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2017年5月14日 (日)

演習Ⅱ(第4回)。

 sun。今週末、わが社では、新入生・阿蘇合宿が実施されました。この合宿、昨年は熊本地震の影響で中止されただけに、無事に開催できて、まずはよかったと思います。

 そんな中、4年生のゼミ・演習Ⅱのレポートがとどきました。担当は、M・Nさんです。

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 前回のブログで、わたしの紹介に、「ウイスキーを水のこごく飲む」とありましたが...全くの誤解です!

 ウィスキーは基本ソーダ割です。

 ものによっては水割り、ストレートで飲むのは、バーで他のお客さんに付き合って飲むときくらいですから!

 基本的にマスターに任せています...

 いやいや、そんなことはどうでもいいので、本題に入ります(笑)

 今回は、ディベートの3回目。お題は「少年法61条、是か非か」でした。

 少年法61条は、「家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のときに犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。」と規定しています。

 肯定側は、プライバシーの保護、少年の将来の更生・社会復帰がしやすくなること、被疑者が冤罪であった場合に本規定により被疑者の名誉が守られることなどを主張していました。

 一方否定側は、表現の自由・報道の自由が制限されてしまうこと、公共の利害に関する事実、社会的関心の高い事実につき国民に知る権利があること、などを主張していたかと思います。

 授業の最後に先生からは、知る権利と公権力監視の観点からいくと少年・成年問わず匿名性は必要性が薄れ、社会的が制裁機能を考えるならば匿名性が必要になってくるかもしれない。現在も報道機関は、実名報道を自粛しているところがあって、たとえ61条がなくなっても、きっとその姿勢は変わらないだろうから、どの程度の報道をするか報道機関自身が決める、それこそ報道の自由だよねなどのお話しをいただきました。

 ディベートは自分の立場の主張をいかに説得力をもって貫けるかで、準備の段階から、相手ならどういう主張をして、どんな尋問をしてくるだろうから、それにはこう返して...など、ある程度作戦をたてて臨むので、少しゲーム感覚もあり、頭の体操にもなるので、ここ3回のゼミはとても楽しかったなと思います。

 次回からはいよいよ発表班による報告です。テーマは「緊急事態条項とはなにか」。

 ディベートの時のように、ゼミ生みんなの積極的な質問や議論の展開を期待します!

 ブログ担当は、酔っ払っていつの間にか熊本城の前で寝ていたことがあるというM・Kくん。

 とびきり面白い記事を書いてくれる...はず...

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 新年度になり、4年生のゼミもウォーミング・アプがおわりました。次回からは、3年生のゼミで得た基本的知識を基に、少し、応用問題・話題性のある問題を検討していきます。

 

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