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2014年3月15日 (土)

ミュンヘン

 春だろう。

 DVDライブラリー(っていうほどたいそうなものではないが)にあった、ミュンヘンを観ました。スピルバーグ作品。

 ミュンヘン・オリンピック開催中におこったパレスチナ・ゲリラによるイスラエル選手襲撃事件を契機とした、アラブとイスラエルの対立が舞台。テロに対する報復、そして、その復讐のなかで、家族、同胞、祖国、そして、国家とはなにか、が描かれています。パレスティナ問題なんかには、とんと疎いわたしにも、楽しめるDVDでした。

 同胞殺害に対して、復讐という形態で応じる国家。その国家=政府から、存在しない人間とされた主人公が、それでも、祖国、仲間のために、ミッション(暗殺)を遂行します。ただ、ひと段落ついて、家族のもとに戻っても、安らぎは得られません。家族には慰めてもらえるのですが・・・

 家族と共になら明日の命がわからなくても安らぎがある。でも、ひとたび暗殺に手を染めると、そのあとに得た家族との生活には安らぎは、ない。なんだか、考えさせられるものがありました。

 また、政府から存在しない者とされたので病気には気をつけろ(医療保険が効かないので)とか、暗殺という大そうな命を下しておきながら、経費の領収書を依頼する政府といった、ときにウィットの効いた描写もありました。

 なんだか、ふっ、とした拍子に観てしまいましたが、大作でした。

 

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