人」というのは、H大・LSの先生です。新年度になったら、わが社で「憲法シンポ」を開催しようと思い、その打ち合わせも兼ねての来熊が実現しました。

 はじめての熊本ということで、まずは、やっぱり馬刺し。

Dsc_1108 そして、人文字のぐるぐるです。

 この先生とは、わたしの母校H大に赴任されて以降(もちろん、赴任以前からお名前は存じ上げていましたが)、親しくしていただいております。すでにいくつか重要な業績をもたれており、そのうちのひとつ、編著『地域に学ぶ憲法演習』(日本評論社)に目をつけて、シンポをお願いしたのです。

Dsc_1111 あっ、もちろん、辛子レンコンも。ここはちょっと手をかけて、天ぷらをいただきました。

 もと同僚のH大・LS先生と二人での来熊、学部での「飲み」文化はないそうで、わが社の様子を羨ましがっておられました。

Dsc_1117 熊本は、お魚も新鮮ということで、あじのなめろうです。

 わが社の「飲み」といっても、八割がた、同僚先生の悪口ですが(笑)。それでも、ときに、それが大学人としてのあるべき姿や学生教育のあり方等にも及んでいて、いわゆる「広義のFD」ということで(ただ、実質的には貴重なFDだと思います)。

Dsc_1135 ということで、場所を移して、“武蔵小路 立ち飲み酒場”さんへ。

 H大の状況を伺いつつ、わが社の法学部は、なんだか充実しているようにも感じました。諸問題は多々あるのでしょうが、本質を見失わなければ、まだまだ輝きをとり戻すチャンスも。そして、市場での差別化も可能であるように思いました。

Dsc_1134 「立ち飲み」ということで、机の上は、こんな感じ。

 そういえば、きょうの新聞に、国立大二次出願倍率の中間発表が・・・。倍率に一喜一憂する必要はありませんが、でも、偏差値、倍率というのは、学部の客観的価値を示すひとつの、そして、わかりやすい指標でもあるので、高ければ高い方がよい、ともいえるわけで。ことしは、どうなるのでしょう。



















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