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カテゴリー「演習Ⅱ」の11件の記事

2017年8月23日 (水)

演習Ⅱ(第11回)。

 夏休みになり随分とたちますが、皆様、おかわりありませんか。4年生のゼミのブログ(正直、忘れていた)が届きました。

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 ブログ更新が大変遅れて申し訳ありません。

 今回のブログを担当しますS.Kです。もう一度言いますね。S.Kです。そうです、F.Aさんではなく私S.Kが今回の担当です(笑)。

 F.Aさんの記事を期待していた方が本当に申し訳ありません。諸事情により順番が入れ替わってしまったのです。

 と言うわけで今回のゼミの内容はなんとたこ焼きパーティーでした!

Img_21761 前期最後のゼミでしたが、そういうときは大抵何かしらのパーティーが行われる大日方ゼミ、さすがパリピゼミですね^_^(照れるね

 しかし一見楽しそうたこのたこ焼きパーティーですが一つ大きな試練があるのです。それは綺麗にたこ焼きをひっくり返せるか!もしこれが出来ない場合ゼミの単位はもちろん、今までの憲法Ⅰ、憲法Ⅱの単位も取り消されてしまいます。(--;(憲法の単位まで取り消したことはない

 つまり大日方ゼミは憲法ゼミでも野球ゼミでもなく、実のところたこ焼きゼミときっても過言ではないのです(過言)。

 私のような小心者はたかがたこ焼きをひっくり返す事がめちゃめちゃプレッシャーになるわけです。うそです。めちゃめちゃ余裕でひっくり返してやりましたよ^_^これで今期の単位も安パイですよ!やったね!!(それはどうかな、野球も評価対象だからな

Img_21751 という感じでお酒も入りいい感じに皆んなノってきた所で……時間です。F.Aさんの代わりにブログ担当になった私ですが、私も事情があり途中で抜けなければならず ; ;

 最後まで入れなかったのは非常に残念でしたが、大変楽しく前期最後のゼミを終えることができました!後期からはまた気合いを入れ直してやっていきたいと思います!

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 ところどころゼミ担当者がをいれてお伝えしました。

 

2017年7月12日 (水)

演習Ⅱ(第10回)。

 ☁ 第10回の演習Ⅱ(4年生のゼミ)のレポートです。

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 今回のブログを担当させていただくS・Kです。ディズニー通というとてもうれしい紹介をしてもらえたので、ウキウキした気分で報告させてもらいます!(笑) ちなみに今年はクリスマスシーズンにディズニーに行く予定です🎵

 今回のゼミでは、発表の前に小雨の降る中、五高記念館前で卒業アルバムの集合写真を撮りました。

Photo 卒業のときが少しずつ近づいてきているのを感じて寂しく感じる気持ちもありますが、最後まで充実した学生生活になるようにたくさん学んでたくさん遊びたいと思います!

 さて、今回のテーマは「実質的平等(アファマティブアクション)とは」で、ある例題に対して設定された問題に対する班の解答を発表するものでした。その例題とは、ある国立大学法人であるA大学法科大学院では、法曹人口における女性の比率を高めるために女性を優遇する入学者選抜制度を採用・公表していて、男性受験者Bは通常の入学者選抜制度であれば合格できた成績順位だったのにその女性優遇制度により不合格になってしまった、という内容で、① Bの立場から当該入試制度の憲法上の問題点の指摘、②Bの主張に対するA大学院の反論を踏まえて班の見解を述べよ、という二つの問題が出されました。

 これに対して発表班は、①Aの入試制度は憲法14条1項上の平等原則に反し、また、Bの憲法26条1項の権利を侵害するものである、②平等に関する法令の違憲審査基準についての学説を紹介したうえで、さらにこれまでの最高裁の判断枠組を考慮て、目的に合理的根拠があることや区別と目的との間に合理的関連性があることを認め、Bに過度な不利益を与えているとはいえないとして、憲法上疑義ある制度とはいえないとしました。

 その後、「当該入試制度の合憲性を判断するうえで告知していたことは重要な要件なのか」や「学説として紹介した平等に関する法令の違憲審査基準ではなく、それよりも緩やかな判断枠組を採用したのはなぜか」という質問ができました。

 また、もしすべての法科大学院がこのような女性優遇制度を採用したらどうなるのか、あるいは、定員を180名と20名に分けたうえで女性の受験者にはどちらかの入学試験しか受けることができないとしたらどうなるかという話にまで発展しましたが、片方を優遇したことによってもう一方が不利益を被ることになったという事例よりも合憲性の判断が難しく感じました。また発表の中でアファマティブアクションに関するアメリカの判例も取り上げられていたので、他の国ではどのような判例があるのかも気になりました。

 次回の担当は飲み会が多めなこのゼミでいつも完璧に幹事を務めてくれているA・Fさん!・・・なのですが、今回で班としての発表は前期最後だったので、次回のゼミでもブログの更新はあるのかわかりませんがご期待ください!(笑)

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 いやいや、わたしのゼミは勉強だけにとどまらない壮大なゼミ。ゼミである以上、次回もゼミブログの更新はあります。

2017年6月30日 (金)

演習Ⅱ(第9回)。

 きょうも雨rainだったり、晴sunれてみたり・・・

 で、4年生のゼミのレポートがとどきました。

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 前回、わがゼミのアイドルからの私の紹介において身に余るお言葉をいただき大変恐縮しています。ごくごく普通の熊大生が今回のゼミの様子の報告をさせていただきます。

 今回のゼミのテーマは「司法試験問題に挑戦!」ということで、平成27年公法科目第一問について発表班の報告がありました。内容を大まかにいうと、Bが、あるA市環境事業に反対したことで市の募集する当該事業の対策課職員として不採用となったことにつき、① B(反対意見の表明のみ)とC(反対意見の表明+傷害事件になるほど度を越えた反対活動をした)を同列に扱って不採用としたことに対する14条違反と、② BとDら(B、Cとともに職員応募した)について、BはDらと比べて仮採用時の成績は同等もしくはその以上であったのに、Bが当該事業に反対意見を持っていることを理由としてBを不採用としたことに対する14条違反を検討するものでした。

 ゼミでは、三菱樹脂事件を参考に検討するのはどうかという学生の質問に対し、先生は、確かに事案は類似していて真っ先に浮かばなければならない。しかし、相違点(公か私か)があることを検討すること、との指摘。さらに、レジュメ引用の解説にある違憲審査基準について「審査基準は正しく使わないとだめだよね」とまるで誰かに訴えかけるかのような指摘があり、盛り上がる場面もありました。

 湿度高いジメジメとした気候が続いておりますが、前期のゼミも残すところ後3回。気を引き締めて頑張りましょう!さて、次回の演習Ⅱ。大日方ゼミは~

 一.予備試験問題に挑戦!

 二.ゼミ集合写真撮影会?

 三.次回の報告者はディズニー通のS・Kさん

 の三本でお送りいたします。

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 来週もまた見てくださいね~

 ジャンケンポン scissors

 

2017年6月14日 (水)

演習Ⅰ(第8回)、演習Ⅱ(第8回)。

 sun 梅雨、どこいった?

 きのうは、3年生と4年生のゼミ生の親睦をかねて、ゼミで野球baseballしました。ということで、そのレポートです。3年生のゼミ生がレポートしてくれています。

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Img_0009 こんにちは! 今回ブログを担当させて頂くH.Yです!

 今日はいつもの教室を飛び出し3、4年生合同の野球大会をしましたo(*^▽^*)o

 結果は、大日方先生率いるBチームが7-5で勝利することができました!

Img_0012 前半からBチームがリードしていましたが、後半はAチームが2点差まで追いつき、接戦となりました! が、Bチームが最後まで逃げ切り勝つことができました!

 また、テレビタミンの方が私たちのゼミメンバーであるミスユニバース熊本代表の野口真未さんを取材しに来ていました!

Img_0008 女子メンバーはあまり活躍出来なかったので、次回は少しでも戦力になれるよう頑張りたいです!!

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 Bチームはエースが降板したあと、中継ぎ陣が乱れて5失点なのですが、なんとか逃げ切ったようですね。女子は活躍できなかったとあるけど、なんのなんの。逸材が何人かいました。

 梅雨なので雨も心配していたのですが、陽ざしのない絶好の野球日和cloudでした。




2017年6月 7日 (水)

演習Ⅱ(第7回)。

 きのう、梅雨入り。で、きょうはrain

 5日(月)の4年生のゼミ、第7回演習Ⅱのレポートです。

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 今回ブログを担当させていただきますS・Sです。

 自分はツイッターやフェイスブックなどをしていないので、インターネット上に文章を上げる機会がなかなか無く緊張しています。

 このくらいのことで緊張する私に大日方ゼミのアイドルは務まらないですね(笑)。

 さて今回のテーマは「地方自治 ー 住民投票条例について」でした。

 H20年の国税専門官試験の問題を参考に、地方自治の本旨や、条例制定権の範囲、住民投票制度制定の憲法上の問題点などを見ていきました。

 まず、地方自治の本旨について、地方自治の本旨とは住民自治と団体自治を意味すると考えられている。住民自治とは地域的統治についてそれが地域住民の意思と責任の下で実施されることで、団体自治とは、地域的な統治が国から独立した地方公共団体によって、その意思と責任のもとで実行されることである。

 次に、地方公共団体には条例制定権が認められているが、(1)性質上の限界、(2)法律留保事項との関係、(3)法令と条例の競合所管事項等でその限界が存在する。

 そして、最後に条例制定権の憲法上の論点について、拘束型住民投票制度を作ること自体は、憲法では国政レベルでは間接民主制を原則としているけれども、地方レベルにおいては地方自治の本旨を尊重すべく直接民主制を例外として採用していることから違憲とまでは言えず、法律で制度が整えられれば認められる余地はある。現在の住民投票条例は法律上の制度ではないことから、法的拘束力を持たず、住民世論の傾向を把握する手段としての面があるに止まる。

 以上のような発表をしてくれました。

 そして、その後の質問としては、

 「拘束型住民投票は地方自治法147条の文言に反するのではないか。もし反するとしたら地方自治法147条を改正し、直接民主制を導入することになるが、地方自治に直接民主制を導入することは憲法に反しないか」

 「憲法94条は『法律の範囲内』において条例を制定できるとし、地方自治法14条1項では『法令に違反しない限り』とその文言が異なる違いは何か」

 「条例制定権の限界と法律留保事項との関係において、発表班は通説的見解をとり、その根拠を地方議会が民主的基盤を有していることに求めているが、94条を一定の所管事項があるとはいえその範囲内においては自主立法権限を地方公共団体に付与したものと解することで、国会が41条で国民の財産権を制限できるのと同様に地方議会も94条により財産権を制限できると解するほうが妥当ではないか」

 といったものがありました。

 今回の発表は地方自治法に関するものが多く、自分の勉強不足を感じるものでした。また試験等の対策で勉強していると通説、判例をそのまま受け止めてしまいがちですが、それが本当に妥当かどうか一度立ち止まって考えることも大事だなと思いました。

 さて、次回のブログ担当はT・Hくんです。スポーツ万能、頭脳明晰、かっこよくて、話も上手い。彼の長所は考えると考えるだけ出てくる気がします(笑)。そんな彼はどんなブログを書いてくれるのでしょうか。次回が楽しみです。

 

2017年5月27日 (土)

演習Ⅱ(第6回)。

 きょうもsun。今週の月曜日(22日)の4年生のゼミの様子です。レポーターはK.Hさんです。

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前回のブログの紹介文、完全に煽られていますね、、もはや合っているのはサークル名だけ(笑)私は洋楽のラップを歌うのですが、性格とのギャップからか笑われがちです。かっこいい!といつか皆に言わせたいです(笑)

今回のテーマに入る前に、大日方先生のお誕生日をお祝いしました! 

おめでとうございます!!!ポロシャツをプレゼントしました。喜んで頂けて嬉しいです。

先生今後ともご教授よろしくお願いします!

さて、今回のテーマは「安保法案、違憲訴訟を提起するとしたら?」でした。

安保法案とは、国際平和支援法案と自衛隊法改正案など10の法律の改正案を一つにまとめた平和安全法制整備案からなり、集団的自衛権、自衛隊の活動範囲の拡大などが盛り込まれています。

違憲訴訟の方法としては差し止め訴訟、無効等確認訴訟、国家賠償訴訟の3つがあり、発表班の見解は次の通りでした。差し止め訴訟に関して、平和的生存権は抽象的・不明確であるために、当事者の具体的な権利義務ないし法律関係の存否に関する紛争であると言えず、付随的審査制を採用しているわが国では審査の対象とならないため認められません。国家賠償訴訟に関しては、安保法案の成立によって直ちに国民に損害が生じているとは言えないため、認められません。自衛隊の隊員による安全保障関連法の憲法違反を根拠にした命令拒否に対する懲戒処分の取り消し訴訟に関しては、安全保障関連法という極めて高度な政治的な性質を有しており、この是非は専ら民主的基盤を有する政治部門において判断されるべきという統治行為論により違憲審査の対象になりませんが、仮に司法権の限界にないとすると、憲法解釈上違憲と解される集団的自衛権を理由になされた懲戒処分は隊員の上司の裁量権を逸脱したものであると考えられるため、取り消し訴訟が認められるとしています。全体では国際平和支援法案によって集団的自衛権を行使をした場合に、自衛隊員が亡くなり、その遺族が憲法9条2項の交戦権否認違反を理由に国家賠償訴訟を提起したときに違憲を争えるのでは、という意見もありました。

安保法案に関して有識者の中でも意見が対立していますが、我が国の安全保障と考える上で大切なのは国民の生命と平和な暮らしを守る最適な方法を見つけることです。そのためにも、一人ひとりが集団的自衛権のメリットデメリットは何か、個別的自衛権に依拠する安全保障の問題について考えていかなけばなりません。以上です。

次回のテーマは「地方自治-住民投票条例について」です。

ブログ担当は我が大日方ゼミのスーパーアイドル、S・S君です。乞うご期待ください!

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2017年5月16日 (火)

演習Ⅱ(第5回)。

 cloud とつぜん、なんだか肌寒い日になりました。

 きのうの4年生のゼミ・演習Ⅱのレポートがとどきました。

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 こんにちは!!前回のブログで紹介されました kjkj です。紹介の通り、ゼミ飲みの際にお酒が弱いため、1次会のあとに酔っぱらって熊本城近くの川でいつの間にか寝てしまったという忌まわしい記憶があります。さらにゼミ生でもなく綺麗なお姉さんでもなく(笑)なんと知らないおじさんに助けられました。しかもみんな私をほっといて二次会で楽しんでいたみたいですね。(友だちがいない 悲)

 許さぬ!!!!!!!

 理想と違い人生は甘くないようですね!!お酒の飲みすぎには注意しましょう。ということで今日はこの辺りにしておきます。ありがとうございました。

 という冗談は置いといて本日のゼミのテーマは「緊急事態条項とは何か」です。本日からはグループ発表ということで報告班が発表をし、内容についての質問をされ、それに答えていくという形式で行われます。ちなみに私は報告班です。気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

 緊急事態条項とは大規模災害や他国から攻撃を受けた際などの緊急時に対応するため政府や国会に強い権限を与える法的な規定のことです。我が国ではいまだに憲法で定められていませんが、自民党の日本国憲法改正草案には盛り込まれています。これによると首相が緊急事態を宣言すれば内閣が法律と同じ効力を持つ政令を定めたり、首相が地方自治体の首長に必要な指示をすることができます。諸外国でも個別の法律で国家が緊急事態のときに対応するための規定が定められているところもあります。

 緊急事態条項は東日本大震災を経て改正憲法草案に盛り込まれ、2016年4月14日の熊本地震で再び注目されることとなりました。しかし規定の曖昧さがあり、どの程度の災害に適用されるかが明確ではありません。さらに警察法や災害救助法などにも緊急時の対応が定められており、緊急事態条項が本当に必要なのかを考えていかなければなりません。

 これに賛成の立場からは東日本大震災の後に緊急事態条項を定めていれば最初から国が前面に出て対処することができることや国と地方自治体での考えや対策の差を無くすためにも国が都道府県に指示する方が一元化されすばやい対応をすることができるという主張がされています。

 また否定の立場からは現行の日本国憲法の下ですでに高度に整備された法制度が存在していること、東日本大震災において迅速に対応することができなかった理由としては法制度があるにもかかわらず平時から災害に備えた事前の準備がされていないためであるなどの主張がなされています。私もこの意見に賛成です。熊本地震のときでさえ現行の法制度があまり使われなかったことや災害などに対応するのは地方であり、現場を知らない国側からの指示が本当に正しいものなのかについても疑問があります。

 このような報告を行った後の質問タイムではこの緊急事態条項をつくったときのデメリットや改正草案の第99条3項の例示条文などの質問が挙がり、そもそも判例がないことやいまだつくられていないため答えることが難しいと感じました。

 また先生からはそもそもこの緊急事態条項は常設の内閣が存在していることを前提としており、内閣がもし無くなってしまうといった緊急事態にはだれがどのようにして対応するのかといったことが全く記されていないという点について指摘がありました。確かに私も内閣が絶対になくなるわけないという前提で考えていましたが、見事に打ち砕かれました(立ち直れない)。またこれからの日本は想定を超える大地震やシンゴジラのような非現実的な生き物の登場(笑)、他国からの攻撃など様々なことが起きてもおかしくない状況下であり、緊急事態条項の必要性を考えていかなければなりません。以上です。

 次回のゼミのテーマは「安保法案、違憲訴訟を提起するとしたら?」です。議論の白熱を期待しておきます。

 ブログ担当はゼミのヒゴペラで1番の美人さんであるK・Hさんです。(あれ、、他にもヒゴペラいたっけなぁ、、、、 まあいいや)彼女はあの全米も泣いた超高速英語のラップを軽々と歌える才能の持ち主だそうです。どのくらい速いのだろうか、聞いたところによると1秒間に地球を7周半してしまう光の速さにも負けないくらいの速さらしいです。乞うご期待。

Image1

2017年5月14日 (日)

演習Ⅱ(第4回)。

 sun。今週末、わが社では、新入生・阿蘇合宿が実施されました。この合宿、昨年は熊本地震の影響で中止されただけに、無事に開催できて、まずはよかったと思います。

 そんな中、4年生のゼミ・演習Ⅱのレポートがとどきました。担当は、M・Nさんです。

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 前回のブログで、わたしの紹介に、「ウイスキーを水のこごく飲む」とありましたが...全くの誤解です!

 ウィスキーは基本ソーダ割です。

 ものによっては水割り、ストレートで飲むのは、バーで他のお客さんに付き合って飲むときくらいですから!

 基本的にマスターに任せています...

 いやいや、そんなことはどうでもいいので、本題に入ります(笑)

 今回は、ディベートの3回目。お題は「少年法61条、是か非か」でした。

 少年法61条は、「家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のときに犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。」と規定しています。

 肯定側は、プライバシーの保護、少年の将来の更生・社会復帰がしやすくなること、被疑者が冤罪であった場合に本規定により被疑者の名誉が守られることなどを主張していました。

 一方否定側は、表現の自由・報道の自由が制限されてしまうこと、公共の利害に関する事実、社会的関心の高い事実につき国民に知る権利があること、などを主張していたかと思います。

 授業の最後に先生からは、知る権利と公権力監視の観点からいくと少年・成年問わず匿名性は必要性が薄れ、社会的が制裁機能を考えるならば匿名性が必要になってくるかもしれない。現在も報道機関は、実名報道を自粛しているところがあって、たとえ61条がなくなっても、きっとその姿勢は変わらないだろうから、どの程度の報道をするか報道機関自身が決める、それこそ報道の自由だよねなどのお話しをいただきました。

 ディベートは自分の立場の主張をいかに説得力をもって貫けるかで、準備の段階から、相手ならどういう主張をして、どんな尋問をしてくるだろうから、それにはこう返して...など、ある程度作戦をたてて臨むので、少しゲーム感覚もあり、頭の体操にもなるので、ここ3回のゼミはとても楽しかったなと思います。

 次回からはいよいよ発表班による報告です。テーマは「緊急事態条項とはなにか」。

 ディベートの時のように、ゼミ生みんなの積極的な質問や議論の展開を期待します!

 ブログ担当は、酔っ払っていつの間にか熊本城の前で寝ていたことがあるというM・Kくん。

 とびきり面白い記事を書いてくれる...はず...

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 新年度になり、4年生のゼミもウォーミング・アプがおわりました。次回からは、3年生のゼミで得た基本的知識を基に、少し、応用問題・話題性のある問題を検討していきます。

 

2017年4月25日 (火)

演習Ⅱ(第3回)。

 sun

 きのうの4年生のゼミ(演習Ⅱ)のレポートが届きました。当番はK・Iくんです。

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Photo 今回の演習では、「抽象的違憲審査制を導入するか、否か」というテーマでディベートを行いました。

 抽象的違憲審査制を肯定する側は、「現在の付随的審査制の下では、具体的な事件が発生しない限り違憲の疑いのある法律を改正することができず、手遅れのリスクが発生するのではないか」、「客観訴訟が許されていて、抽象的審査が許されないのはなぜか」といった主張をしました。

 それに対して、否定側は、「そもそも裁判所の役割は、具体的事件に直接の利害関係を持つ当事者の主張を踏まえてどちらが正しいかを判断するものであり、この基本姿勢を離れると司法や行政の均衡を失うこととなってしまう」、「客観訴訟においての違憲審査は、特定の者の具体的な法律関係を擬制しうる紛争において、法律命令等の合憲性を判断することに当たるので、法律の根拠があれば憲法上例外的に許される違憲審査といえるから、抽象的違憲審査とは異なる」、さらに、「近時、最高裁は違憲判決に対してある程度積極的な姿勢を見せているため、抽象的審査制の導入の必要はない」といった反論を行い、活発な議論がなされていたように思います。

 私が所属する班は否定側に立ち、私個人としても抽象的審査制の導入には否定的な立場でした。たとえ、抽象的審査制を導入するとしても、要件が緩いと政治や行政が司法へ介入するおそれがあり、要件を厳格なものとすると、抽象的審査制の効果が薄くなるのではないかと考えたからです。よって、導入の必要は無いとしました。

 今回のディベートを良いきっかけにして、このテーマに対して興味を持って今後勉強していきたいと思います!

 次回のブログは、ウィスキーを水のごとく飲むことで有名な我がゼミ長の担当です! 笑いあり、涙あり、全米が泣くほどの超大作を期待しましょう!!

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 はやくも次回の担当者に「バトンをわたす」という慣例ができ上った感がありますが、同時に、ハードルも高めているような、、、

 今回のゼミテーマは、新井誠先生編の『ディベート憲法』(信山社、2014年)を参考にさせてもらいました。

2017年4月18日 (火)

演習Ⅱ(第2回)

 sun 本年度から、ブログ新企画として、わたしが担当している「大講義」とゼミの様子を講義終了と当時にレビューする企画をはじめました。

 そのうち、ゼミについては、ゼミ生がリレーしてレビューしてもらうことにしています。で、そのトップバッターは4年生のS・Iくん。きのう(4月17日)の演習Ⅱについてレビューしてもらいました。

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3488_2 今年度から「ブログ当番」を、誕生日の逆順で担当することになり(何らかの陰謀を感じるのですが)先陣を切らせていただきます。

 今回の演習では、「積極的安楽死を認めるべきか」というテーマについてディベートを行いました。私の班は否定派の立場で検討しました。主な争点としては、「致死量の薬を投入する行為は殺人に当たるのではないか」「自己決定権を尊重すべき」といったことが挙げられ、それぞれの班の立場でしっかりと議論がなされたと思います。

 しかし私自身としては、自分たちの意見や立場を相手に端的に伝えることができなかったと反省しています。今後数回のディベートが予定されているので、そこで挽回できるよう準備をして臨みたいと思います。

 なお、今回の演習に遅刻をし、10分以上皆を待たせた筋肉自慢の彼は、今後どのような形で反省の色を見せてくれるのか非常に楽しみにしています。

 さて、次回のブログ当番は、最近ゼミ内でいじられキャラが定着しつつあるあの人です!乞うご期待!

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 本日のディベートのテーマは、高橋昌一郎『哲学ディベート』(NHKブックス、2007年)を参考にしました。

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