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わたしの著書

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  • 著作権と憲法理論
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カテゴリー「演習Ⅰ」の6件の記事

2017年5月23日 (火)

演習Ⅰ(第6回)。

 cloud バースデーbirthday・ウィークも一段落。きょうの3年生のゼミのレポートがとどいています。

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 今回ブログを担当させていただきます! M.N です!

 今回のテーマは団体の基本権と構成員の自由で、株式会社による政治献金や、司法書士会などの寄付行為は認められるのかというものです。八幡製鉄政治献金事件や南九州税理士会政治献金事件、群馬司法書士会災害復興支援金事件の判例の理論の目的の範囲であるのか、などを論点として見てきました。

Photo 結論としては、会社は定款に定められた目的の範囲内であって、公共の福祉に反しない限り、政治献金の寄付の自由を有するため、株式会社の当該寄付行為は違憲ではないとされました。また、株式会社ではなく税理士会などの強制加入団体の場合は、会社とは法的性質を異にする法人であり、構成員は政治献金の寄付の協力を義務づけることはできないため、寄付行為は法人の目的の範囲外であると解され、税理士会の当該寄付行為は違憲とされました。さらに、政治献金ではなく災害支援金だった場合、その支援金は業務の円滑な遂行を目的とし当該寄付行為は法人の目的の範囲内であるといえるため、違憲ではないとされました。

 団体が何かということでも、政治献金だからダメ、支援金の寄付だからいいということではなく、寄付行為の目的が法人の目的の範囲内であるかどうかという問題が大事なのがわかりました。

 質問タイムでは、いい質問がかりで大日方先生も「今日はいい質問ばかりだね。」と褒めてくれました。質問によってより深く内容を理解できて、自分が考えもしなかった質問が出ると、こういう考え方もあるのだなという発見もあって、自分の考え方が広がりました。

 そして!!今日は大日方先生のお誕生日のお祝いをしました! 私たちからはベルトをプレゼントさせていただきました! 喜んでいただけてよかったです!

Photo_2 これからも楽しく学んでいきたいと思いました。

 

 

 

2017年5月17日 (水)

演習Ⅰ(第5回)。

 sun きょうは、これから野球です。

 で、きのうの3年生のゼミのレポートです。

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 こんにちは!!今回ブログを担当させていただきますA.Hです。

 先週からグループ発表が始まり、国会が二回目ということもあり、終始和やかな雰囲気で進みました!!

Photo 今回のテーマは、私人間効力論で、学生時代に政治活動を行っていたことを身上書や面接で秘匿したことを理由に、試用期間満了直前に採用を拒否されたが、これは思想・良心の自由に反するとして労働関係存在の確認を求める主張は認められるか、というものです。三菱樹脂事件の判例をもとに検討しました。この時代当時は、日米安保法案に対する学生運動が盛んな時代だったということもあり、時代背景なども考慮にいれながら考えることが重要だとわかりました!!

 そして、会社が個人の特定の思想を理由に本採用を拒否したり、面接の際に尋ねることは違法かという問題については、私企業には契約締結の自由があるため、違法ではないという結論でした。

 その後の質問ダイムでは、おびにゃんゼミの飲み会係である古谷君の質問によって、三菱樹脂事件の全体像をとらえることができたので、大日方先生にも「いい質問だったね」と褒められていました♪ 下の写真はうれしそうな古谷君(笑)

Photo_2これからのゼミもこれくらい活発にしていきたいです(*^.^*)

2017年5月11日 (木)

演習Ⅰ(第4回)。

 2日間ほどぐずつきましたが、きょうは、sun

 火曜日(9日)の3年生のゼミ「演習Ⅰ」のレポートがとどきました。

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 こんにちは!!今回ブログを担当させていただきます T・N です。

 今日の天気は雨の予報通りどんよりしていて、肌寒いですね。

 個人的には五月病や・・・連休明けや・・・雨予報や・・・ブログ当番や・・・遅刻は許されない(普段遅刻魔)・・・まずい・・・と前日から大焦りでした。でもちゃんと目覚まし3つかけて無事五分前に到着できました^^

 さて、本日からはグループ発表が始まりました。事前に決めた班が順番に決めたれたテーマに沿った判例報告を行って、報告班以外の人はその判例に対する疑問やわからない点を挙げておいて質問をしていく、という形でゼミが進行します。

 今回のテーマは外国人と基本的人権、中でも地方公共団体が管理職昇進試験の受験資格に日本国籍を求めることの合憲性についてです。判例は「マクリーン事件」「東京都管理職国籍条項訴訟」を扱いました。

 マクリーン事件は日本における在留外国人の政治活動の自由と在留許可をめぐる訴訟、東京都管理職国籍条項訴訟は地方公務員の管理職の受験資格の制限をめぐる訴訟です。前者は1年生の頃から何度か扱ってきた判例で在留外国人に日本国憲法の人権保障が及ぶのか、という前提を検討して、後者は初めて扱う判例で、直接今回検討するテーマに関連する判例という感じです・・・多分。

Zemi 前置きが長くなりましたが本題です。報告班から事実の概要、判旨、論点の説明を受けて質問タイムです。東京都管理職国籍条項訴訟に関連した「公務員の職務の分類」についての質問が多かったです。私も初めて聞いたものだったので質問させていただきました。そのほか学説についての質問、判旨や試験に出てくる受験資格の制限についての「合理的な」理由の意味などの質問が出されました。

 最後の方に先生から、憲法上の人権規定が定住外国人に及ぶかという問題の学説で、無適用説を否定するための学説である権利性質説も、諸外国含め実際はあまり保障が及んでいないのではというお話しがありました。私個人は憲法上の権利全部とまではかくても一部は保障されるんだから、割と寛容な説なだあと思っていたんですが全然違いましたね・・・

 こんなもんでしょうか(投げやり)。報告班ではなかったのでゼミの中身の充実には少し欠けてしまったかもしれませんが、今回のゼミ形式での初回のブログなので、大目に見てください(笑)。

 報告班の皆さん、お疲れ様でした♪

 すごく長くなりました。指示字数の倍は書いてしまいました。話がまとめられない人なんで許してください。

 次回は報告班の方がブログ担当も兼ねているので、ゼミの中身について充実したブログになるでしょう。ハードルは上げてないです。ハイ。

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 という感じのゼミだったんですね。わたしから、ちょっと補足を。

 わが社のカリキュラムは、憲法を1年生の前期に「憲法Ⅰ(基本的人権)」を4単位で、2年生の前期に「憲法Ⅱ(統治機構)」を同じく4単位で配置しています。で、これを2名の憲法教員で担当するのですが、いわゆる「持ち上がり方式」で担当しています。ということで、ある学年は憲法8単位分を担当するけれども、別の学年は憲法を担当しない学年というのが発生します(2名の憲法教員が人権と統治のどちらかを専ら担当することにすれば、4単位分ですが、すべての学年に「顔見せ」することにはなるのですが)。

 で、いまの3年生の学年はわたしが担当していない学年で・・・ということで、担当していた先生の名誉のために・・・きっと「東京都管理職国籍条項訴訟」も講義ではお話しされていると思いますよ(と、思いたい)・・・牧瀬里穂がかわい・・・(以下、自粛)。

 もうひとつ、最後のマクリーン事件・権利性質説のところ、これ、わたしの疑問でもあります。マクリーン事件は、外国人の権利を保障した判例(もちろん、権利の性質に応じてということですが)として一般的には紹介されていると思いますが、実際には、在留期間更新申請のさいに在留期間中の行為を不許可の理由としても違法ではない、とされた判例ですよね。これ、権利が保障された、というのでしょうか?「権利が保障される」という日本語には、当該行為をしたときにたとえば逮捕や制止されないということにくわえて、その行為をしたことで何らかの不利益をうけないということも意味していないでしょうか。

 マクリーン事件は、外国人の権利は在留制度の枠内でしか保障されない、といった判例だと思います。このあたり、緑本P32以下に書いています。参考にしてください。

 

2017年4月25日 (火)

演習Ⅰ(第3回)。

 きょうの3年生のゼミ(演習Ⅰ)のレポートです。検閲して(笑)、掲載しています。

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 今回ブログを担当させていただきます、H・Kです。きょうは、よく晴れた絶好のゼミ日和でした。

 ゼミではディベートをしました。このゼミではじめてのディベートということもあり、みんな少し緊張した面持ちで授業に臨みました。

 論題は「夫婦別姓について」で、夫婦同氏を定める民法750条1項を憲法に反するものではないとした平成27年12月16日の最高裁大法廷判決(民集69巻8号2586頁)について、この多数意見及びその理由付けについて賛否にわかれてディベートしました。

 最高裁の判決が夫婦同姓について合憲の判断を出している手前、別姓を認めても良いという意見を通すのは少し難しそうに思えましたが、各班とも戸惑いながらも意見を出し合えていました。

 写真を撮りたかったのですが議論が白熱していてディベートの様子を撮り忘れたのが残念です。

2017年4月18日 (火)

演習Ⅰ(第2回)。

 sun。本日2回目のブログ更新。午前中にあった3年生のゼミ「演習Ⅰ」の第2回目です。

 先週発足したゼミなので、ゼミ生全員、そして、報告班毎の親睦もかねて、教室は体育館にしました(笑)。

 で、レビューは、N・Gさんにお願いしました。

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Photo_2 こんにちは! 大日方先生の粋な(?)計らいによって、本年度からの新企画としてゼミ生による「ブログ当番」が始まりトップバッターを務めることになりました。よろしくお願いします。

 さて、今回の演習では親睦を深めるためにバレーボールをしました! 終始笑い声が聞こえてきて親睦が深まったように感じました。

Photo_3 最も勝ち数が多かったのは我が大日方先生のいた4班さんでした。華麗にサーブを決め、とてもご満悦な大日方先生でした企画をしてくれたゼミ長や準備をしてくれた方々、ありがとうございました!

 次回は「夫婦同氏規定」についてのディベートを行います。当番はユーモアある方なので、わかりやすく面白く紹介してくれると期待しています👋

 

2017年4月11日 (火)

第1回演習Ⅰ、第1回演習Ⅱ。

 sprinklecloud

 きのう、わが社でも本年度の講義が開始され、さっそくきのう演習Ⅱ(4年生のゼミ)ときょう演習Ⅰ(3年生のゼミ)がありました。4年生のゼミは月曜の5限、3年生のゼミは火曜の2限とそれぞれ時間帯が違うのですが、初回のゼミだけは両方をゼミに出てもらって、それぞれの学年にむけて自己紹介してもらいました。

 自己紹介の内容は、名前・出身地・特技等にくわえて、自分の「名前の由来」を話してもらいました。わたし、この「名前の由来」って、結構、好きなんですよね。

 学生にはそれぞれ名前があります。この名前、当たり前ですが、適用につけているわけではないでしょう。それぞれには親御さんやご家族の「思い」が宿っている。また、先祖代々受け継いでいるような漢字があったりする。苗字とのバランスや、呼んだときに「響き」のようなものも重要・・・。そうそう、いまでも画数も重視されています。という具合に、名前、多くは漢字でも平仮名でも1~3字、単純なようで、そこにはたくさんの「思い」や「願い」といったものが含まれているのです。

 ところで、「名は体を表す」といいます。これは、名前はその人がもっている本質を表している、という意味だと思います。でも、そうですよね。生まれてから手が離れるまで、毎日、名前のようになるように願われつつ育てられてきたわけですから。それは、僅かなことかもしれないのですが、それでも、多くの人にはその名前の片鱗を見ることができるように思うのです

 ということで、わたし、自分も自己紹介するときに名前の由来をいったりしているのですが、学生に自己紹介させるときにも、自分の名前の由来をいわせて、その顔や声や雰囲気や・・・からいろいろな「思い」を見ようとしています。

 そうそう、わがゼミ生、3年生22名、4年生21名で、計43名。学年毎でも20名を超えているので、なかなか学年を超えて交流、親睦を深めることが難しいとも思われます。ただ、両学年で交流、親睦できる機会をできるだけつくって、お互いの顔と名前が一致しないなんてことがないようにしたいと思います。

2017年5月
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