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2014年9月

2014年9月30日 (火)

神戸LS説明会について。

Ls 10月8日(水)の14:30から、研究会室1で、神戸大学法科大学院の説明会を開催します。

 この説明会は、神戸大学さんの申し出により実施するものですが、熊大の法学部生にとっても意義あるものだと思い、わたしが説明会のお世話をしています。

 なぜ、熊大生にとっても意義あると考えているかというと、つぎの理由からです。

 (1)4年生にとって。神戸LSを志望校としている人にとっては言うまでもありませんね。

 たとえば、熊大や九大を志望校としている人、すでにいずれかのLSの合格を得ている人にとって、他の大学でどのようなLS教育が行われているのかを知ることは、今後の勉強にとって非常に意味があると思ったからです。

 

 (2)3年生にとって。まだ具体的に志望校を決めていない人にとっては、複数の大学の状況を知る必要があります。神戸LSは、合格実績も高い難関校です。その説明会に熊本で参加できることは、時間的にも金銭的にも、有難いことだと思います。また、熊大や他の大学を志望校としている人には、(1)で4年生向けに書いたことと同じように、他の大学でどのような教育がなされているのかを知ることは、意味のあることだと思います。

 (3)2年生、1年生にとって。将来は法曹になりたいと思っている人、これは必見です。いったいLSにいくと、どのような勉強をして、将来にどのようなビジョンを描けるのか。この説明会から、こういったことを考えるヒントが得られるかもしれません。また、法曹になりたいけれど、やっぱり不安が多い、という人にも。もし違う進路にするにしろ、それでもLSに行ってみようと決めるにしろ、こうした説明会での話も参考にしてもらいたい、と思っています。

 

 (4)全学年にとって。お越しいただく2人の先生は、いずれも法科大学院をでて大学の先生になった方です。法科大学院といえば、通常、将来は法曹になるものですが、いまでは、こうして大学の先生になる道や、国家公務員の総合職試験を経て、官僚になる道もあります。法曹希望者はもちろんですが、大学教員や官僚になりたいと思っている人にも、是非、聞いてもらいたい説明会です。

 ここで、注意してもらいたいことがあります。この説明会は、神戸大学に行ってほしいという意図で開催するものではありません。もちろん、お越しいただく2名の先生は、神戸大学を受験してほしいと思っているはずです。ただ、わたしは、地方の大学にいると、なかなか説明会にもいけないと思うので、神戸大のお申し出はむしろ熊大生にとって、よい機会だと思いました。くり返しますが、どこの大学で勉強するにしても、他の大学でどのようなことをしているのか知ることには、大きな意義があると思うからです。ということで、LSでの勉強、そして法曹になるということの意義等、神戸大学のアピールに特化しないお話をしていただきたい旨、お越しいただく先生に伝えたところ、快諾いただきました。

 また、2名の先生は、憲法および知的財産法の若手のホープ。みなさんと世代の近い一流の研究者の姿をみる機会にもなります。

 学期がはじまったばかりで、なにかと落ち着かないかもしれませんが、上級生だけでなく、下級生にとっても意味のある説明会なので、是非、時間をつくって参加してください。

 

2014年9月28日 (日)

訪韓(その3)。

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 9月21日(日)から2泊3日の訪韓、「その3」ということで、帰熊した3日目、9月23日(火)のことを。

Dsc_1718 あさ、訪問した韓南(ハンナン)大学校schoolのある大田(デジョン)駅からKTXbullettrainでソウルへ。

 大田駅に最近出店したという評判のよいパン屋さんのアンパンを車中でいただきました。パン屋さんそのものは、1956年というから、もう半世紀以上、大田市で営業している老舗です。サクサクのアンパンでした。

Dsc_1731 ソウルでは、餃子の美味しいお店を案内してもらい、昼食しました。いただいたものは、下に。

 そのあと、ソウル駅で出国手続き(すごく便利)をして、そのあと、空いた時間でソウルタワーに行きました。

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 前回3年前のときにもソウルタワーに上ったのですが、そのときは、夜。夜景もいいのですが、昼のタワーでは、ソウル市がまさに一望できました。

 世界の主だった都市の方向とそこまでの距離の記載もありました。あっちの方向に840.25㎞で、大阪のようです。

 ソウルはもう、1300万人ぐらいいる大都市。でも、古い時代の建物も残り、歴史、文化を感じる、どことなく落ち着いた雰囲気のある街でした。

Dsc_1739 ということで、ソウルをあとにして、仁川空港にむかったのですが・・・。

 まぁ、わたしは相変わらずのお気楽、ノー天気人生なので・・・。なんて言っていてはいけませんかね。真の交流は、相手の言い分も汲み取って、お互いに納得することでしょうか。

Dsc_1742 そうそう、仁川空港airplaneでは、何かの模様しか、民族衣装の行列に遭いました。観光客向けのサービスでしょうか。まぁ、楽しければそれでいいですよね。

 ということで、免税店でお土産を少しだけ買って(なんせ、たくさんのお土産をいただいたので)、帰熊しました。飛行機に乗っているのは1時間20分、時差なし。近いですよね。

 (お昼にいただいた、中華です。ここ数日、食べたものブログの本領発揮しております)。

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2014年9月27日 (土)

訪韓(その2)。

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 今週のはじめ、9月21日(日)・22日(月)・23日(火)と訪韓したときのレポート。「その2」は二日目の22日(月)のことです。

Dsc_1702 この日は、訪韓の目的、韓国・韓南大学校で開催された学術交流会に参加しました。

 韓南大学は、ソウルからKTXで1時間余りのところにある大田(デジョン)市にあります。近年、韓国では中央省庁の地方移転(いわゆる遷都か)が、まだ抵抗が強いながらも、少しずつ進んでいるとのこと。デジョン駅にも、3年前の訪韓時にはなかった大きなツインタワーが建設されていて、省庁の一部がソウルから移ってきたとのことです。

Dsc_1634 つくとすぐ、まずは腹ごしらえ、ということで。

 何人かの先生は3年前にもお会いしているので、そういえば見覚えある・・・という感じでした。ただ、如何せん、韓国語を解さず、会話が弾むという感じでは・・・

Dsc_1641 韓南大学校での学術交流シンポは、模擬法廷教室で実施されました。「傍聴席」は満席です。

 今回のシンポのテーマは「韓国と日本の刑事法上の現状と問題点」ということで、わたしの出る幕はなく、聴衆にまぎれてシンポに参加しました。

 そのあと、総長先生のお部屋を訪問し、そして、「意見交換会」のため、デジョン繁華街へ。

 シンポも終わり、韓国にきて時間もたったので、ようやく少し、韓南大学校の先生とお話することができました。

 わが社と韓南大学校法科大学との部局間交流は、ことしで14年目とのこと。その間、今回で5回、学術シンポジウムが交代で開催されてきました。韓南大学校の先生との会話のなかには、この両校の交流のきっかけをつくった、同郷の商法先生(移籍)、それから、すでに定年退職されている法哲先生、西洋法制史先生、法社先生といった、往年の名プレーヤーの名前が出てきました。

 こういった世代の先生方に築いていただいた両校の交流が、いまの部長先生の世代にも引き継がれています。こうした上の世代の先生方のお蔭で、これからのわが社にとって重要になる韓国、中国の大学とのつながりができたのだなぁ、と感じました。

 ということで、あとは、「意見交流会」でいただいたものです。韓国といっても、焼肉、クッパ、ビビンバばかりではない。

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2014年9月25日 (木)

決起集会!

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Dsc_1745 昨晩、わたしも推薦人の末席に名を連ねているので、決起集会に参加しました。といっても、実際には、これをダシにした親睦会、という感じ。

 通常、同じ大学に勤務していても、部局が違うと「別会社」みたい。あまりお話する機会もありません。ということで、昨晩は、他の部局の先生といろいろお話することができ、楽しい時間でした。

 
 そういえば、先日まで訪問していた韓国・韓南大学の総長先生は、「心の中で1万回唱えれば、願いはかなう」とおっしゃっておられました。1人で1万回は大変でしょうから、そのうちの100回くらいは(すくなっ)、わたしが代行しようと思います。

 まぁ、わたしとしてはだれがなっても大学がよいものになればよいと思うのですが・・・、なかなか厳しい状勢だと思います。

 ということで、一次会の後、よせばいいのに二次会へ。

 というのも、そこで、法学部における憲法教授の役割やらなんやら、もう耳にタコができるくらい聞いたお話を、また、聞きました。

 別の先生からも、最近の仕事ぶり(とくに研究、その他の仕事はしていませんから、あっ、していないからダメなのか)について、なんとなくダメ出し。わたくし、お気楽な性格なのか、あまり自分に不満がありません。それが、ダメなのか!

 ああいう場所では、さきに酔ったもの勝ち、どうせなに言ったか覚えていないのでしょうから。かく言うわたしも、何話したか、あんまり覚えていないのですが・・・

2014年9月24日 (水)

訪韓(その1)。

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 21日(日)から23日(火)まで2泊3日で韓国に出張しました。目的は、わが社と学術・学生交流協定を締結している韓国・大田(デジョン)市にある韓南(ハンナン)大学で開催される「学術シンポ」に出席するためでした。

 で、きょうは、その1日目。シンポ前日のことを書きます。前泊地ソウル(仁川空港)に着くと、わたしが昨年9月まで大学院で指導していた学生と、その学生の韓南大学での指導先生であり、前回の訪韓のときにもお世話になった先生の2人が、出迎えてくれました。

Dsc_1578_2 そして、ソウル中心地を案内してもらいました。ここでは、「ソウルで二番目に美味しいお店」で前回もいただいた、ソウルぜんさいと生姜茶を。スターバックスも街並みに溶け込んでいました。

 韓国語が全くできないので、お出迎えを案内は有難いことでした。

Dsc_16141 そして、夕食のあと、仁寺洞(インサドン)にあるサムジギルへ。廊下が螺旋状(?)に少しずつ上り坂になっていて、お店をふらふら見ているうちに、全部のお店がまわれる仕組みになっていました。仁寺洞は、いまでこそ近代的なビルが建つ街ですが、宮殿も残っています。骨董や書道具のお店などもたくさんありました。

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 そのあと、明洞(ミョンドン)へ。明洞は、ソウルで一番の繁華街、観光客もた~くさんいる街です。

 写真は、ソウルということは韓国で一番地価の高い場所にあるユウリ銀行(左)です。感じで「友利」とありましたが、もともとは漢字はないとのこと。「わたしたちの銀行」という意味の名前のようです。ところで、地価は1坪、公示で日本円で3億円、取引上は5億円ぐらいだとか・・・

Dsc_1617 そういえば、ホテルに帰る途上で、こんな看板をみました。何て書いてあるかわかりますか?一番上の写真と関係あります。そう、「スターバックス」と書いてあります。スタバが「STARBUCKS」以外で表記することは珍しいのではないでしょうか。韓国らしい街並み、景観と調和することが、この辺りでの出店条件のようでした。

 という感じで、一日目の夜は更けていきました。(つづく)。

 以下は、一日目にいただいたものです。夕食は、韓国の薬膳料理をいただきました。肉や魚は使っていないとのことです。それと、勿論、マッコリもいただきました。最後のものも、何とかという高級なお酒です。名前と効用、わすれてしもた。

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2014年9月20日 (土)

あすから、訪韓。

 曇りcloud

 あすから、2泊3日で、韓国に行きます。目的は、わが社との提携校、大田(テジョン)市にある韓南(ハンナン)大学校との学術交流会に参加するためです。

 Hunnam University HP

 韓南大学校(翻訳のさいには「大学校」とする模様。「大学」というのは、学部単体を指すようです)は1956年創立の私立大学で、学生数は17,000人くらいとのこと。わが社も毎年数名、留学生を受け入れています。最近は減ってしまったようですが、以前は、わが社からも留学する学生がいたとのこと。

 韓南大学校のある大田市は、韓国5番目の都市。ハイテク団地を有する科学技術都市として知られています。ソウルからKTXで1時間ぐらいだったような・・・

 というのも、何を隠そう、わたくし、2011年の9月、今頃にも、韓南大学校を訪問させていただきました。そのときには、韓南大学校との提携校、中国の大連民俗学院も、訪問させていただきました。

 (そのときの顛末は、右「カテゴリー」の「韓国」のところをご覧ください)。

 ということで、2度目の韓南大学校訪問です。でも、今回の「学術交流会」は、わたしの出番はない模様。にこやかに交流してくるというのが、わたしに与えられた役割、というところでしょうか。

 もともと「内弁慶」で、国内ですら、宿泊を伴う旅行を躊躇するわたくし。だいたい目的地につくと、帰りたい、帰りたい、と思っています。それでも、ちょっとは「外の空気も吸え」とのお達し。2泊3日、無事に交流を果たしてきたいと思います。ただ、台風16号が気がかりですが・・・typhoon

2014年9月14日 (日)

広報。

 sun。「ドーカイ、ドーカイ」。

 【広報1】

Kumamoto_law_review_131 わが社の紀要誌『熊本法学』の第131号が刊行されました!

 内容は、熊大図書館ウェブ・ページにある Repository でご覧になれます。

 Repository Kumamoto Law Review

 ☝ ここから、過去『熊本法学』に掲載された論文もみることができます。

 【広報2】

Photo
 熊大法学部を広報するための学生ビデオを募集しています。

 〆切は、来年(2015年)の3月2日。採用された作品には高額賞金dollarがあったらいいなぁ(現在、検討中の様子)。



2014年9月10日 (水)

期待する大臣。

 曇りの一日でしたcloud

 概説書、細々と書き続けています。きょうは、内閣のことろを書きました。ところで、第2次安倍改造内閣が9月3日に発足し、1週間がたちました。それぞれの、大臣さん、引き継ぎもおわり、意気揚々と職務にあたられていることと思います。

 ところで、内閣の構成員、法学部生なら全員知っていて当然、と言われていた時代がありました。少なくとも、わたしが学部生の頃は、組閣されると、翌日の新聞で顔と名前をチェックしたものです。それも、当時は1府22省庁体制(現在は1府12省庁)、大臣さんもそれだけたくさんいました。まぁ、わたしは、全員を覚えたことはなかった、と思います。いまも昔も、ノンポリだったので。

 そういうわけで、第2次安部内閣の閣僚さんも、そう知っているわけではありません。が、その中に、一人、注目している大臣さんがいます。それは、何を隠そう、小渕優子さんです。

 小渕優子さんは、わたしも知っているくらいの有名政治家さんです。第84代内閣総理大臣の小渕恵三さんの娘さんです。小渕恵三さんは、竹下内閣のときの官房長官で、「平成おじさん」として有名です。で、小渕優子さんも衆議院で進行係(「議長ーーー」といって動議を提起する人)をするなど、期待の政治家さんでした。

 その小渕さん、2度目の入閣で、今回は、経済産業大臣とのこと。実は、小渕優子さんに期待する、というのも、小渕さんのことをよく知っているからではなく、経済産業大臣に就任されたからです。

 それは、小渕さんが女性だからではありません。性別は、どうでもいいのです。では、若いからでしょうか。そうです、実は、小渕さんが若いからです。経済産業大臣といえば、原発の再稼働の是非に象徴される国のエネルギー政策など、答えのわからない重要政策の舵取りをするポストです。こういったポストは、10年、20年後も、政治家を続けているであろう人に決定してもらいたい、と思うからです。

 小渕さんは、就任の記者会見等において、原発の問題は難しい問題で即答できるものではない、と慎重な発言をしています。そうでしょう、その通りだと思います。政治家としては若いため、まだポストが重すぎるともいわれているようです。しかし、原発再稼働の是非はわたしにはわかりませんが、少なくとも、10年後、20年後も責任を負える世代の人が舵取りすべき問題である、とわたしは思うのです。

 ということで、まがりなりにも時の総理に大臣に任命される人。実力はそういう意味では保障されているのでしょう。その人の決定、10年、20年後、仮に「間違っていた」と評価されることがあるのかもしれません。しかし、その結果は、われわれが甘受するしかない、と思います。それが、われわれが憲法で選んだ代議制というものでしょうから。

 いずれにしても、10年後、20年後にしか結果のでない決定を、そのときに責任を負える人に判断してもらいたい。そういう意味で、わたしは、第2次安部改造内閣のなかでは、小渕経済産業大臣に期待しています。くり返しますが、小渕さん、個人的には、存じ上げていませんので。ありからず。

2014年9月 8日 (月)

論文の読み方。

 sun残暑お見舞い申し上げます。

 有斐閣のPR誌『書斎の窓』635号(2014年9月号)に、神戸大学・曽我謙悟先生によるコラム「先行研究を読むとはいかなる営みなのか-大学院新入生への一つのアドバイス(上)」が掲載されています。論文の読み方が簡便に解説されています。

 それには、研究のために論文を読むということは、読むこと自体を趣味として楽しむ読書とは異なる、とあります。

 そして、いずれ論文を書くものとして「書き手」としての読み方を身に着けなければならない、といわれます。

 さらに、読むということ自体は研究においては評価されないので、読むことに費やす時間と労力に気を配るべきだ、とも。執筆のための時間と労力が減ってしまうので。(なお、努力そのものが評価されるのは初等中等教育までである、とおっしゃられます。厳しいですが、その通りです)。

 読むべき文献は、リスト化し、それは「芋づる方式」を中心に作成し、後に「検索方式」で補うとよいとも。

 詳細は、是非、曽我先生のコラムにあたってください。非常にわかりやすくなっています。

 最後に、何冊(何本)読むべきなのか。1週間にどのくらい読むべきなのか、という質問について。大事なのは「十分に『自分のもの』にした文献がいくつあるか」ということだと。「形式的に、読んだ冊数、本数の多さを競ったり、それを自負すること、逆にその少なさに引け目を感じたり落胆すること・・・・・は、まったく意味のないことである」と。

 よいコラムだったので、紹介しました。

2014年9月 7日 (日)

刺激的なお話。

 くもりcloud。ここ数日の出来事を。

 金曜日は、國學院大学の先生をお招きして、FD研修会。FD(ファカルティ・ディベロップメント)とは、教育内容や方法の改善を目指しての教員による話し合いのことです。

 その冒頭「刺激的なお話」が。それは18歳人口激減のお話です。わたしが受験した頃は200万人ぐらいいたであろう18歳人口がいまでは120万人切るあたりまで減少しています。にもかかわらず、その間、大学は増え続けているため、各大学は優秀な学生を確保、あるいは、1歩進んで、定員を確保することに窮する状態に陥っています。國學院大学のある東京の大学を例にとっても、2011年から本年2014年までのわずか3年で、競争倍率は平均して1倍から2倍下げているとのこと。1倍といえば、定員分、受験者が減っていることになります。しかも、これはいわゆる上位校から中堅校といわれる大学でのお話、それ以外については、推して知れるというところでしょう。

 この18歳人口はどんどん減っていって、2030年度には100万人ぐらいになるとのこと。配布資料には報告された先生の実年齢が入っていて(偶然、わたしと同じなのですが)、その頃はまだ、不幸にも定年前。無事、定年まで大学が持つのかと不安になる数値でした。この数値という現実をみて、わが社はどう対応するのか、突きつけられた課題は大きいと言えます。

 で、この手をこまねいていてもダメということで、國學院大学では、アクティブ・ラーニング(AL)を中心とする教育改革(カリキュラム改革)を実施しているということ。

 まずは、小手先の広報とか入試改革とかではなく、教育内容を改善し充実させて、それを売りにして大学を選んでもらおうという姿勢、まさに本質を突いていると感じました。ALの導入の是非はわかりませんが、結局は、こういう本質の部分を重視する改革ないし改善により高校生に選んでもらう、あるいは、社会的要請に応える大学でないと、市場に残る意義そのものがありませんものね。多額の国費を投入しているわけですから。

 そして、その様子をフェイス・ブックで広報するという方法を導入しているとのことでした。ということで、國學院大学法学部のウエブ・ページをみると、充実したフェイス・ブックが運営されていました。

 國學院大学法学部のFB

 いまなら、わが社でのFDの様子がご覧になれます。って、本当は、これをわが社のウェブ・ページに掲載しないといけないですよね~。ウェブ・ページの充実とともに、SNSをつかった広報、これもいまのご時世、♬「あたりまえ~、あたりまえ~」なのではないでしょうか。

 ということで、刺激的なFD研修会でした。ただ、東京の私学はすごい、と思う反面、やっぱりなぁ、という感覚ももちました。こういうことを教授会で話し合い(酒席の場で愚痴るのではなく)、カリキュラム改革等を実施しようとするのは、もう、どの大学でも当然のことなのだと思っていましたから。わが社は牧歌的でいい反面、受験生100万人時代を乗り切れるのか、ちっと不安ですね。

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 土曜日は、研究会に出席するため、福岡、九大に出張しました。そこで、研究に関する「刺激的なお話」を聴いてきました。

 その「刺激的なお話」というのは、手前味噌ですが、わたしの先生の報告です。7月の広島での研究会に引き続き、日本国憲法における権力分立に関して、とくに、41条、65条、73条という法律制定権、行政権(執政権)に関する条文をどう理解するかについて、もうキレキレの報告を聴いてきました。「老いてなお盛ん」(怒られるか)。引退を口にする先生ですが、なんだかもったいないですね。なんていっていてはダメなのでしょうね、そこを埋めるのが、弟子の役割なのでしょうから。

 ちょうど概説書の執筆が佳境に入っているので随分と参考になりました。

 そのあと、同僚他部局の先生との帰路。9月9日に山場をむかえる問題についての意見交換。そういえば、わが社の「将来構想」はどうなったのでしょうね。なんだか、遠い日の出来事だったように思います。もうわたし(たち)の手を離れた問題だけに、首を突っ込むべきことではないでしょうが、どうなるんでしょうね。

 まぁ、あまり気にせず、わたしとしては、目先のお仕事(とくに、研究)をすることで、メンタルバランスを維持していこうと思います。あとのことは、どうにかなるのでしょうから。

2014年9月 3日 (水)

懇親会@佳昇。

 cloudsprinkle の予報。

Dsc_1540_2 昨晩、前期にわが社で「特殊講義(紛争処理と法律家の役割)」をご担当いただいた弁護士先生5名と、学部長以下有志での懇親会がありました。

 熊本上通り、丸小ホテル前の“佳昇”さんが会場でした(達筆な看板で、すこし見にくいですね)。

 上の「特殊講義」は、普段の理論的お話を土台に、弁護士先生のご協力をうけて実務的な視点からの問題検討をするという意図で開講されている科目です。開講されて数年たつと思いますが、懇親会は、これで3回目(年目)とのこと。

Dsc_1543 (ところどころにお料理を配して、と)

 懇親会の目的は、まず講義をご担当いただいた御礼をすること。そして、法学部ということで、当然に、実務家先生と親交をいただきたい、というところでしょうか。中堅から若手の先生で、実にバイタリティあふれる方々ばかりでした。これを機に、いろいろな場面で交流していただけたら、と思います。

Dsc_15451 (きのうのお造りは、各人に2枚ずつでした。このあたりが高級感あります)。

 バイタリティあふれる先生方ばかりというとこで、お話も実に楽しいものでした。わたしの方の「島」では、講義・学生の感想からか上通り界隈の飲食店情報、そして、裁判官の世間知らずっぷりなど・・・。そうそう、弁護士会にも野球部があり、こんどお手合わせを、なんて・・・。弁護士会に野球部があることは、随分まえから存じ上げていました。そして、それは遥か彼方に強いことも・・・

Dsc_15511 ということで、beerbeerbarwinewine・・・あと忘れた、という感じで、楽しい会食でした。わたしとしては、数年前に大変お世話になった方にもお会いでき、簡単ながら御礼もできました。

 ただ、なんだか最近、バイオリズムが悪いように思い、二次会は失礼しました。原稿その他で、ということで、お許しください。








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