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カテゴリー「お仕事」の20件の記事

2009年10月21日 (水)

科研費書類。

 晴れ、太陽がまぶしく輝いています。

Cimg2419

 そんな絶好の日和のなか、また科研費書類作成の時期になりました。この時期になると大学関係者の多くの方は「科学研究費補助金」を獲得するための書類を書きます。いえ、いまどきは、“書かなければならない”ようになっています。何らかのサンクションのある大学もあるようです(と、なにを隠そうわが勤務校にも、有効性の疑わしいサンクションがあります)。

 はじめはイヤイヤ書いている書類ですが、書き始めると“どうでもよい”というわけにもいかず、なかなか大変です。みなさまは、もうお書きになりましたか?

 昨今は申請書類の提出方法が「電子申請」なるものに変更されたため、以前のように提出書類を複数部作成し、左隅をのり付けし、右上にマジックで紫色などを塗る必要がなくなっただけよいものの、学内チェックなどがあり、なんだか気ぜわしいですよね。

 もうすぐ締切日なので、この仕事もなんとかしなければ、と思う今日この頃です。

2009年10月13日 (火)

またまた学会出張。

 曇っていますが、太陽の陽もあります。先週末は秋の学会シーズンということで、京都-大阪と学会をハシゴして来ました。

 わが国の公法学者のほぼ全員が所属していると思われる「日本公法学会」は、京都大学で開催され、テーマは「議会と行政」でした。この学会に出席するようになりもう10年ぐらいになりますが、ようやく壇上で話されている先生方の言っていることが分かるようになってきました。

Cimg2376  とはいえ難しいお話しをするのは抜きにして、これは2日目の昼食です。写ってはいけないものが1つ2つ写っていますが、それはご愛敬ということで。秋の京都ということで、季候も良く、日本だけでなく世界各国からの観光客で賑わっていました。

Cimg2382  学会「終了」後(なぜか「終了」は括弧書ですが・・・)、鞍馬寺に行きました。出町柳駅から叡山電鉄で行くと、鞍馬駅ではこの巨大な天狗のお面がお出迎えしてくれます。鞍馬寺のパワースポットでお祈りした後、下山して・・・

Cimg2383  世俗的欲望の強いわたしは、二条にある出世稲荷神社に行きました。この神社は、足軽から天下人にまで出世した秀吉か寄進したもののようです。

 京都から大阪に移動して、関西大学で開催された全国憲法研究会(「研究会」という名称ですが、立派な学会)にも、ちょっとだけ出席しました。今季のテーマは「憲法と私法-各論からの問題提起」というものでした。わたしの最近の研究テーマ「憲法と著作権」に関する報告を聞いた後、電車の都合上、会場を後にしました。

 結局3泊4日の学会遠征でしたが、いずれの日も天候に恵まれ、よい関西旅行(ではなく学会出張)になりました。

 

2009年4月22日 (水)

休講とか。

 清々しい朝です。本日の1限目を休講にしたので、より清々しい朝になりました。休講なのに「お仕事」カテで、申し訳ありません。

 ということで、先日の講義中にしそこなった本の紹介を“ほんのすこし”(ダジャレになってる?)。

 これは講義中にも紹介しました。田原総一朗さんの『日本の戦争』(小学館、2000年)です。すでに文庫版も発売されているようです。

 講義中にもお話ししたように、当初より敗戦が予想されていた太平洋戦争になぜわが国が突入してしまったのかを問うた本です。このことには諸説あるようですが、本書は、軍部も官僚体制であることに着目して、無謀な戦争への突入を、権限と予算の拡大を求める「軍部の官僚体質」にその原因があるとしています。

 この分析が正しいのかわかりませんが、目から鱗が取れる思いをしました。

 ついでに、ポツダム宣言の受諾は「決して無条件降伏ではなかった」という言説があります(教科書にもこの表現があります。108頁)。この件の意義、背景については、大澤正道『戦後が戦後でなくなるとき』(中央公論社、1995年)を読んでみてください。

 さいごに紹介するのは、古森義久さんの『国連幻想』(産経新聞社、2004年)です。この本は表題のとおり、国連に対する日本の信頼が実は幻想に過ぎないほど、それは無力で奇怪な機構であることが述べられています。

 来るゴールデン・ウィーク前後は「憲法の季節」でもあるので、ひとつふたつ、憲法に関する本を読んでみるのはいかがでしょうか。

 ところで、わたし「講壇禁欲」を旨としているのですが、所得税、社会保険料のあまりの多さに、ときに党派性ある見解を述べてしまうことがあります。受講生のみなさん、どうかわたしの発言を絶対視せず(すでにしていないと思いますが…)、つねに批判的態度で講義に臨んでください。「わたしの見解にも誤りがあります」(と、わたしが言う)。んんん・・・。

2009年1月16日 (金)

準備ОK!

 曇っていました。

 明日・明後日は、大学入試センター試験が実施されます。今回で20回目のようです。国立大学法人である勤務校も会場になっています。

 いま監督者説明会から戻ってきました。心配することはいろいろあるのですが、何事も起こらないことを祈るばかりです(とくに英語リスニング試験)。

 受験生の皆さんの試験準備はいかがですか(といっても、受験生がこのブログを読んでいるとは思えませんが・・・)。監督者も大変ですが、受験生はもっと大変なので、お互いに頑張りましょう。

 Yes,We Can!

 話は変わりますが、昨日(15日)、第140回の芥川賞と直木賞が発表されましたね。芥川賞には津村記久子さんの『ポトライムの舟』(群像11月号)が、直木賞には天童荒太さんの『悼む人』と山本兼一さんの『利休にたずねよ』が選出されました。おねでとうございます。時間を見つけて読んでみたいと思います。

 それでは、今日は早く帰って、早く寝ようと思います。

2008年12月 8日 (月)

母校へ学会出張。

 寒いですね。先週末土曜日には、雪が降ったようです。

 「~ようです」というのも、先週末は、学会出張のために勤務地を離れ、母校に行っていました。5年ぶりぐらいに訪ねた母校は、少しだけ、変わっていました(もっとも、大学の周りは相変わらずでしたが・・・)。

 変わったところは、なんといっても大学内にカフェができていたことです。

Cimg1791 Cimg1792

 わたしが在籍していた頃は、まだこの辺は空き地で、ときに駐車スペースとしても利用されていました。このカフェで、夜の親睦会を行い、朝食もいただきました(豪華さこそ違えども、出てきたものは、予想通り同じようなものでしたが・・・)。

 わたしが助手(なんか、懐かしい響きですが・・・)として勤務していた頃に地元有力企業からの寄付をもとに建設されたホールも近くにあり、ここだけみると、プチ私学のようなアーバンな感じでした。

Cimg1790  ちなみに、このホール「サタケ・メモリアル・ホール」といいます。わたしたちは、当時の学長の趣味にちなんで「オペラ・ハウス」と呼んできます。このホール建設の際に助手だったわたしも、賞与の一部を「自発的に寄付」しました(法学部の事務に呼ばれたときには、領収書が用意されていました)。

 宿泊もこのホールの裏にある学士会館でできるので、わたしが在籍していた頃に比べると、大学施設も随分と整備されたと思います。

 おっと、学会出張というのに、勉強の話は全然していませんね。ただ講義の時間が迫っているので、今日はこの辺で・・・。

2008年10月15日 (水)

中文論文

 秋晴れ、快晴!

Cimg1716  昨年、九州大学で開催された「第3回日中公法学シンポジウム」(2007年10月27日)でのわたしの報告が、中国語に翻訳され、山東大学の『山東評論』第5輯に掲載されました(213頁以下)。

 表題は「著作権と表現の自由--著作権をみる憲法学の視点について--」です。自分の研究がはじめて外国語に翻訳され、少し感激です(でも、わたしは読めません)。

 本日は昼休みに野球をした後、お昼寝(ではなく、教授会に出て)、夜は、同僚先生の准教授昇進祝賀会が盛大に(?)行われます。時間がゆっくりと流れていて良さそうですが、実は、科研費申請に向け、きゅーピッチで提出書類を準備しなければなりません。

 Cimg1717 最後に、岩波書店さまから、『岩波基本六法』2009年版をいただきました。記して感謝申し上げます。

 

2008年9月25日 (木)

授業アンケート

 曇り。今日は30度にはとどかないでしょう。

 夏休みも最終盤になり残された時間を勉強にあてたいところですが、本日の午後は、某審議会に出席するために、外出しなければなりません。

 ことろで、もうどこの大学でも実施されていると思いますが、勤務校でも、前後期のそれぞれの講義毎に、学生による授業評価&授業アンケートが行われています。その結果に対するコメントを9月26日までに書かなければならないことになっていますが、わたしはいま、書き上げました。学生による授業評価には賛否両論あると思うのですが、学生による自由記述の中には、教員を励ますようなものもあり、嬉しくもあり、恥ずかしくもあり、というところでしょうか。

 とにかく、わたしは夏休みの宿題をひとつ終わらせました。このブログをご覧の諸先生方(そんなにいないか)、アンケートのコメント、お書きになりましたか?こんなことしている場合ではありませんよ。わたしは終わりました(わっはっは・・・)。

2008年5月25日 (日)

阿蘇研修

 くもり。

 ただいま、阿蘇から帰ってきました。この週末(土・日)には、勤務校法学部新入生による阿蘇合宿研修に同行しました。

 宿泊研修を実施したのは阿蘇の司ビラパークホテルです。法学部の新入生合宿研修は、随分昔から、このホテルを利用させてもらっているとのことです。

Cimg1421  ホテルのお部屋にあったお茶請けです。別館のような部分を利用させてもらったとはいえ、学生諸君の元気のよさに、一般の利用客の方もさぞ驚かれたことでしょう。若干、ご迷惑をおかけしたかもしれませんので、この場をお借りしてお詫び申し上げます(誰もみてないって・・・)。

 1日目は生憎の雨模様で、予定していたウォーク・ラリーは、実施できませんでした。ただ、代わりにおこなったクイズ大会は、ことさら好評だったと思います。もっともわたしたち教員は、不真面目なので、ホテルから雀卓と牌をお借りして、麻雀に勤しみました。刑法の先生から単純賭博と常習賭博の実務・運営上の違いなどをお聞きしながらの意義深い麻雀でした。

 クイズに前後して、同行した教員との交換会、お世話をしてくれた上級生との交流会もありました。

 2日目はホテルと後にして、合志市にある泉ヶ丘体育館でソフトバレー大会を行いました。大変盛り上がったと思いますが、このときも、体育館の一部で室内テニスらしきもの(?)をされていた一般の方がおられました。ご迷惑になっていたとしたら、お詫び申し上げます(だから、見ていないって!)。

 病気になった人、怪我をした人、酔いつぶれた教員など出ずに、無事、新入生の合宿研修を終えることができました。これも、この合宿研修全般にわたってお世話をしてくれた、法学部行事実行委員会の諸先輩学生諸君のお陰です。彼らがいなければ、この合宿研修が盛会のうちに実施されることもなかったことでしょう。この場をお借りして、新入生に成り代わって、御礼申し上げます。ありがとうございました。

 では、これから帰宅してじっくりと寝たいと思います。

2008年4月26日 (土)

プライバシーマーク

 なんか、変な天気ですね。急に雨が降ったりして。

 みなさん「プライバシーマーク」ってご存じですか。個人情報保護が重要視されているいま、個人情報を扱う事業者の方は、さまざまな方法で、消費者や取引先の信頼を得ようとしています。そのようななかで、プライバシーマークとは、個人情報保護を適切に取り扱う体制を整えた事業者に対して、申請に基づく審査のもとで付与されるマークのことです。わたしはこの「Pマーク」認定機関の審査会委員にこの4月に就任し、昨日、はじめての審査会に行きました。

 このプライバシーマーク制度、実は、審査会委員就任の打診があるまで、知りませんでした。また、審査内容は秘密保持が要請されるので、事前に事業者の状況を知ることもできません。だから、昨日は、ぶっつけ本番の審査会でした。その審査会、これがまた申請数が多いのなんのって、昨日など午後1時からはじまり、6時前までかかりました。実際に事業所をまわって調査されてくる方の報告を聴き、わずかな時間で質疑するのですが、わたしなど、ただただなにをしている事業所なのか理解するだけで、精一杯でした。こういうときにも適切な質問をされる委員の方もいて、立派だなぁ~と感心しました。おっと、感心している場合ではないですね。わたしもはやくそうならないといけないですね~。

 大学の社会貢献が叫ばれている昨今。教員にも「社会的活動」が要請されるようになりました。公募の履歴書にもこの欄があったりします。あまり関わると勉強できなくなるので、ほどほどにしなければなりませんが、今後は、この手の仕事も大学教員に求められるのでしょうね。それにしても、昨日はきつかった。

2008年4月14日 (月)

酸欠ぎみ。

 晴れました。

 今日は、基礎演習、憲法Ⅰ、4年生の演習、そしてこれから大学院の講義と、もうおなかいっぱいです。

 基礎演習、憲法Ⅰをやったということで、わたしも現勤務校での法学部デビューというところでしょう。

 基礎演習では4月に入学した1年生を相手に、履修登録の指導をしました。本学では教養科目にも専門科目にもCAP制(履修単位制限)が導入されていて、しかもCAP制の対象外の科目もあったりで、履修の方法が複雑怪奇です。わたしの頭では理解できませんでした。ところが、演習に参加したほとんどの学生は、すでに時間割を組んでいたようです。やはり、頭は柔らかいうちに使わないといけませんね。

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 ところで、法学部での勉強方法については、福岡大学の武居一正先生(憲法担当の先生ですが、わたしはお会いしたことはありません)が『法学部新入生のための学ナビ』(法律文化社、2006年)という本を書かれています。いわゆる大学生活入門という書物はたくさんありますが、法学部生のために書かれたものは他にないと思いますので、おすすめです。

 憲法Ⅰではオリエンテーションのつもりでしたが、酸欠状態になりつつ、すこし力説してしまいました。もっとちゃんと息継ぎしないと倒れそうです。こういうときには難しいことばかりで学生が消化不良を起こしている可能性が強いので、明日の講義では少しフォローしようと思います。

 19時過ぎから大学院の講義があります。はたして何人の登録者がいるでしょうか。あわよくば……(笑)。

 な、な、なんと、本年度の法学系の新入生全員が登録していました(9名)。これ、どういうこと?税法の登録者より多いなんて……。嬉しいやら悲しいやら……。(2008.4.15)

2008年4月 9日 (水)

はじめての講義。

 1限目の途中から雨です。

 今日が20年度の講義開始日です。その1限目に他学部(理学部)の「日本国憲法」の講義をしました。いま帰ってきました。

 このブログでも何度かお話ししているように、前年度後期に現在の大学に赴任したわたしに、当該学期の講義負担はありませんでした。だから、この理学部の「日本国憲法」がこの大学でのはじめての講義になりました。

 久しぶりの講義ということで、いろいろなお話しをつらつらとしてしまいました。しばらくはリハビリです。

 ちなみに講義で使用する教科書はこれです。

 2001年の教科書なので少し内容が古いのですが……。来年度は共同執筆の教科書を使用できると思うので(ある先生が締切さえ守れば……)、それまではいままで利用していたもので乗り切ろうと思います。

2008年4月 2日 (水)

委員会

 曇り。花冷え。

 新学期がはじまり、みなさまおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。なんてね。みなさん、ブルーですよね~。

 久しぶり(はじめて?)にお仕事のお話しを。新学期がはじまったとはいえ、まだ、学部の講義は始まっていません(来週から)。でも、委員会業務はすでに始まりました。わたしも今日、この大学に来て、はじめて委員会に出席しました。

 今日、出席した委員会は、委員会名がよくわからないので(大丈夫?)、わたしの中では「パンキョー委員会」と名づけています。業務はわたしが名づけたように、一般教養(全学共通教育とも)に関する四方山のことを話合うのではないかと思われます。初回とはいえ、いろいろ熱心にお話しになる先生がいて、関心しました。あのような「熱い先生」が大学教育を支えているのですね~。

 大学というのは歴史が長くなればなるほど、昔からのいろいろな経緯、因縁があり、それを理解していないと話について行けないところがあります。新参者のわたしには、今日の「熱い先生」のお話しは、なにについて説明されているのかよくわかりませんでした(わたしの理解力に問題があると思います)。ただ、はっきりと理解し、メモまでとってきたことがあります。それは……

 次回の会議が5月7日だということです。

2008年3月17日 (月)

研究報告

 晴れ!もう春ですね~。

 派手にご活躍中のA准教授(TV映りもよい)とは異なり、こっちは週末にQ大で地味に研究報告をしました。

 わたしは、最近、著作権を保護することが表現の自由の制限にあたるのでは、という課題について考えています。そこで今回の研究会ではこの問題についての研究報告をしました。わたしのような若輩者が、Q大の大御所の先生(退官されていまは弁護士)の前で報告できたことはよかったと思います。人前で話すと自分の思考の浅さが露呈されるのでキツイのですが、この稼業を続ける以上、致し方ないところでしょうか。ご指摘いただいた点を今後の研究活動に生かしたいところです。

 当日はわたしの福岡での定宿である師匠のお宅に泊めてもらいました。この先生は4月からR大に移籍されるので、Q大での研究会は、次回から日帰りです。

2008年1月21日 (月)

センター試験

 曇り。

 一昨日、昨日は、大学界の大イベントである「大学入試センター試験」が実施されました。昨今は、センター試験を利用しての入試をしている私大が増え、当該大学はセッター試験の会場を提供させられるようなので、国公私立を問わずわが国のほとんどの大学では、このセンター試験が行われたのではないでしょうか。

 そのセンター試験、新聞等でも取り上げられているように、メインイベントはなっといっても1日目最終科目として実施された英語のリスニング試験です。このリスニング試験、正規の時間に行われるものを「当初試験」というのですが、この当初試験中に機器の不具合や雑音等、マニュアルに定められた事柄が起こると、正常に進行していた問題の次の問題から正規試験時間終了後その試験会場で実施される「再開テスト」の対象になります。以下、再開テスト中に上記の事柄が起こると「再々開テスト」、また起こると「再々々開テスト」・・・(エンドレス)となるのですが、とにかく当日の監督者が恐れていたのは、この「再開テスト」になることです(ただ、再開テストも、マニュアル通りに実施すれば、帰宅時間が遅くなるだけで、それほどの問題でもないとは思うのですが・・・)。

 幸い、わたしが監督した教室は、受験生の日頃の行いがよいのか(それとも監督者か)、再開テストの対象になることはありませんでした。受験生が極度の緊張のために(このこと自体は致し方ないことでしょう)、機器の操作を誤ってしなうことについてはしょうがないとしても、もともと機器が壊れているかいないかなんて、宝くじみたいなものですから(もっとも、再開テストが機器の本当の故障の場合は、件数としては少ないようです)。

 ただ、そもそも「再開テスト」(別の日に別会場で別問題で行う「再試験」ではない)という制度は、その制度自体になんか無理があるように思うのはわたしだけでしょうか。まぁ、センター試験が終わってホッとしました。

 ところで、今日は午後、学内で研究会があります。報告を予定しているのですが、まだレジュメを作っていません。そう、ブログを書いている場合のでないのです。では、失礼いたします。

2007年12月24日 (月)

研究会出張

 晴れのち曇り。天皇誕生日の振替休日。

 先週末にインター・カレッジの研究会が九州大学箱崎キャンパスで開催されたため、福岡に出張しました。九州の大学に赴任したということで、わたしも今回の研究会から出席されてもらうことになりました。

 2本の報告は、いずれも表現行為が不法行為に該当するとされる場合の法理論を検討するもので、古典的論点でありながら、新しい切り口から論じるものでした。

 ある先生の話によると、関西や九州にはこのような大学間を横断する研究会があるようですが、関東圏にはあまりないようです。このような研究会は意義深いと言えるでしょう。実際、先週末の研究会は九州の研究会だったのですが、その参加者の半分以上の先生について、わたしは別の関西の研究会ですでに知り合いになっていました。

 あと1週間で来年も終わりです。今週のわたしの課題は、院生の修論を指導することと、年賀状を書くことです。

2007年12月13日 (木)

忘年会

 曇り、ときどき、小雨。さぶ~。

 昨日は職場の忘年会でした。慣れていない土地ですが、バスで無事に会場に着くことが出来ました。

 みなさま、いろいろと日頃の憂さがあるようで、お酒を飲んでデドックスしておられました(そんなこと可能か?)。二次会では、普段見られないくらいハッスルされる先生あり、いつものように毒をはかれる先生ありで、こちらも盛り上がりました。みなさまにとって来年も良い年であるよう、祈るばかりです。

 わたしは、というと、現在は新任ということもあり、講義負担がありません。まさに南国パラダイス(でも少し寒い)です。本年を忘れたくありません。新年も迎えたくありません。もうこのままずっ~~と、今年だったらいいのに。

 最後の〆として福岡に店舗展開していて、下通に先頃出店されたという「一蘭」というラーメン店に連れて行ってもらいました。以下は備忘録です。

 <基本・基本・1片分・白ねぎ・あり・基本・基本>。秘伝のたれの「基本」は少し辛かったように思います。「初めての方は1/2倍がお勧め!!」とあったのに……。

2007年12月11日 (火)

学会出張

 くもり。少しの日光。暖かい。

 先週末は学会出張のため、広島に行きました。会場は原爆被害者のための療養施設である「神田山荘」でした。

Cimg0989  写真は神田山荘からみた朝の広島市内の様子です。夜景が綺麗でしたが、夜の懇親会のために、撮りわすれました。左の背の高いビルがリーガロイヤルホテルです。

 出席した学会は、アメリカ公法の研究を行っている人たちでおもに関西の大学に所属している研究者による学会です。学会に行って報告者の話やフロアーからの質問・意見を聴くたびに、自分がいかに不勉強か身にしみてわかります。学会出席には日常の生活を自省する意義もあるのでしょう。(わたしの場合は反省ばかりですが……)。

 日曜日には広島から大阪に移動して、2009年春を目標に出版される教科書の編集会議に出席しました。編者の先生は締切に大変厳しい人なのですが、締切は来年の夏過ぎなので、いまは大丈夫だと思っています。(なんでも引き受けたときには大丈夫だと毎回思うのですよね~)。

2007年12月 7日 (金)

リスニング研修

 くもり、さぶっ。

 1月に実施される大学入試センター試験では、3年前から、英語の試験にリスニング問題を導入しています。わたしの勤務校では、数日にわけて、リスニング監督者のための事前研修会が行われています。本日行われた研修会に、ちょうど都合が良かったので、出席しました。

 最近の私学はセンター試験型の試験も導入しています。わたしの前任校もこの入試を導入していたので、センター試験の会場になっていました。よってセンター試験を監督することもあってよかったのですが、たまたまわたしに割り振られることはありませんでした。わたしはセンター試験を監督した経験あるにはあるのですが(前々任校当時)その時にはまだ英語にリスニングが導入されてはいませんでした。したがって、わたしも多くの受験生と同じように、リスニング試験ははじめてです。研修時間の中頃に、本物のリスニング機材を手にしたときには、「おぉ、これがウワサのリスニング機器か!」と、なんか感慨深いものがありました。

 ところがこのリスニング用機器、実際の試験で使用した後、受験生は持って帰ってよいそうです。当然、高校に帰って、先生に渡すなり、後輩に譲るなりしていることでしょう。ということは、受験生は、もうこの機器に慣れているのです。慣れていないのは、そう、何を隠そう監督する側にいるわたしなのです。これは大変です。

 今年の年末年始は、このリスニング機器で自習しようと思います(本当か!)。

2007年12月 5日 (水)

教授会

 よく晴れましたが、冷え込みました。

 「教授会」。言わずと知れた学部の最高意思決定機関です。ちなみに多くの大学では正教授でなくとも、准教授でも講師でも、この会議への出席義務があると思います(文系の場合)。

 今日は先日行われた推薦入試の合否判定と採用人事2件の投票がありました。どちらも大学および学部の運営・存立にとって最重要問題ですが、すんなりと会議は進みました。(本当は「文学部唯野先生」のように擦った揉んだがあれば面白いのかもしれませんが……)。

 これから夜にかけて、大学院生の修士論文指導をします。学生の論文を読むようになって、わたしの指導教官の苦労がわかるようになりました。

2007年11月26日 (月)

師匠再降臨

 曇り。雲の切れ間から薄い太陽光。

 今日の午後、わたしの大学院の時の指導教官S本M成先生が、勤務校で講演します。題名は「権力分立構造における議院内閣制」。憲法学会のアイドル(?)(ちなみに、S本先生は、いつも自己紹介のときに自らこうおっしゃるのですが、本人以外にこう言っているのを聞いたことがありません)がモンテスキュー理論から権力分立構造を説き明かし、議院内閣制の通説的理解(わが国はイギリス・モデルである)を明確に批判する講演が聴けそうです。

 指導教官が降臨するということで、駅までのお迎え、講演資料の準備、歓迎会の手配と、そわそわの一日が始まりました。

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 講演の内容は、やはり「全国区」の内容だったように思います。ただ学部1年生が多くの受講者だっただけに、スッキリと理解されたというわけにはいかなかったかもしれません。受講者のモヤモヤした気持ちをホローするのが、わたしの役割というところでしょう。(1番できるわけではありませんが、1番目の弟子なので……)。

 とりあえず受講生には講演の余韻があるうちに、日本国憲法の条文で以下のことを確認しておいてもらいたいと思います。

 ①講演ではわが国の権力分立が完全分離型ではなく相互作用型である、とありました。この点を法律の制定手続を例に、条文で確認してください。41条で国会に立法権限が憲法により付与されていますが、その国会も衆議院と参議院という独立した2つの組織体で構成されていること(42条)、また国会は天皇の国事行為である召集があってはじめて立法権が行使できること(7条2号)、2院の意思の合致により成案をえた場合でも、74条により主任の国務大臣の署名および内閣総理大臣の連署が法律の成立には必要とされていること、ついでに天皇の公布が法律の施行要件とされていること(さて、これは何条でしょう)。こういった点を確認すれば、立法権は国会が行使する、という完全分離型ではなく、ある権限(ここでは立法権)を行使するために複数の国家機関が(衆議院、参議院、内閣総理大臣、国務大臣等)関与することで相互の国家機関の間にチェック・アンド・バランスのメカニズムをもたせようとした日本国憲法の狙いが鮮明になることでしょう。

 ②内閣は「行政権」を行使するのではなく「執政権」を行使していること。このことを65・66・72・73条の英文で確認してみてください。日本国憲法上「行政」という言葉があてられている原語は、実は2種類あることがわかるでしょう。行政を法律の執行であると定義するなら、内閣権限が法律の執行に止まらないことは明らかです。憲法制定者は「執政」と「行政」の区別を知っていたのです。(三省堂からでている『模範六法』には日本国憲法の英文も採録されています)。

 (2007年11月27日記)