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2017年5月16日 (火)

演習Ⅱ(第5回)。

 cloud とつぜん、なんだか肌寒い日になりました。

 きのうの4年生のゼミ・演習Ⅱのレポートがとどきました。

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 こんにちは!!前回のブログで紹介されました kjkj です。紹介の通り、ゼミ飲みの際にお酒が弱いため、1次会のあとに酔っぱらって熊本城近くの川でいつの間にか寝てしまったという忌まわしい記憶があります。さらにゼミ生でもなく綺麗なお姉さんでもなく(笑)なんと知らないおじさんに助けられました。しかもみんな私をほっといて二次会で楽しんでいたみたいですね。(友だちがいない 悲)

 許さぬ!!!!!!!

 理想と違い人生は甘くないようですね!!お酒の飲みすぎには注意しましょう。ということで今日はこの辺りにしておきます。ありがとうございました。

 という冗談は置いといて本日のゼミのテーマは「緊急事態条項とは何か」です。本日からはグループ発表ということで報告班が発表をし、内容についての質問をされ、それに答えていくという形式で行われます。ちなみに私は報告班です。気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

 緊急事態条項とは大規模災害や他国から攻撃を受けた際などの緊急時に対応するため政府や国会に強い権限を与える法的な規定のことです。我が国ではいまだに憲法で定められていませんが、自民党の日本国憲法改正草案には盛り込まれています。これによると首相が緊急事態を宣言すれば内閣が法律と同じ効力を持つ政令を定めたり、首相が地方自治体の首長に必要な指示をすることができます。諸外国でも個別の法律で国家が緊急事態のときに対応するための規定が定められているところもあります。

 緊急事態条項は東日本大震災を経て改正憲法草案に盛り込まれ、2016年4月14日の熊本地震で再び注目されることとなりました。しかし規定の曖昧さがあり、どの程度の災害に適用されるかが明確ではありません。さらに警察法や災害救助法などにも緊急時の対応が定められており、緊急事態条項が本当に必要なのかを考えていかなければなりません。

 これに賛成の立場からは東日本大震災の後に緊急事態条項を定めていれば最初から国が前面に出て対処することができることや国と地方自治体での考えや対策の差を無くすためにも国が都道府県に指示する方が一元化されすばやい対応をすることができるという主張がされています。

 また否定の立場からは現行の日本国憲法の下ですでに高度に整備された法制度が存在していること、東日本大震災において迅速に対応することができなかった理由としては法制度があるにもかかわらず平時から災害に備えた事前の準備がされていないためであるなどの主張がなされています。私もこの意見に賛成です。熊本地震のときでさえ現行の法制度があまり使われなかったことや災害などに対応するのは地方であり、現場を知らない国側からの指示が本当に正しいものなのかについても疑問があります。

 このような報告を行った後の質問タイムではこの緊急事態条項をつくったときのデメリットや改正草案の第99条3項の例示条文などの質問が挙がり、そもそも判例がないことやいまだつくられていないため答えることが難しいと感じました。

 また先生からはそもそもこの緊急事態条項は常設の内閣が存在していることを前提としており、内閣がもし無くなってしまうといった緊急事態にはだれがどのようにして対応するのかといったことが全く記されていないという点について指摘がありました。確かに私も内閣が絶対になくなるわけないという前提で考えていましたが、見事に打ち砕かれました(立ち直れない)。またこれからの日本は想定を超える大地震やシンゴジラのような非現実的な生き物の登場(笑)、他国からの攻撃など様々なことが起きてもおかしくない状況下であり、緊急事態条項の必要性を考えていかなければなりません。以上です。

 次回のゼミのテーマは「安保法案、違憲訴訟を提起するとしたら?」です。議論の白熱を期待しておきます。

 ブログ担当はゼミのヒゴペラで1番の美人さんであるK・Hさんです。(あれ、、他にもヒゴペラいたっけなぁ、、、、 まあいいや)彼女はあの全米も泣いた超高速英語のラップを軽々と歌える才能の持ち主だそうです。どのくらい速いのだろうか、聞いたところによると1秒間に地球を7周半してしまう光の速さにも負けないくらいの速さらしいです。乞うご期待。

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