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2017年11月15日 (水)

演習Ⅰ(後期第7回)。

 前回の3年生ゼミのレポートがとどきました。

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 こんにちは!今回のブログを担当させていただきます、S・Nです!

 今日のゼミでは今季初めての暖房をつけました。段々寒くなってきており、冬の訪れを感じますね、、、

 さて今回のテーマは「公安条例の明確性」、「条例の広範性」、「条例制定権の範囲」でした。事例として、徳島市公安条例事件と広島暴走族追放条例事件を扱いました。

 徳島市公安条例事件では、徳島市の「集団行進及び集団示威運動に関する条例」について、①本件条例の道路交通法適合性、並びに②本件条例の明確性が争われました。①については、条例における重複規制がそれ自体としての特別の意義と効果を有し、かつ、その合理性が肯定されており、両者に矛盾抵触するところがなければ適法であるとしました。②については、その基準の適用判断が通常の判断能力を有する一般人の理解によるものであること、並びにその基準が法律・条例の文言から読み取れるものであること、という2要件を明確性の要件としました。

 広島市暴走族追放条例事件では、暴走族追放条例の「暴走族」等の文言についての明確性や条例の広範性が争われました。ここでは主に条例の広範性が争点となり、本件では合憲限定解釈を行いました。この合憲限定解釈が許されるか否かには、規制の対象が明確に区分され、合憲的に規制しうるものかということ、並びに一般国民の理解において規制の対象の判断基準を読みとれること、という2要件が判断材料となるとされました。

 この2つの事例以外にも「成田新法事件」や「税関検査事件」など多くの関連判例もあります。それらも併せて理解するようにしたいです。

 今日で1周目の報告が終わり、次回から2周目の報告が始まります。ゼミのみんなと協力しながら、これからの報告も頑張っていきたいと思います!

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