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2017年6月14日 (水)

演習Ⅰ(第7回)。

 ゼミで野球をした第8回と前後してしまいましたが、3年生ゼミの第7回(6月6日)のレポートが届きました。

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Cm170606103146004_2 こんにちは!!今回ブログを担当させていただきまK.Yです。

 今回のテーマは議員定数不均衡問題で、公選法204条による訴訟提起、違憲状態/違憲の区別、合理的期間論、選挙区割の性質、参議院の特殊性理論の概要と評価などについての発表でした。

 議員定数の不均衡は、国会において、法律や制度が通常考慮しうる諸般の要素を斟酌してもなお一般的に合理性を有するものとは考えられない程度に達しているときは特段の理由が示されない限り違憲状態となります。ただし、この段階ではまだ違憲ではありません。しかし、最高裁が定数是正(法律改正)について合理的期間を超えたと判断した場合には、当該選挙は違憲となります。ところが、違憲であることを理由として選挙を無効にすると憲法の所期しない結果が生じるので、議員定数配分は違憲とするも選挙自体の効力は否定しない手法があり、これを事情判決の法理というということを学びました。

 そこで、この合理的期間とは実際どのくらいの期間なのかという質問が出ました。これに対いては、公職選挙法の附則により(国勢調査がある)5年ごとに選挙区割を見直すべきと書かれているので、5年を超えると合理的期間が経過したとも考えられるという回答がされました。但し、時間の経過だけでなく国会が違憲状態であることを認識していたかどうかも含めて合理的期間が判断されるということを学びました。

 今回のゼミテーマは、住所によって一票の価値が不平等になってしまうという、身近かつ重要な問題でした。

 次回は野球です!楽しみですね🎵

 

 

 

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