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2016年2月10日 (水)

最終講義@熊法。

 sun。このところ、ちょっと尋常ではなく、ブログを書くこともめっきり減ってしまいました。

A1 定期試験の全日程が終了した昨晩、この3月で定年退職される先生の最終講義がありました。

 憲法担当のこの先生は、わたしと同時赴任。ともに8年半、わが社の憲法を担って(わたしはついてきただけだが)きた先生です。

 一口に「最終講義」といっても、いろいろな形式、内容があると思います。

 まずは、担当されている講義の文字通りの最後の講義を「最終講義」とする場合。この場合は、その科目の15回目の内容が最終講義として講じられることになります。

 そして、担当されている講義とは別に最終講義を企画する場合も2パターン(は)あると思います。

 第1に、研究報告(積年のテーマの場合や現在進行中のテーマの場合もある)という形式で行われる場合。昨年末に師匠がした「最終講義」は、現在進行中の研究報告という形式での最終講義でした。

 で、第2に、ご自身の半生(おもに研究生活)を語るという内容のもの。昨日の同僚先生の最終講義はこの類型にあてはまると思います。

 ということで、そこでは、「生い立ち」にはじまり、中学・高校そして大学教養部での読書の様子や、大学院に進学した経緯、大学院およびその後の研究論文(の主なもの)の紹介、職歴や外部審議会委員の経験などをお聞きしました。

 文字通りの最終講義や研究報告する最終講義とは異なり、半生型の最終講義は、専門を同じくしていなくてもわかるものですし、学生にとっても興味深いものでした。

 そして、主催者側の者として何より心配したのは、聴衆の数。最終講義の環境を整えることこそ、わたしの仕事だと思っていたので。

 各方面に、とくに、学生諸君に協力してもらって、なんとか形にはできたと思います。退職される先生をしっかりお送りする(できる)というのは、大学の品格に関するものだと思うので。

 思えば、わが社、地味なのかもしれませんが、講演やシンポ等でお越しいただいた方からは、おおむね高い評価をうけていると思います。わたしも、いつも「手前味噌ですが・・・」と断りつつも、わが社の(とくに学生の)水準の高さを自慢させてもらっています。きのうも、そうした学生のお陰で、大教室をなんとか埋められました。有り難いことです。

 ただ、このご時世、これに甘んじていては現状も維持できないものです。もっと、アカデミックな雰囲気を、学問する感じを、わが社全体で高めていかないといけないと思います。そのために、この大学で禄を食む者として、なにをしなければならないのか。

 退職されていく先生のお話をお聞きすると、いつも自問自答させられます。

 【追伸】

Photo 武夫原会(わが社の同窓会)からお花をいただいていたのに紹介するのをすっかり忘れていました。申し訳ありません。演題に飾らせていただきました。ありがとうございます。

 

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