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2017年10月18日 (水)

演習Ⅰ(後期第3回)。

 cloudrain

 第3回目の3年生のゼミのレポートです。

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 こんにちは!今回ブログを担当させていただきますT.Bです。最近雨の日が続き、急に寒くなってきました。まずは体調を崩さないように気をつけましょう!

Image1 先日、大日方先生が仙台に行かれたそうで、ゼミ生みんなでお土産をいただきました。美味しかったです!ありがとうございました!

 それでは今週のテーマですが、「表現行為の事前規制」についてやりました。問題として、① 検閲とは何か、② 事前規制のうち事前差止めが許される要件とは、という2つが挙げられました。

 ① については、税関検査によって公序良俗に反するような図書を輸入禁制品として国内搬入を禁止することは検閲にあたるのではないか、と争った判例を用いて検討しました。本判例では税関検査は、行政権の判断が最終的なものとされるわけではなく、思想内容等それ自体を網羅的に審査し規制することを目的とするものではないため、検閲には当たらないとされました。検閲とは行政権が主体となって、表現物の思想内容を審査し、不適当と認めるものの発表を禁止することであると結論されています。

 ② については「北方ジャーナル」事件を用いて議論しました。結論として、その思想内容ではなく、それが専ら公益を図るものでないことが明白で、被害者が重大で著しく回復困難な損害を被る恐れがあるときは事前差止めが許されるとされました。「北方ジャーナル」事件の事前差止めが検閲に当たらない理由として、当事者が名誉毀損をされそうだから発行差止めしてくれと裁判所に訴えを起こした上で差止められたことによるというのは、なるほどなと思いました。

 今回扱った判例は憲法の中でも超重要判例ということなので、しっかり覚えておきます!また来週からの発表も頑張りましょう!

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