接待@洲さき。
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先日、夏期集中講義に非常勤としてお呼びした先生を囲んで、懇親会をしました。
お店は、下通「森天会館」2階にある“郷味 洲さき”さん。「郷味」の通り、熊本料理で「お・も・て・な・し」(古い。また、最近いろいろあり・・・)。
(まずは、水前寺海苔となすのとーふとのこと)
ところで、お招きした先生は、これで3度目のわが社での集中講義。はじめてお願いしたのは2012年の夏でした。
どこでもそうですが、各学部には当該学部で提供する「科目表」があります。これは、いわゆるカリキュラムが規則化されたものだと理解すればよいでしょう(ということで、この「科目表」は、だいたい学部規則の別表という規則の形式で存在していると思います)。その「科目表」にあるほとんどの科目は、当該学部の専任教員にてまかなわれているのですが、また、すべての科目が専任教員のみで提供できてはいないのも、おおくの大学における現状だと思います。
というわけで、わが社でも、いくつかの科目については、非常勤の先生をお願いしなければならない状況にあります。
で、2012年の当時、非常勤を差配する職務に従事していたわたしは、「知財」の先生を探してくる役目になったのです。
まず、非常勤の先生とはいえ、学生にとって一番良い講義形態は、毎週1回講義があることだと思います。
ただ、わが社のように地方にあると、東京(関東)や京都・大阪(関西)のように、同業他社が近くにはありません。というわけで、毎週、通ってこれる先生を探すのは、もともと困難。という事情もあり、当初より、夏の集中講義でよい、ということになっていました。
(メインといっていい、バリのお造りです。天草算とのこと。添えられている有明のタコも絶品でした)。
夏の集中講義なら遠方の先生でもお願いできる、それならお願いしてみたい先生がいる、ということでお呼びしたのが、先日ご一緒した先生です。
実は、2012年にはじめてお呼びしたその当時、わたしはその先生と面識はありませんでした。その先生のドイツ著作権と基本法に関する論文は読んでいて、実に素晴らしい研究をされている先生がいる、ということを知っていただけでした。
そういうなかで「知財」の先生を探すことになり、もう、この先生しかいない、ということで、面識もないなか突然にお願いした次第でした。
わたしには、研究がしっかりしている人は講義も学務もしっかりしている、という直観があります。研究はしっかりしているけど講義はダメとか、学務ばかりしている、という人もいるにはいると思いますが、前者はあまり見かけず、後者は迷惑な人が多いように感じます。研究、教育、学務、全部できるか、全部できないかの人が多いと思う・・・(こういう場合、自分のことは棚に上げている)。
ということで、この論文を書いたなら、きっと学生にしっかりした講義をしてくれる人のはずである、と思ったのです。いま思えば、随分と思い切った、また、随分と不躾なお願いだったような・・・。
結果、大正解でした。2012年にお願いして以来、すでに3回目。わが社の学生は幸せだと思います。わたしの目に狂いはなかったということでしょう(結局、自画自賛)。
きょう、講義を終えたその先生は、奥様を呼んで、熊本で「接待」(笑)しているご様子。こうして、熊本に複数回お越しいただけているのみ、きっと、熊本という土地、そしてわが社の学生のことを気に入られたからだと思います。よい先生をお招きできてよかった、と思いました。
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