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2017年12月26日 (火)

演習Ⅱ(後期第10回)。

 またまた早朝のブログ更新。前回の4年生のゼミ報告です。

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 こんにちは!今回担当するS・Tです。今回のテーマは「町立博物館入館拒否事件」でした。今回は私の班が発表班を務めました。

 具体的には、和歌山地判平成28年3月25日を読み、反捕鯨団体の一員である外国人が博物館への入館を拒否されたことが憲法14条、19条、21条等に照らして違憲であるか否かを、参照判例に注意しながら評釈していきました。

 本判例では、情報摂取行為について「よど号事件」を参照し、憲法19条、21条から導かれる派生原理とした上で、本件入館拒否の条例上の要件該当性について、「泉佐野市民会館事件」「上尾市福祉会館事件」を参照して、本件入館拒否は管理の支障を生じる相当の蓋然性があったとまでは言えないとして違法だと判示しています。

 質問コーナーでは、情報摂取行為の自由があるのであれば、現在展示されているものを撤去してしまうことも自由の制約に当たるのか等の質問がありました。また先生からは、本件に類似するような、社会問題を法廷の場を利用して大衆にアピールすることが目標の訴訟(現代型訴訟)は許されるのだろうかという問いかけもあり、今年最後のゼミにふさわしい議論が交わされたように思います。

 今回で2017年のゼミも最後でしたが、来年も飲み会にゼミ旅行に(授業も)頑張っていきたいと思います。良いお年を!

 

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