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2014年7月10日 (木)

『憲法ガール』読了!

 台風8号に備えて、全学休講でしたが、影響はありませんでした。「肩すかし」感がありますが、被害なくよかったと思います。

 この休講措置を利用して、日曜日に読み残していた、大島義則先生の『憲法ガール』(法律文化社、2013年)を読み終えました。

 本書は、平成18年から平成24年までの新司法試験問題を解いていくものですが、下記のような特徴があります。

 ① 小説仕立てであること。

 ② 実に判例重視の解法を示してくれていること。

 ③ 模範解答が示されていること。

 司法試験問題の解説本といえば、やはり「お堅い本」というイメージがあるのかで、本書は、やはり「異色の本」といえると思います。ただ、この小説部分には、司法試験の受験準備には何をすればよいのかのエッセンスが凝縮されていると思います。

 それは、何よりも、基本判例を十分に理解し、それを用いて、目の前の問題が解けるようになること。ここは、何度、くり返され、強調されてもよい、と思います。とかく司法試験受験生は、違憲審査基準を用いたがるもの。旧試験のときは、これ、よくいわれ、新試験ではなくなったかと思いつつ、やはり、受験生は審査基準にこだわるようです。(とくに、学生はLRAがお好きです)。

 また、各所にふられた注をみると、いわゆる司法試験受験生なら知っているべき先生の、それも手に入りやすい文献が指示されています。この注まで含めて、本書を十分に読み込んだなら、少なくとも過去問検討は十分なのではないでしょうか。

 さらに、模範解答までのっています。そういえば、答練とかでも、模範解答って、あんまり示されていないと思います。その意味でも、司法試験対策の導入本として最適だと思います。

 本書を読みつつツイッターでつぶやいていたら、なんと、作者先生とコンタクトをとることができました。ツイッター、まだ、「つぶやき慣れていない」のですが、ツイッターのお蔭で、楽しい読書になりました。

 

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コメント

先生こんにちは。
当該書籍、私も参考にしています。
新司の高度な内容にして、内容は興味を引きやすいように物語にしているところは、とても面白い構造であると思います。 なかなか理解の遅い私にはありがたいです。
…先生も、是非ともお願いします(笑)

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